ときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜


タイトル メーカー ジャンル 定価 私の評価(最大5つ)
ときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜 コナミ 恋愛シミュレーション 9,800円(限定版)
6,980円(通常版)
☆☆☆☆

プロローグ
小高い丘に建つ、私立もえぎの高校…。
丘のふもとに、普段の通学路とは別に、今ではもう使われなくなった一本の旧道があります。
旧道の入り口にひっそりと建つのが、男社(おのこやしろ)と呼ばれる古いお社。
それは、学校裏に建つ女社(おみなやしろ)と対になるように建てられたと言われています。
そして、二つのお社を結ぶ旧道の途中に、素敵な言い伝えのある坂があります。
「運命のその日、桜の舞い散る中で愛を誓い合った二人は永遠に結ばれる…。」
これが、もえぎの高校に伝わる坂の伝説です。
ファーストインプレッション
限定版DVD-ROMパッケージトゥーンレンダリングのキャラ、最初は確かに違和感あります
なんかテカテカしていると言うか、背景から浮いていると言うか……。
PS2からのRGB出力をアップスキャンコンバータ経由でPC用モニタに映し出しているうちの環境だけかもしれませんけどね。
普通にSとかコンポジットで出力していれば案外しっくりくるのかもしれません。
RGB出力ってのはエッジが際立つ傾向がありますし。
Photoshopでアンシャープマスクフィルタを強くかけ過ぎたような感じと言えば分かる人は分かってくれるかな。

だけど、ゲーム内の時間で3ヶ月経つ頃。
実時間で1時間ちょっとってとこかな、このくらいになると全然気にならなくなります。
背景から浮いて見えることも「ポートレートっぽくていいじゃん。対象にピントを持ってきて周りをボカスのは基本だよ」なんてことを考える始末。
何よりも動きが自然でなかなか萌えるものがあります。(ぉぃ)
このあたりは基がポリゴンであることの利点でしょうねぇ。
ポリゴンバリバリの状態で同じことされてもたいして驚かないけど、どう見てもアニメ絵のキャラが人間っぽい動きを自然に(ここ、重要)しているのは必見です。
ある程度仲良くなってくるとデートの後に一緒に帰ることが出来るようになるんですが、その時に目を逸らして俯き加減に「一緒に帰ってくれるかなぁ」なんて言われるんですよぉ。
「はいはい、もう、どこまでもお供しますよ」ってなもんです。(^^)

前作までは、仲のよい男友達に聞くと女の子の電話番号なんかがすぐに分かったんですが、今回は違います。
こちらから聞かない限り絶対に教えてくれないっぽいです。しかも、本人以外からは聞けないらしい。
聞けば比較的すぐに教えてくれる子もいれば、「なんであんたなんかに」と冷たい態度を取る子もいます。
何度かデートに誘ったり一緒に下校したりすれば教えてもらえるのですが、結構もどかしいシステムかも。(^^)
カムバック、好雄〜。(^^)

トゥーンレンダリングのキャラと並ぶもう一つの特徴。
エモーショナルボイスシステム(EVS)は前作よりも格段によくなりました
これは、一言で言えば苗字や名前、あだ名を自由に喋らせることができる機能です。
(前作では一部の卑猥な言葉は受け付けてもらえなかったのですが、恐らく今作もダメでしょう)
俺は本名でプレイしているのですが、名前を呼ばれるとゲームだと分かっていてもついついにやけてしまいます。(^^;)
それくらい、いい感じに呼んでくれます。

ただ、「あだ名発声用のエンジン」と「一般的な名前発声用のエンジン」が違うのか、あだ名はかなり違和感あり。
「あんたは外人かいっ!!」って感じに聞こえちゃいます。
「ま〜」ってあだ名にしたとしたら、「むわぁ」って感じに聞こえると言えばいいかな。
「まさ」だったら「ますぅわ」って感じ。
これはマイナスポイント。要改善、ですね。

前作ではただ一人にしかEVSを適用できなかったのですが、今作は全員(多分男性キャラは無理かな)に適用できます。
もっとも、EVS用のデータ容量は前作の10倍以上になってますけどね。
8MBのメモリカードを持つ、PS2だからできる技です。


今、メインのヒロインであろうキャラを狙ってゲームを進めています。
2年目の夏休みに入ろうかというところ。
いい感じに仲良くなってきてこれからどう進展していくのか、楽しみなところです。
今回のレビューは以上です。(^^)
次回、1stプレイ終了後のレビューをお楽しみに〜。

限定版の大きなパッケージこれは限定版専用のパッケージ。
この中にDVD-ROMのパッケージや限定版特典の設定資料集やボトルキャップが入っています。
大きさ比較のために上にDVD-ROMのパッケージを載せてみました。
セカンドインプレッション
1stプレイが終わりました。

当初の目標は牧原優紀子
クラブ活動は野球部
適当に勉強をこなしながら、野球に精を出す日々。
もちろん、女の子とのデートも欠かしません。(^^)
何度か試験でトップを取りつつ、野球部は甲子園に出場。
残念ながら二回戦で敗退……。

運命のその日、約束の場所に来てくれたのは牧原優紀子でした。
進路は、一流大学を受験するも、落ちてしまってフリーターとなりました。(^^;)
ちなみに、彼女の進路は一流大学
終盤、デートしたり趣味に打ち込んだりしたのがいけなかったなぁ。もうちょっと真面目に勉強をやっとけばよかったと後悔しても後の祭り。(^^;)

いやぁ、久し振りにときめかせてもらいました。(^^)
初代ときメモをやった時に感じたそれに近いものを感じられました。
ときメモ2ではな〜んかときめかなかったから、今作もあんまり期待はしていなかったんだけど。
「トゥーンレンダリング」や「EVS」がウリってだけのソフトか、とも思ってただけに、これは嬉しい誤算。

女の子との仲が進展してくると、「二人の距離は縮まっている」という演出なのか、キャラが大きく表示されるようになるのがいい感じ。
「苦しゅうない、近う寄れ」ってなもんです。(^^)
頬を赤く染めて、照れながら「一緒に帰ろう」なんて言われたら、それがゲームだと分かっていても萌え萌えです。(^^)
キャラの自然な動きがその思いに拍車をかけます。

女の子の情報が入手しにくくなったとか、電話番号を聞き出さなければまともにデートに誘えないとか、少々気になるところもあります。
現実と照らし合わせればそっちの方が自然ですから、これは賛否両論だとは思いますが、俺は反対派、ですねぇ。
女の子に電話した時、留守番電話になっていることがあるんですが、それでも一日使われるのには納得できません。
話してないのになぁ、そりゃないよ、って思っちゃいます。

エンディングを迎えたおまけとして、「ときめきグラフ」(女の子のときめき具合の推移が分かる)や「モノローグ」(女の子の側から見た物語)、声優さんのフリートークなどが見られます。
中でも「モノローグ」は面白いです。徐々に主人公のことが気になり始める様子がよく分かります。(^^)

純粋に楽しみたいから、ってことで雑誌やインターネットからの情報は一切遮断してのプレイでしたが、無事に牧原優紀子とエンディングを迎えられました。
彼女に関して言えば、難易度は低めですね。
次は、声が結構お気に入りの「相沢ちとせ」を目標に頑張ってみたいと思います。

説明書には特に記載はないようですが、USBマウスに対応しています。
試しにMicrosoftのIntelliMouse Explorerを繋いだのですが問題なく動作しました。

オープニングテーマ、エンディングテーマ、バッドエンドテーマ、全てZARDであることがスタッフロールから判明しました。
オープニングテーマはオリジナル曲だと思うんだけど、エンディングテーマは「時間の翼」(ときのつばさ)というアルバムに収録されていますね。
heroという曲ですが、なかなかいい曲です。