発酵期間:一週間
ビン詰め:1998.10.04
感想:キットの説明書どおりに作ってみる。発酵期間中エアロックから気泡が出ない。だいじょうぶであろうか?。腐ってはいないようなのでとりあえず比重を調べビン詰めする。お味のほうは?これが手作りビールの味だろうか?市販ビールとは違う味わいである。味が少し薄いような気がする。ビールの象徴であるアワがあまりでない。ビールの味はするので初回としては良しというところか...。
発酵期間:一週間
ビン詰め:1998.10.18
感想:一回目よりは仕込みも手際よくできた。水の分量を少な目にしてみる。やはり発酵開始2日経ってもエアロックから気泡が出ない。原因調査にのりだす。原因は発酵容器のふたの締め具合であった。出せる力で思い切り締め込み解決。(容器がラフに作られているようで、ふたを締めたつもりでも内側にあるパッキンが役目を果たしてくれないようなのである。)アワを出すため参考資料を元にプライミングシュガーの分量を多めにしてみる。前回とちがってまともに仕上がった。(上の写真はビン詰め後一ヶ月経過したもの)
発酵期間:10日間
ビン詰め:1998.11.11
感想:今回より容器のふたを改造した。モルト缶を二缶(1.8kg缶+550g缶)使用してみた。ワートを作る工程でホップペレットを使ってみた。11月に入ると気温が低くなったせいか発酵期間が10日間かかった。熟成期間を多くとるため、試飲用にスタイニーボトルを10本程度使用しそれ以外は飲みたいのを我慢した。2ヶ月熟成した今回のビールは香もよく満足できた。1本だけ飲まずに隠しておいた。今年のG.W.に妻と飲んでみた。やはり熟成の威力はスゴイ。味に深みが出ていた。
仕込み:1999.05.29
ビン詰め:1999.06.08
感想:前回仕込みをしたBITTERに似た風味でさっぱりとした味。プライミングシュガーに白砂糖を使用しているせいか、泡保ちがよくないのが残念。次回より改善したい。
仕込み:1999.06.12
ビン詰め:1999.06.16
感想:このところ気温が高めだった為か、激しい勢いで発酵していました。たった4日間という短い期間で一次発酵が終了した様子です。慌ててビンを用意しビン詰めをしました。
前回と同じ銘柄のものを仕込んだはずなのに、一次発酵期間が短かったためか、はじめは味に深みがなかったのですが、2ヶ月ほど経ってから飲んでみたら結構おいしかった。
仕込み:1999.10.03(初期比重1.038)
ビン詰め:1999.10.10(最終比重1.012)
今回より、ビアクラブショップから購入した材料で作ってみました。アロマホップにザーツを使い、プライミングにドライモルトを使ってみることにしました。
モルト缶
パウチパック
アロマホップ
ドライイースト
感想:プライミングにドライモルトを使用したので、泡保ちが向上した。香りもまあまあなのだが、甘みが少し残る感じがするのは発酵が足りなかったか?
(ビアクラブショップから購入)
今回はちょっと高価ですが本格的なキットを使っての醸造にチャレンジしました。
キットの構成内容
クラッシュした麦芽
USライトドライモルト
グレンブルー缶
イースト
ビタリングホップ
アロマホップ
石膏
アイリッシュモス
ブドウ糖(プライミングシュガー)
このほか、ビン詰めの時に使用する王冠や麦芽を煮出すときに使うモスリン袋までついている。
仕込み:1999.10.11(初期比重1.038)
ビン詰め:1999.10.20(最終比重1.012)
感想:材料や工程が多いので手間がかかった。クリスタルモルトを煮出すとき、時間と温度に気を配りながら行ったので大変だった。今回ちょっとしたアクシデントが起きた。36時間以上経っても発酵が開始しない状況が発生した。購入元に問い合わせした結果、イーストが不良だったようで、たまたま手元にあったイーストで再び試して事なきを得た。イーストはスターターを作ってからおこなった方が良いことを身につまされた。
二次発酵後、10日目に腐っていないかちょっと不安だったが試飲してみた。
今までにない出来であった。まるで直営店で飲むできたての地ビールのように上品な香りとテイストに満足した。(自画自賛)色も赤っぽく高級感がある。
今回で今年の仕込みは終わりとなるので、小麦を原料としたビールにチャレンジした。
アイアンマスター・ウィート
BRIESS ババリアン・ウィート1.5kg
ビターホップとアロマホップにはノーザンブルワーとケントゴールディングを使用した。
仕込み:1999.10.31(初期比重1.038)
ビン詰め:1999.11.28(最終比重1.012)
感想:前回のキットで余ったアイシッシュモスや石膏(水を硬水に変える水処理剤)も使用した。
今回も、モルト缶に添付されていたイーストは発酵しなかった。前回の教訓から予備のイーストを2倍使用し、スターターを作ってから発酵容器に移した。前回、購入元に問い合わせした時、エアレーション(エアポンプで酸素を強制的に送る)を実施したので、2時間経過から激しい発酵が始まった。
今回は、適正温度を保っていたのにも関わらず、一次発酵に一ヶ月近くもかかった。まったく毎回条件が変化し、驚かされる。
二次発酵が完了し2週間経ったところで、試飲してみた。
味は問題なかった。ビターホップとアロマホップの利いたコクのあるビールに仕上がった。
一次発酵には、条件によりマニュアルに書いていない状況も起こりうることを知る。やはりビール作りの奥はまだ深い。しかし、このところ作る事ばかりで3ケースも貯まっている。今年はここまでとしよう。
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