「ダイビングの事故・法的責任と問題」サポートページ


02-11-30:1999年の事故者数ですが、私のカウントミスで、正確には63人ではなく64人でした。よって、これにかかわる各種数字は変わります。申し訳ございませんした。ただし、この増加した1人は死亡・行方不明者でも、重度後遺障害をもつものではなく、無事助かっていますので、重要部分の数字は変更ありません。

02-7-27: 拙著「ダイビングの事故・法的責任と問題」(杏林書院)の154ページにあるダイビングコンピューターの部分ですが、潜水医学の専門家の方から指摘がありましたので、それをご紹介します。なお、私の不勉強で、もしこの部分で誤解を与えることがありましたらここにお詫びします。

「減圧コンピュータの箇所で、RGBMを気泡低速減少モデルとされていますが、これは間違いです。RGBM(reduced gradient bubble model)はいくつかある減圧モデルの内、気泡を指標としたモデルで、しかもその内の一つのモデルです。ここでreduced gradientとあるのは、マルチレベル潜水ないし繰り返し潜水において次の潜水によって減圧症に罹患するのに要する圧較差を減少させた、という意味です。圧較差がgradientです。」