「消費者が求める安全潜水ビジネスレベル」宣言者募集のお知らせ


優良ショップ宣言定義案とご賛同の提案

以下は、「消費者が求める安全潜水ビジネスレベル」に賛同し、消費者にとっての優良ショップとなることを目指す方々、及びそのような理想を既に一定のレベルで達成していると宣言する方々を募集する提案です。

ぜひ、多数のご賛同と宣言をいただきたく、募集いたします。  

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 提案:「消費者が求める安全潜水ビジネスレベル」

来年春発刊予定の、ダイバーの安全を願う実用書に、「安全ダイビングと消費者保護を重視し、また優良ショップ推奨基準を達成していると、良心に基づいて宣言したショップと、個人としてのインストラクター」及び、「現在は未達だが、この定義に賛同し、レベル1に向けて努力中を宣言するショップと個人としてのインストラクター」の紹介の項を設け、宣言者の掲載を無料にて行います。
 内容は、ショップ名とチーフインストラクター名、あるいは個人のインストラクター名、ショップなどの所在地と連絡先、HPのURL、短い一言コメントがあれば・・・20字以内。

 またこれらの宣言者はこのHPでも掲載を行う予定となっています。

 この宣言者の紹介欄に、別途、ショップのロゴやスタッフの写真、またはショップの写真(1ワクのサイズは縦1cm、横1〜2cm程度を予定)の掲載の希望があれば、別途有償で対応します。お問い合わせはメールでお願いします。なお、毎日大量のジャンクメールが来ることから、それらとの混同を避けるために、メールタイトルを、

「■安全レベル宣言■申し込み」 あるいは、「■安全レベル宣言■問い合わせ」

としてください。
 メール送り先 nakadam@hi-ho.ne.jp


 安全潜水ビジネスレベル宣言ガイド

▼宣言者1(ショップの最高経営責任者・・・いわゆるオーナー。またショップ所属で宣言を認められたチーフインストラクター) 

▼宣言者2(フリーのインストラクター)

 

◎レベル1宣言

・レベル1追求者:レベル1ガイドに賛同して「レベル1を目指している。」と宣言した者。

・レベル1宣言者:レベル1ガイドに賛同して「レベル1を達成している。」と宣言した者。

・レベル2宣言者:「レベル2を達成している。」と宣言した者。
※レベル2追求者のレベルは用意しません。

  ・レベル3 今回はレベル3は掲載いたしません。


■優良ショップの指標となる可能性の「安全潜水ビジネスレベル宣言ガイド」の概念と仕組みなどの説明

 

「宣言」は、自由な意思の下に行うことができるし、撤回することもできる。ただし宣言者は、自らの宣言にともなう実行責任が生じることを自覚すること。

 

■優良ショップ・インストラクターの定義提案

※インストラクター個人の場合は、チーフインストラクターの推奨基準とする。なお個人が宣言する場合、プロとしての経験年数が、実働期間で2年以上とし、アルバイトやパートタイマーとしてインストラクターを行っている者は除く。

 ○安全潜水ビジネスレベル1推奨基準(必須条件)・・・レベル1宣言基準

スタッフ品質と講習品質。ファンダイビング時のガイドレベルも同等

*チーフインストラクターの経験本数は、プロないしはプロレベルの活動実績で3000本以上。または経験年数は同じ基準で10年以上(2000本は最低基準)。現地で講習生を引率するチーフインストラクターをサポート(チーフイントラは必ず同行)するサブスタッフの経験は、プロないしはプロレベルの活動実績で500本以上。

 *透明度が10m以内の状況で、チーフインストラクターと講習生の人数費が1:2以内。
   透明度が20m以内の状況で人数比が1:3以内(ただしサブスタッフの同行は必須)でオープンウォーター海洋実習を実施している。
  (講習時は、見失いや、トラブル対応時に確実に対応できるよう、マンツーマンで行うことを基本とする。)
 

*エアー切れのときの、バディとの空気共有による浮上と緊急浮力浮上、ウエイトベルトのリリースなどの緊急スキルトレーニングを、講習生が合格レベルになるまで実習中に繰り返し実行できる内容でスクールを実施している。なおマスククリアの習得は必須。

*ブリーフィングは形式レベルではなく、その時々に行われるダイビングの予見される危険について、致死性の高い部分を、特に警告をもって指摘し、参加者各自に徹底させている。  

*講習テキストは回収しない。また「指導団体」から自宅学習とされている学科講習でも、必ず対面式での学科講習を行って講習生の習熟度を測り、講習品質を維持している。

*潜水技量やダイバーとしての資質(注意を聞かない。最低限のルールも守らない。バディシステムの厳守を行わない。ダイビング中に危険を招く要因となるほどの過度な感情の起伏がある。アルコールや薬物を摂取しているか依存している。その他、安全優先のための適切な判断の下。)から、他の一般客に危険な影響を与えると判断された客を、他の一般客と同じパーティに参加させない。ただし、別途に行う個別指導は自由。

 *ブランクダイバーや、初めての客が参加するときには、チェックダイブを行ってその技量レベルを判定している。(チェックダイブは減圧症になる確率が低い、水深数m程度で行うことが望ましい。ダイビングプールでも可。)


潜水計画と情報開示レベル

*一般ダイバーに対して、予備計画(トラブルや海況変化を予見したバックアップ計画)を含めた潜水計画の十分な事前説明と周知がなされ、毎回その説明資料と周知されたことを証明する記録が残されている(保存期間は3〜5 ※年)。(登山を行う者は、通常、都度登山計画書を書いているので、それに比べて過重な負担ではない。)
 
※事故などの時、訴訟提起期限までは保存しておく義務があると考えられる。保存年限はこれを踏まえて別途検討する。)

*予見される事故に関する情報と、その場合に事故者が負うリスク、またそのような場合に、インストラクターやガイド、及びパーティやバディのとるべき対処法の情報開示を遅滞なく行える。  

*ダイビングの安全鉄則を守っている。・・・例: 1本目をより深く、それ以降を順番に浅くという鉄則。パーティの誰かにトラブルがあって浮上する場合には、全員が直ちにダイビングを中止してボートやビーチに戻るという鉄則。またヨーヨー潜水を行わない。  

*参加者の医学的潜水適性が分かるまで、いわゆるガンガン潜水をさせない。

保険

*対人賠償保険に入っており、その内容を、客のダイバーたちにいつでも開示できる。

法律遵守

*国内では、ショップはスタッフに潜水士資格の保有と、健康診断の定期実施と記録の保管を実行。海外では、違法就労となるスタッフ活動をさせないこと。

ダイビング形態

*体験・講習・ファンダイブを混載し、同一のスタッフによって同時に行うことはしない。

器材販売

*ショップでは、器材をフルレンタルのままCカードを取得する講習生の比率が少なく、安全性とスキルの向上のため、器材はスタッフが使用しているものと同レベルのものを所有することを講習中に推奨している。(器材販売をしていないリゾートは除く。)但し、器材と講習とのセット販売の強要や、押し売り、デート商法などの不適切な方法などでの販売を行うことはない。しかし体験ダイビング参加者以外には、安全確保のため、三点セットのうち、特にマスクとスノーケルの販売推奨は積極的に求める。  


 ○安全潜水ビジネスレベル2推奨基準・・・レベル2宣言基準→レベル1の上位レベル

レベル1推奨基準に条件を加算

 *レベル2のチーフインストラクターの経験本数は、プロないしはプロレベルの活動実績で5000本以上。また合わせて、海上保安庁の潜水士経験、ないしは海上自衛隊の潜水隊の隊員の経験、あるいは正式な潜水作業会社で 3ヶ月以上の実務経験(現場での作業実績)があること。あるいはこれと同等の技量があると、レベル2を達成しているチーフインストラクターの責任において正式に認められている(書式は自由であるが、レベル2の署名のある文書化されていること。)こと。

 *体験や講習は、原則マンツーマンで行う。2人以上の場合には、必ずレベル1相当のサブスタッフを必要人数同行させ、トラブル時に水中及び水面で放置されるダイバーのない体制を取れる。なお、実質人数比で、1人のスタッフが2人を超える客を同時に担当する比率とならないこととする。

*必要な場合の情報開示は随時行える。

例:イントラが指導ないしはガイドしたときのダイコンのデータ開示など。


重要:これらの宣言は、自らの自由な意思の下に、自分の責任において行ってください。当方は、よほどの問題が既知などの場合にはこの宣言受領を保留する場合がありますが、それ以外は宣言者の良心を信用して、その宣言者(追及者)を、本に掲載いたします。

重要:第一次募集期限は、11月末日です。