エンゾ さん (UGN46041@nifty.com) 2002年 01月 16日 00時 27分 24秒

原木様
 私は以前、ダイビング中に亡くなられたお嬢さんの、ご両親に頼まれて
事故原因の調査をしたことがあります。
ご両親は、死因を医師から、原因をその関係者から説明を受けていますが、
ダイビング用語に実感が湧かず、具体的な状況説明に飢えている様子でした。
 私はダイビング専門家という立場から、当時のインストラクターと
バディーの男性から話を聞きました。
ご両親は娘の事故の瞬間を、少しでも知りたいご様子でしたので、
その意を汲み取り、なるべく具体的な報告書にまとめようと、
細かな質問をして、作成しました。

 説明をしてくれたインストラクターとバディーの男性の
辛そうな表情は今でも思い出します。

一人の人間の死というのが、そこに関係する人たちにとって、
どれだけ辛く悲しいことなのかと、つくづく思い知らされました。
バディーの男性はその後、潜ってはいないそうです。

原木 さん 2002年 01月 15日 21時 44分 21秒

管理人様ならびにエンゾ様、レス有難うございます。故人の名前を匿名にしていただくなどのご配慮大変に痛み入ります。軽率だったと思います。私自身も又聞きであるためもっと詳細を明らかにした上で出直して参ります。故人は大変いい奴だったので私自身、彼の死に対し冷静でいられない面があります。海を愛していた彼が海で亡くなったのが大変辛いのです。
 先ずはレスのお礼まで。有難うございました。

エンゾ さん (UGN46041@nifty.com) 2002年 01月 15日 18時 44分 54秒

原木さんの話について
以前プロダイバーをしていたので参加します。

原因を追求するためにもう少し知りたいことがあります。
海底から何メートルの高さに梯子の最下段があったのでしょうか。
死因はなんですか、肺に水があったのか、身体に外傷は無いか。
8キロと13キロのウエイトは体とはつながっていたのか、など。

それらのことが解るまで軽率なことはいえませんが、
今回の文章だけで、判断したことを書きます。

私の知っている潜水中の事故は、ほとんどが何で?というくらい原因不明です。
プロが死ぬのは一つの事故に2つ目3つ目が重なって起きているようです。
例えば、水中で骨折事故を起こして水面に帰る途中で、マスクが外れ、道に迷う。
夜の仕事中にライトが壊れ、真っ暗な中でエアーが切れる。
など、そのうち一つの事故なら大抵は帰って来れますが、重なるとプロでもダメなようです。

その方が、8キロを付けた状態で中性浮力だったとして。
その状態で、13キロ程度をフィンなして泳ぐことは、短い距離なら可能です。
やってみると案外、できます。
これ以上のことは前記の疑問が解ってからにしようと思います。








アトム さん 2002年 01月 14日 20時 40分 31秒

中田様しつれいしました。12月27日のぶんで
同じような件で書きこみされてたんですね、、、
すみません。
友人から聞いた話だと
あるインストラクターがプライベート(無償)で仲間数人と現地ガイドを入れて
ファンダイビング中に仲間の一人が事故ってなくなったそうなんです。
その後、遺族が民事でガイドとインストラクターを訴え、勝訴した事例が
あったそうです。
この件が本当かどういう流れだったのかくわしく話の出所をたぐって
自分なりにまた調べてみます。
最近、あらためてダイビングの責任問題って難しいなーと感じます。
こちらのHPと著書のファンです、これからもがんばってください。


管理人 さん 2002年 01月 14日 19時 58分 40秒

アトム さん

書き込みありがとうございます。
ご質問ですが、下の書き込みをお読みください。

アトム さん 2002年 01月 14日 18時 29分 08秒

中田様はじめまして。教えていただきたいのですが、
私は今年インストラクターを目指そうと思っているのですが
友人からインストラクターになると、
たとえば、仲間とファンダイビング中でもインストラクターとして
責任を問われるからやめておいたほうがいいと聞きました。
これは本当なんでしょうか?
もちろん今もこれからも安全に潜っていこうと思っていますが、
ダイビングに100%安全というのはないので
法的にインストラクターは不利なんでしょうか?
それと、カードのランクが1つでも事故者より上だと法的に不利に
なるというようなことを聞いたこともあるのですが、、、
自分的には民間の会社が任意で出しているカードなのに
そこまで関係するのかと思ったりもするのですが。
ショップの営業中の事故に関してなら当然だと思うのですが、、、

管理人 さん 2002年 01月 14日 16時 41分 29秒

原木 さん

こんにちは。書き込みありがとうございます。
書き込みいただいたことについてですが、死亡事故でもあり、デリケートな内容でも
ありますので、事故に遭われた方のご氏名と、その場所と日時は私の判断で匿名
・某日某所と変更させていただきました。
どうかご理解いただけますよう、お願い致します。

この事故については、専門家の方々なら、考えられるいくつかの可能性が考えられ
ると思います。冷静なレス付けをお願い致します。
またこの書き込みにレスをつける方々は、事故の遭われた方とその関係者の方々
のご心情に十分なご配慮をお願い致します。

原木 さん (tharada@k8.dion.ne.jp) 2002年 01月 13日 22時 33分 01秒

 はじめておじゃまさせて頂きます、昨年の私の友人が潜水中の事故で亡くなりました。といってもレジャーダイビング中の事故ではなく港湾での潜水作業中の事故なのです。このBBSの趣旨からするとそぐわない話題かもしれないとも思いましたが、このような場所で多くの方にこの事故のことを知っていただくことが故人の供養になると考えお便りした次第です。
 以下に故人の親しかった友人の言葉をお借りいたしまして事故の概要を述べさせて頂きます。

昨年国内某所で、Yさん(享年31歳)は潜水作業に従事していた。
午前10時、休憩の為海に上がり降りする為に設置している梯子まで戻る。この時にショルダーウエイト(13kg)を海中に落とす。一旦は陸上に上がったが、落としたウエイトを回収に行くため他のダイバーにショルダーウエイト(8kg)を借り現場責任者にウエイトを回収に行くと告げ現場に向かう。この時、現場は休憩中でダイバー8名・見張り員2名は現場近くの岸壁で休憩していたにもかかわらず、誰一人として現場に向かうY君を見ていない。最後にY君が目撃されたのが現場の水面上で、ドライスーツの排気バルブを操作しているところだった。この様子を目撃した見張り員はY君が水面にいるのでこれから潜水するのだと思い、フーカー(コンプレッサーからエアーホースを通してダイバーにエアーを供給する器具)をY君のいる水面に下ろしたが、Y君はフーカーを使用せず素潜りで入ったと証言している。この時フーカーコンプレッサーのエンジンは動いておらず、リザーブに残っている空気(残圧は不明)だけの状態だった。
この後、この見張り員は2回Y君が水面上に息継ぎの為にあがってきたのを確認しているが、その後の事は現場を離れたので知らないと言っている。
約10分後、作業を開始しょうとコンプッレーサーのエンジンを始動し海に入る準備にかかった。Y君にウエイトを貸したダイバーが、まだ自分のウエイトが戻ってきてない事に気づき、Y君が海から戻ってきてない事を知る。
Y君を探しにダイバーが潜り、梯子の下の海底で足を上にした逆立ちの状態で溺死しているY君を発見。引き揚げる。この時、Y君はフィン(足ヒレ)は着用していなかったと、Y君を引き揚げたダイバーは証言している。

 ダイビングを経験された方にお聞きしたいのですが、素潜り、ドライスーツ着用、8キロのウエイト着用、フィンなしで水深10m底の13キロのウエイトを引き上げることが出来ると考える方がいらっしゃいますか?
 言葉は悪いのですが、彼が入水自殺を図ったのではないとするなら、彼の行った行為はどのように解釈すればいいのでしょう?彼はタンク本数100本そこそこの私などより余程経験豊富なダイバーでした。なにより彼は一緒に潜ったダイバーの安全を常に考えているような思慮深さもありました。かれはゆくゆくは自分のダイビングサービスを持つのが夢でありました。そうなれば素晴らしいインストラクター、ガイドになったと今でも思います。
 何をしても彼は帰ってはきませんが、私には、そのとき陸上にいた全ての人たち言うところの、Y君が独断で行った軽率で安全対策を無視した挙句起こった事故だとはとても思えないのです。このBBSをお借りいたしまして皆様のご意見と、何かお知恵を拝借させていただけるようなことありましたら、どうかよろしくお願いいたします。
 長々と長文失礼いたしました。

管理人 さん 2002年 01月 11日 21時 38分 49秒

昨年も減圧症になったという方々のお話を聞きます。
現在、私が相互リンクを張らせていただいている、潜水医学の
専門家である池田先生のホームページに減圧症に関する資料が
掲示されています。トップページから「話題」のページに入る
と見ることができます。
URLは、
http://www03.u-page.so-net.ne.jp/qa2/ikeda-dv/
です。
これまで減圧症について池田先生のHPを見て相談された方々
の事例が掲載されています。きっと参考になります。
特にインストラクターやショップ経営者の方々は見てください。

管理人 さん 2002年 01月 08日 10時 42分 46秒

すみません。下の「★◆★勉強会の読者親睦会のご案内★◆★」は

「★◆★勉強会と読者親睦会のご案内★◆★」となります。

間違ってすみません。(^-^;;;

管理人 さん (nakadam@hi-ho.ne.jp) 2002年 01月 08日 10時 41分 27秒

★◆★勉強会の読者親睦会のご案内★◆★

2月2日(土)に勉強会と「ダイビングの事故・法的責任と問題」の読者
親睦会を行いたいと思います。
内容は、一部として、リラックスした感じで喫茶店で行います。時間は1時
間を予定しています。
そこでは漂流したダイバーが海上保安庁の救助隊によって洋上で発見されて
救助される状況のビデオ(海上保安庁提供)を10分程度上映します。
その後、私が日本高気圧環境医学会で発表した内容をわかりやすくご説明し
ます。
一部終了後に居酒屋に移動して親睦会を行いたいと思います。午後9時まで
には終了する予定です。場所は新宿となります。
費用は喫茶店での自分の飲み物代と、親睦会でのワリカン分です。
参加者は拙著「ダイビングの事故・法的責任と問題」を持参していただくこ
とになります(1人1冊です)

参加希望者は、私宛てにメールでお申し込みください。
その際、住所:氏名:年齢:性別:職業:電話番号:通常使っているハンドル
名を必ず書いてください。なお、当日ハンドル名以外は、本人の了解なしに
公開することはありません。★匿名の方の参加は受け付けません。
申し込み期限は1月25日といたします。
また参加希望人数が5名に満たない場合は中止といたします。その際には申し
込まれた方には出きるだけ早くご連絡します。


追記:たまにメールが届かないことがあるようなので、私からメール受信の
返信メールが届かない方は、その旨、ハンドル名でいいのでここに書き込ん
でください。

管理人 さん 2002年 01月 03日 20時 28分 12秒

新年、明けましておめでとうございます。

いつもこの掲示板を見てくださっている方々、また書き込みをしてくださっている方々の
皆様が、今年も安全で心躍るダイビングができますよう、祈っています。

PROTECS JAPAN(國次) さん
今年も安全なダイビングが実現できるよう、頑張ってください。(^-^)
今年もアドバイスなどをよろしくお願い致します。

タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 31日 15時 58分 24秒

ダイビングは経験のスポーツです。スキルを上げるためには経験を積むしかないと思います。
初心者は経験が無い為に危険(当然ですが)なのですが、そういう人達こそ経験を積んでもらわなくてはいけない。費用が高いからとか、行きにくいとかの理由で体験できませんと、スキルが上がりません。経験を積み、スキルを上げるためにも、安いダイビングの場と、参加しやすい場を提供して挙げないといけないと思います。私はリスクを承知の上で、無料で講習とガイドをしています。

Casanoba さん (casanobar1@ybb.ne.jp) 2001年 12月 30日 15時 46分 53秒

自分も文字化けばかりですみません
句読点 カギカッコを使うと文字化けが発生するようです

初心者の友達 近所の初心者でかつ未熟なダイバーが
DMやイントラとバディーとして参加する・・・
その時点で相手はDMやイントラと一緒だしと安心する
これば当然だし当たり前の事で甘えではないと思う・・・

そこで何かしら事故が起きた・・・
友達感覚で誘ったDMやイントラの責任問題が発生する場合がある・・・
この事だけは肝に銘じておかないと・・・・寂しい気持ちになりますが・・・
これが現実です・・・

事情は違いますが・・・
ちょっと近所のよしみで預かった子供がよそのガラスを割った
交通事故に遭った・・・預かった人に責任問題が発生します。

エンゾ さん (UGN46041@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 30日 09時 28分 29秒

文字化けがありました。
正しくは
そのとおり、けっきょく、はんれいを、くだすのは、ダイビングをしらない、
ほうがくぶを、そつぎょうした、ひとたちですから。

エンゾ さん (UGN46041@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 30日 09時 24分 19秒

Casanoba様のDMイントラの責任問題について。

これは私にとって、見逃せない問題です。
家族5人をかかえる私に、レジャー仲間の死の責任がふりかかる。
ということであれば、もう未熟なダイバーとは一緒に遊べません。

登山の場合の判例の他に、他のスポーツでの似た話の判例をご存知の方は
いらっしゃいませんか?

Casanobaさんの
>誘った部長に主催者責任が生じ民事裁判で負けた・・・
>一見不合理のようだがつまり・・・
その通りし覿鼻ニ獣任魏爾垢里魯瀬ぅ咼鵐阿望椶靴た佑任呂覆@「
法学部を卒業した人たちです。
事件当事者の中から、責任を押し付けやすい人を選ぶ作業しかしないでしょうから。




PROTECS JAPAN(國次) さん (pro-tecs@izu.co.jp) 2001年 12月 30日 03時 02分 45秒
URL:http://www.izu.co.jp/~pro-tecs

中田さん(^^)

今年もお疲れ様でした。
色々有りましたね・・・。 が、何が有っても頑張って下さいね! 目一杯応援してますよ。
この世界は気付き、注意し、警鐘した人間が攻められる世界ですので(^_^;)
でも、常に訴え、勝ち取るしかありません!!

この掲示板を借りて今は無きJ・マイヨール氏に感謝を現したいと思います。
決して追悼の言葉を表そうとするものではありません。

彼から得ようとした物はとても偉大で有り、また得た物は偉大であった事実でしょう。
J・マイヨール氏には良い思いでも有りますが、恋路を邪魔した為に恨まれたことも有りまし
て(^m^V・・・・未だにその時の真剣な眼差しを覚えています。(良い思い出です)
でも、今は私の記憶の中の彼でしか有りません。(凄いプレイボーイだった(笑))
しかし、私は彼から感じ得た物が有りまして、私の生徒にもそのダイビングスタイルを教え
伝えております。
その偉大なスキンダイビングの心の師、J・マイヨール氏に言い尽せない程に感謝しており
ます。

掲示板使わせて頂きました。
来年も中田さんの活発な活動を心より期待し、ホームページ見させて頂きま〜す(^。^)




Casanoba さん 2001年 12月 28日 14時 29分 05秒

確か大学生の登山部の話しですが。
夏休みに登山部の部長がじ綰擇ホ1年生と谷川岳に行き
落石事故に遭った。

誘った部長に主催者責任が生じ民事裁判で負けた・・・
一見不合理のようだがつまり・・・

イントラかDMが、近所の初心者ダイバーを友達感覚で
△舛腓辰罰い帽圓海ΔBと気安い気持ちで(当然無償)誘っても
いざ事故が起きればイントラかDMに主催者責任(誘ったから?)が
発生してダダでは済まないと言うことですよ。

つまりはタダか無料かなんてことは関係ないわけです・・・

管理人 さん 2001年 12月 27日 18時 23分 09秒

エンゾ さん

>私はレジャーのガイドの時は、誰からもお金をもらわず、潜っています。

ボランティアでもガイドのときは「指導」ないしは「業務中」と解釈され
可能性があるので油断はなされないようにしてください。

>仕事の時は、予算の中に「安全対策費」というのが入っています。

これで事故時の対人賠償責任保険に入っているといいですね。
重大な人身事故があっても、保険金がしっかりと払われている場合は、
民事裁判で責任が問われても、支払うように命じられる金額が大きく
減る傾向があるようです。(あくまでも過去の裁判例を見ての感想で
す)またしっかりとした保険が降りた場合には遺族が訴えない場合も
あるようです。

>これは、水中にエマージェンシー用のタンクを用意するとか、
>水上での監視役(仕事用語で、うわまわり)を配置する、
>大きな現場では、作業場にチェンバーをレンタルして用意しておきます。
>考えられる、全ての事故に対処する予算です。

これは非常に大事なことです。これだけやっていると、万が一の事故
のときに安全対策をしっかりやっていたという事実になりますので、
刑事・民事ともに大幅な責任を減ずる、あるいは免責につながること
になり、それ以前に重大事故そのものを防ぐ可能性が高くなると思い
ます。
本当は上記のことはプロの業者は全てやっておかなければならないこ
となのですが。

>レジャーでは、事故対策より、予算と日程に縛られ、プロより危険なダイビングが多いですね。
>業者は「危険がある」とは決して言いませんから、
>こちらから「ボートの下3メートルに、レギをつけた予備タンクを下げておいてくれ」
>ぐらいの注文は、出しても良いのではないかと思います。

これも大変重要です。エア切れで安全停止なしに緊急浮上して減圧症
になる事例が散見されます。もし長期の入院となったり後遺障害が残
ったら、所得補償や巨額の賠償責任が課せられる可能性があるので、
このような対策は事故を予防し、万が一の主催者の法的責任を少なく
する対策であると思います。

>もっとも、こういうことを言ったら、ガイドから、すっげー嫌われると思いますが。

一部の良心的な業者の場合はかえって実費さえ負担すれば喜ぶでしょう。
彼らも事故を防ぎたいのいですから。これを嫌うガイドは話にならない
と思います。(ガイドやイントラ自身のリスクも減らすことになる)

レクリエーションダイビングは安全があってのものです。ぜひ安全を
最優先にできるダイビング文化の確立のためにがんばってください。

エンゾ さん (UGN46041@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 27日 16時 32分 17秒

管理人様

ありがとうございました、少し気持ちが楽になりました。

私はレジャーのガイドの時は、誰からもお金をもらわず、潜っています。
仕事の時は、予算の中に「安全対策費」というのが入っています。
これは、水中にエマージェンシー用のタンクを用意するとか、
水上での監視役(仕事用語で、うわまわり)を配置する、
大きな現場では、作業場にチェンバーをレンタルして用意しておきます。
考えられる、全ての事故に対処する予算です。

レジャーでは、事故対策より、予算と日程に縛られ、プロより危険なダイビングが多いですね。
業者は「危険がある」とは決して言いませんから、
こちらから「ボートの下3メートルに、レギをつけた予備タンクを下げておいてくれ」
ぐらいの注文は、出しても良いのではないかと思います。
もっとも、こういうことを言ったら、ガイドから、すっげー嫌われると思いますが。



管理人 さん 2001年 12月 27日 15時 34分 28秒

一部訂正

-----------------------------
●訂正前
なお、ボランティアであっても、経験の浅い人を指導・監督していた時
に被指導・被監督者に発生した民事責任は問われる可能性はあります。
そのような裁判例もあります。これも拙著を参考にしてください。
-----------------------------
●訂正後(2行目)
なお、ボランティアであっても、経験の浅い人を指導・監督していた時
に被指導・被監督者に発生した事故に関する民事責任は問われる可能性があります。
そのような裁判例もあります。これも拙著を参考にしてください。

-----------------------------

管理人 さん 2001年 12月 27日 15時 25分 49秒

エンゾ さんこんにちは。

私は弁護士ではありませんが、あくまでも私見という形で考えを述べて
みます。何かのお役に立てれば幸いです。

>私は今まで、技術講習は(イントラ)の仕事、ファンダイブにきたら(ガイド)は
>客の個人的技術はすでにあるものとして、ガイドの面倒だけを見るものと思っていました。

ダイビング(講習を含む)という役務商品を販売した者およびその債務
を実行している者には、当然ながら客を安全に陸上に返すという安全配
慮義務(注意義務)があると思います。安全の次に技術講習や案内が位
置すると思います。いくつもの裁判例もこのパターンを証明しています。
(拙著「ダイビングの事故・法的責任と問題」杏林書院を読んでみてく
ださい。また本年11/30の日本高気圧環境医学会と12/15の日本スポーツ
法学会での私の最新の発表もこれらについて触れていますので、学会論
文集に収録されましたらお読みください)

>例えば
>潜行時の耳抜き不良が一番多いトラブルのようですが、
>現地ガイドはトラブルの人のために、貴重な1ダイブの時間を消費すべきでしょうか。
>耳抜きができないお客には即、中止してもらって、エントリーポイントまで送り届け
>その後、他の客のガイドに専念するという方法はおかしいですか。

個人的にはこのお考えは正しいと思います。ただし、この役務商品(フ
ァンダイビング)を販売する前に、このようなことがあることをしっか
りと説明して同意をもらっておくことがトラブルを防ぐポイントだと思
います。


>更に
>イントラがプライベートでファンダイブに行き、そこに自分の講習生がいたとき。

お金をもらっていないのなら刑事・民事ともに責任は問われないと思い
ます。

>イントラが現地ガイドについていき、その後ろで、自分の講習生が事故を起こした場合。

文意がよくわかりませんが、これが講習中なら責任を問われる可能性は
高いと思いますが、単にかつての講習生と一緒に客の一人としてファン
ダイビングをしていただけなら責任は問われないと思います。ここでも
自分が事故者から何らかのお金をもらっていないことが条件です。
もっともこれがアメリカで行われて、そのかつての講習生がアメリカ人
だとしたら民事責任を問われる、あるいは賠償請求をされる可能性があ
ることは否定できません。詳しくは長くなるのでここには書くのを控え
させていただきます。
どうしても知りたい方は、英米法とアメリカの民事訴訟及びアメリカの
海事法関係諸法律、またダイビングが盛んな諸州の州法に詳しい法律家
に聞いてください。

>疑問の趣旨は二つ
>ひとつ・「ガイド」「イントラ」「ダイブマスター」の
>すべき仕事の内容が混同されて、一般に認知されているのではないか。

お金をもらっている、あるいはお金をもらっている人に雇われている
場合には、刑事・民事の責任が問われる可能性があります。上記3者に
共通している最重要項目は、客を安全に陸上まで返すことです。講習や
ファンダイビングの内容に不満があって発生するトラブルはこの最重要
項目からみると些細な内容(死亡時の賠償責任は一億を超えることがあ
り、また刑事責任を問われた場合も多々あります)詳しくは、前述の
拙著をお読みください。

>ふたつ・上記3つのカードを取ってしまうと、全ての場合のダイビングで
>一緒になったツァーメンバーの事故責任がかかってくるのか。

お金をもらっていればその可能性があります。単なる一緒の客であるな
ら、重大な過失がないかぎりは刑事責任は問われないと思います。民事
の場合は可能性は刑事より少し高いと思います。

なお、ボランティアであっても、経験の浅い人を指導・監督していた時
に被指導・被監督者に発生した民事責任は問われる可能性はあります。
そのような裁判例もあります。これも拙著を参考にしてください。


繰り返しますが以上はあくまでも私見にすぎません。
詳細は、自然条件下でのレクリエーションスポーツ(特に民間資格販売
にからむ)事故の裁判に詳しい弁護士に聞いてください。単に趣味でダ
イビングを行っている(インストラクターの資格を持っていても)だけ
の弁護士では、誤った判断をする可能性が否定できませんのでご注意下
さい。


拙著の宣伝になってしまいますが、一般ダイバーも、特にお金をもらっ
て(雇われて)指導や案内(ガイド)を行う方々は、自分のリスク管理
のためにも、ぜひ「ダイビングの事故・法的責任と問題」(杏林書院)
を読んでください。

エンゾ さん (UGN46041@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 27日 10時 28分 38秒

過去の掲示板を読んでいて気になることがありましたので、書かせていただきます。

事故の報告文の中で「そこにはイントラがいた」「ガイドが気付かなかった」
などのの表現があります。

私は今まで、技術講習は(イントラ)の仕事、ファンダイブにきたら(ガイド)は
客の個人的技術はすでにあるものとして、ガイドの面倒だけを見るものと思っていました。

例えば
潜行時の耳抜き不良が一番多いトラブルのようですが、
現地ガイドはトラブルの人のために、貴重な1ダイブの時間を消費すべきでしょうか。
耳抜きができないお客には即、中止してもらって、エントリーポイントまで送り届け
その後、他の客のガイドに専念するという方法はおかしいですか。

更に
イントラがプライベートでファンダイブに行き、そこに自分の講習生がいたとき。
イントラが現地ガイドについていき、その後ろで、自分の講習生が事故を起こした場合。
イントラに責められるところはあるでしょうか。

疑問の趣旨は二つ
ひとつ・「ガイド」「イントラ」「ダイブマスター」の
すべき仕事の内容が混同されて、一般に認知されているのではないか。
ふたつ・上記3つのカードを取ってしまうと、全ての場合のダイビングで
一緒になったツァーメンバーの事故責任がかかってくるのか。

わたしは以前、ナウイとパディーのダイブマスターを持っていましたが、
仕事でもない個人的なダイビングでも、事故責任を取らされのではないかと思い
更新を止めたことがありました。
最近はダイブマスターのカードがないと、タンクを貸してくれなくなったので
仕方なく、また取得しましたが、心配です。





管理人 さん 2001年 12月 25日 23時 48分 10秒

下の私の発言の中で、ジャック・マイヨール氏へのメッセージが
抜けていました。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
「開拓者」という偉大なことをなしえたことを忘れないようにした
いと思います。
彼が感じていたという孤独が癒されんことを。

タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 25日 11時 45分 49秒

Casanobaさん、ヘッドファーストの事ですが、耳抜きが出来なければ一騎に10mや20mを潜るのは無理でしょう。慣れることしか無いでしょうが、しかし誰でも3mから5m潜るのは可能なはずです。
私は先入観の無いうちに教えています。たとえば「顔を左に向ければ左に進みますね、右に向ければ右に進みます、下に向ければ下に進みます」と言って実行して感覚をつかんでもらいます。次の段階で正式に教えるのですが、3mぐらいの深さの場所でしか実習しません。怖いと思われるのと耳が抜けなくて痛いという気持ちをもたれると困るからです。
浅いところで練習しておきますと、10m潜るにしても初めは4mぐらいで頭を上に直して耳を抜いていますが、慣れてきますと7mぐらいは一騎に行くようになってます。
練習は出きればスキンダイビングのほうがいいと思います。イルカと遊ぶにしても3mしか潜らなくても結構遊べるからです。

管理人 さん 2001年 12月 24日 22時 01分 49秒

エンゾ さん 、タートル さん、Casanoba さん
皆さん活発な書き込みをありがとうございます。
経験豊かな方々の多角的かつ前向きなご意見は大変ありがたく思います。

ところで実は私はグランブルーのレーザーディスクを持っています。(^-^)
DVDはまだ買っていませんが・・・

エンゾ さん ( UGN46041@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 24日 20時 59分 15秒

始めにオーナーの中田様、アドレスを公開しなかったことをお詫び申し上げます。
過去の掲示板をよく見てみましたら、中田さんが潜水事故に対し、真剣に対峙し
事故の関係者と堂々と渡り合う、姿勢の一つに自身の連絡先を公開するというを知りました。
覗き見のつもりはありませんでしたが、最近ウイルスによく感染するもので、
一般に公開するのをためらっていたのですが。
今後は私の文章に、責任を持つべく、アドレスを公開いたしますので、よろしくお願いします。

Casanoba様
機材の故障について、その機種の特定は申し上げられません。
というか、機種のこと、私よく解からないのです。
仕事先で突然渡された機材が故障した、ということが多いからです。
使いまわしのボロボロで、陸上でチェックはしますが、水中で故障するのです。
原因は、塩がらみ、Oリングの亀裂が一番多いようです。
会社の機材が故障していた例としては。
レギからセカンドホースが飛んだ、レギのエアーが止まらない、または止まった、
通話装置付きフルフェイスマスクから12ボルトの電気が漏電した、
水中ライトが爆発した、など。
水中で最初のひと息に、口の中に巣に絡まった蜘蛛が飛び込んできたこともありました。
それぞれのアクシデントにどのように対処したかは、また面白いのですが
それはまた別の機会にでも。

タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 24日 17時 38分 04秒

ジャックマイヨールが自殺ですか、3年ぐらい前に三浦海岸でお見かけしたのですが、そのときにはお歳を取られたなという感じを受けました。失礼ながらあのお歳で自殺してもしょうがないと思うのですが!

ヘッドファーストはオープンウオータでは教えていないというだけで、禁止にはしていないはずです。

「接近する船舶からの脱出」とは素晴らしいですね。さっそく講習に取り入れさせてもらいます。

Casanoba さん (casanobar1@yahoo.co.jp) 2001年 12月 24日 17時 32分 13秒

ジャック・マイヨールさんが自殺してしまいました・・・

エンゾさん ビックリなタイミングで登場です・・・
スタビの故障と有りますが パワーインブレーターの故障ですか
初期のAIR−Uは確かに論外に故障しましたが・・・
それ以外で度々故障する製品には出会ったことがありません
中圧ホースのフリーフローは金具に問題があるのですか
1 インターナショナルタイプ
2 オクトプラスタイプ
3 エアー2タイプ
4 シークエストタイプ
5 AACS2タイプ
等の種類がありますがどれが故障しやすいのでしょうか

タートルさん 自分もヘッドファーストも出来ないのかと
後輩に言っていた口ですが・・・ 
どうしても耳抜きがヘッドファーストだとできない人がいます
どうやって指導したら宜しいのでしょうか悩んでます


エンゾ さん 2001年 12月 24日 17時 13分 10秒

先ほどのニュースで、ジャックマイヨールが自殺したと知りました、残念です。
私は直接会ってはいませんが、私の仲間に、ジャックが日本で
当時の世界記録を作った時の、支援スタッフだった人が何人かいます。
ジャックは他人のような気がしません。

タートルさん、ヘッドファーストについて。
今はヘッドファーストは禁止なのですか?そういえば、ボートダイビングで
エントリーしたのにまた水面浮上して、また潜っていく姿を良く見ますが。
私は「ぼーふらダイビング」と密かに呼んでいます。

私の練習の中に「接近する船舶からの脱出」というのがあります。
船舶のスクリューはどの部分の水を吸い取って、どこの方向に吐き出しているか。
それを勉強した後で、自分が水面の危険エリアいると想定します。
そこからの「避難」ではなく「脱出」という感じの緊急潜水を練習します。

その時に欠かせないのが、ヘッドファーストです。
ヘッドが先(ファースト)になればいいのだから、ジャックナイフだけでなく
背面にひっくり返るなどの方法を駆使して、とにかく速く潜るという練習です。

神子元でダイバーが引かれた事件から、この練習を増やしました。


タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 24日 12時 55分 35秒

エンゾさん初めまして。私は素潜り時代を含めると30年、タンクは2000本潜っています。自分でクラブを作って、主にクラブ内で潜っているのですが、やはりクラブ内でやっていることが外部では通用しない事があります。BCの中圧ホースが調子が悪ければ、外して潜るなんてあたりまえなのですが外部では通用しないんですね。(海の状況によっては危険)私は講習でヘッドファーストで潜ることも教えていますが、今は教えないですからね。これが出来ないほうがよっぽど危険だと思うのですが?私も勉強のやり直しですが自分の納得できない事はいやですね。

エンゾ さん 2001年 12月 23日 00時 07分 35秒

初めてお邪魔します。私は以前プロダイバーでした40台後半の男です。
具体的な事故に関する発言の時にはアドレスを公開しますので、
いまは名前だけでご容赦下さい。

こちらのHPの意見はとても参考になリました、お礼を申し上げます。
と言うのは、私は個人的知り合いにガイドやレベルアップ講習をボランティアでやっています。
ところが、私はアマチュアダイバーの決まりごとに疎く、
私のプロの経験で見た、事故例を元にレベルアップ講習を行っていました。
私のレベルアップを受けた人と、現地ガイドとの間にギャップが多く、
現地でトラブルを起こしたことがありました。

その内容とは、私は初対面の人には必ずマスククリアーをやってもらい、
その様子で、その人のレベルを判断します。
更にファンダイブに入る前には、水中にてノーマスクで5分間以上
レギだけの呼吸をしてもらっています。
私の経験では、事故の原因はたいてい「パニック」です。
ですので、これができれば、まず安心して一緒にファンダイブを楽しめます。
他には、私はスタビの故障と、しょっちゅう遭遇しています。
故障で多い、中圧ホースのオーバーフロー、それに冷静に対処できないレベルの人には
中圧ホースを外し、オーラルで空気を入れるように指導しています。

私の講習を受けた友人は、先日のダイビングで、中圧ホースをつけませんでした。
中圧ホースつけていないことを、現地ガイドから指摘され、
とうとう中圧ホース付きのレギを、レンタルすることになってしまいました。

私と潜る時には、私の理屈が通用するのですが、ダイビングスポットでは
現地ガイドのやり方に合わせねば、友人達に迷惑をかけると私は反省しました。
そこで、一般のアマチュアのやり方を勉強しなおしていたところ
このHPに会うことができました。
今後もこちらから勉強させていただきます。

ちなみに、友人達は私のレベルアップ講習を大変喜んでいます。
フィンキックも未熟なレベルの者でも、マスクをいつ外されても慌てるものはいませんから。
チョット、自画自賛だったかな。




管理人 さん 2001年 12月 17日 09時 31分 45秒

12月15日に日本スポーツ法学会の大会に出席して発表を行って
きました。これは、私の中では11月30日の日本高気圧環境医学
会総会での発表とセットになっているものです(同じものでは
なく、同じテーマを視点と資料を変えて研究したもの)。

dacsrediver さんこんにちは。
300本おめでとうございます。
いいご体験をなさいましたね。そのようないいガイドさんが、
今後の仕事の中で十分に報われていくこと(その中には客から
の尊敬と感謝の気持ちも含めて)を願って止みません。
また素晴らしい方との出会いがあったらご報告をお願い致しま
す。

dacsrediver さん (dacsrediver@yahoo.co.jp) 2001年 12月 16日 09時 38分 11秒
URL:http://members.goo.ne.jp/home/dacsrediver/main/

中田様
ご無沙汰しております
300本無事に潜ったお礼参りのとき
ガイドさんとはぐれちゃいました
船の上にあがって船頭さんとガイドさんを待ってる時
上からガイドさんの泡が見えて
あ〜一生懸命サーチしてるんだな〜とわかりました
船頭さんがエンジン掛けて1一人は上がってきても
もう一人は上がってきません
残圧0まで探してました エライ!それでこそガイドの鏡!
ガイドさんたちにはぐれたので基本どおりに
1分その場で待ってぐるっと周囲を見回し
そのままゆっくり安全停止をして浮上したことを告げると
「基本どおりに上がってたんですね」
と 誉められました
今回の教訓は
基礎基本がとても大切 水中では落ち着いて行動
常に初心に戻って謙虚な気持ちを忘れずにいたことが良かったのですね
もうじき2001年も暮れていきますね
来年こそは事故のない平和なダイビングライフが皆様に訪れますように!

管理人 さん 2001年 12月 14日 11時 24分 47秒

lara さんこんにちは。これからもよろしくお願いします。

タートル さん、タートル さん、あやじゅん さんへのコメントをありが
とうございました。

あやじゅん さん (ayajun@air.linkclub.or.jp) 2001年 12月 13日 19時 52分 45秒

 タートルさん、Casanobaさん、どうもありがとうございました。今回の件はもし私の方に落ち度があったとすれば、ブリーフィングの際にはぐれた時のことを確認しなかった事、流れの急なのを見た時に大丈夫か確認しなかった事だと思います。自分は大丈夫って思っちゃ行けないのだと言う事がよくわかりました。グループの中にダイビングの力量がわからない人がいる時は当たり前と思っていてもちゃんと確認した方が良いのでしょうね。
 問題はガイドの力量をどうやって見極めるかでしょうか。今回のショップでもガイドやオーナーはみんな「いい人」なんです。だから潜る前の話では予感など全くなかったのです。結局ガイドはあくまでガイド、Casanobaさんの言うように、全部外れでも自分を信じてダイビングをするしかないのでしょうね。
 管理人さん、いつも有益な情報ありがとうございます。また寄らさせて頂きます。


タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 13日 14時 22分 12秒

お客さんが3人しかいないのに、バラバラにしてしまうような情けないガイドが付いたときに、どうするかを考えておいた方がいいですね。
 基本はまず「浮上する」ではないですか。
恥ずかしい話ですが、私がまだ若いころ30mでエアー切れを起こしました。吸ってもエアーが出てこない、残圧計を見ると0になっていました。すぐに浮上です。マニュアルに書いてあるような浮上速度なんて守ってません。生きるか死ぬかです。とにかく早く浮上です。浮上していくと、みるみる内に肺が腫れていくのがわかります。しかしエアーを吐けない、吐いたら苦しくなるのがわかるからです。そして海上までもつか?しかし、人間の体はうまくできています。口からブクブクと泡(空気)が出てくるのです。そして助かりました。上を向いていたおかげで、気道が確保され自然にエアーが出てきたのです。(もちろんエアーを吐くのが原則です)
 この件とは逆のケースです。かなり昔ですが、ベテランのS氏とカード取り立てのA子さんが潜ったときです。かなり大きなサメが出てきました。S氏は水中銃を持っていたので、このサメを撃ちました。サメは獲物を得たとき以上に凶暴な野獣のごとく暴れました。それを見たA子さんは、恐怖心からでしょう緊急浮上しました。そして結果はエアーエンボで亡くなりました。怖さから下(サメ)を見たまま浮上したのでしょう。気道が確保されずエアーエンボになりました。
 皆さん気をつけましょう。とにかく浮上すれば生命はあります。余裕がないときには残留窒素等の問題は次のことです。

 あやじゅんさん達が3人まとまって浮上したのは、素晴らしい事ですよね。バラバラに浮上すれば、1人を船に引き上げているあいだに、浮上した他の人が潮で流されてしまう。そして1人のため目立たずに発見が遅れることになります。

 laraさん、紅海ですか!いいですね。私は昔、紅海に行こうと思ったときにドンパチ(中東戦争)が始り、行けなかった思い出があります。向こうの魚は日本と違うから味も違うでしょうね。食べてみたいですよ。

Casanoba さん (fwpc5988@mb.infoweb.ne.jp) 2001年 12月 12日 17時 57分 43秒

あやじゅんさんさせC舛藁鼻舛C錣C蠅泙后」
憤慨したでしょうね。
3人で一緒に浮上速度を調節しながら浮上した、まさに御手本です。
(手をどう繋いでいたかいまいち解りづらい表現ですが、そんなことはここでは
どうでも良いでしょう)

あえてぬ滅鬚C覆ぅ灰瓮鵐箸鮟颪X「澆泙后」
あやじゅんさんが文句を言えるのも生きているからこそ!
死んでからではガイドに文句もへったくりも有りません。

私は12年で300本弱のDM、南の島のガイドなんかは半年で500本です。
それでも最後に信じるのは自分です。

文面からすると▲撻好D鼻璽襭辺りですか、
日本人のガイドで良かったですねぅ侫D螢團鷽優」ぅ匹ヒ
文句を仮にまくし立てても意味不明でしょうから・・・・

「ドリフトについて」
逸れたらその場で浮上ぅ瀬ぅ咼鵐阿話羯゚
1分ぃ科タ圓討仟圓弔曚瀕イ賣イ譴砲覆襦」
きつい流れやダウンカレントの中では今回根で3人が会えたのは奇跡的

一番下手な人と潜降速度を合わせて、
水面でもたもたしているうちに潜降して着けるはずの根から
どんどん離されてしまい底に着いた時は何も無い所だったとしても・・・
組み合わせが悪かったと思い諦めるしか無し・・・

とっとと潜降して根につかまって待っているとてシ紊鬟好燹璽困縫侫蝓疾キ゚
出来なかったバディーが流されていく・・・・これは危険・・・
我慢してどんなに頭に来てもフリー潜降から一緒に!
グループが4人だったらみんなで顔をみながら同じスピードで潜降
はぐれが出たら中止・・・

いつも念仏のように唱えてからドリフトには参加します・・・
とじ世い覆「蘂馬鹿やろうい發辰販\「靴討C虱茲ぃとた瓦廼C鵑任泙后」

色々当たり外れが有ります。ダイビングも海状、透視度、水温、ガイドなど
毎回当たり外れがあります。
全部外れでもあやじゅんさん、自分を信じるスキルそ猗C世韻呂靴辰C蠅ネ
してダイビングを続けてください。






タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 12日 06時 12分 42秒

あやじゅんさんのメールに書き込みが無いので、また書き込みます。
ガイドの立場から見た場合はどうでしょう。経験120本 30本 OW取り立て と3人いたときにまず30本以上の人は問題ないと思われます。OW取り立ての人を中心にツアーを組み立てるのが普通です(エアーの消費ぐあい、落ち着き方)、よって常にこの人を見ていなくてはならない。この人が先に行ってしまったとき、ガイドとこの人のグループ、そしてあやじゅんさんのグループと2つに別れることがあるかも知れない。2つに別れても、流れがあるのだから先行したグループが、岩につかまって待っていれば出会える可能性が大きい。OWの人を見失うことが問題。
おそらくこのケースは、ガイドはOWの人が見えなくなったためあわてて追いかけ、そして、あやじゅんさん達も見失い、パニック状態で浮上したと思います。船上で早く浮上してくれと祈るような気持ちで海面を見ていたのでしょう。だからすぐに発見できた。こんなところじゃないでしょうか?

lara さん (croftlarapower@yahoo.co.jp) 2001年 12月 11日 21時 53分 50秒

素晴らしいHPです。このようなところを探していました。
私はヨーロッパに住んでいます。2年前にエジプト、紅海でライセンスを取りました。
その後時間がなく潜りに行くことが出来ませんでしたが、
また近いうちに一からやり直したいと思っています。
これからもここで勉強させて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。

管理人 さん 2001年 12月 10日 10時 00分 08秒

12月8日に東京で行われたダイビング安全セミナーに行ってきました。
(事実上業界内のセミナーでした)
講師は日本の事故の実態については全く知らないようでしたが、発表
では大事なことを大変わかりやすくまとめていました。この点で大変
よかったと思います。残念なことは、約100人の参加者のうち、私の
見たところでは20%+の人々が(どう見てもショップのオーナークラス
に見えた)居眠りしていました。ただ見方を変えれば、参加者の80%近
い人々が、多分に日々の仕事の疲れもあるだろうに居眠りもせずに聞い
ていた、ということにもなり、どちらに視点を置くかによってこの数字
の評価は異なります。私はあくまでも20%+の人々が気になったという
立場で感想を書きました。
これの参加費は1万円ということで、個人的に大変きつい額だったので
すが、黄色い紙をもっていた人たちが半額の5000円で入場していました。

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あやじゅん さんタートル さん はじめまして。
書き込みありがとうございます。
この掲示板を見ている方々もぜひコメントをお願いします。

タートル さん (divomori@apricot.ocn.ne.jp) 2001年 12月 09日 12時 41分 03秒

あやじゅんさん始めまして、私は同世代の男性です。私見ですが、これはガイドの完全なミス
ですね。一人を見失ったため2人を海底に残して浮上するなんてとんでもないガイドですね。
船に上がったが、韓国の講習生を引き上げているうち、あやじゅんさん達のエアー(場所)も
見失い、どこにいるかわからず、再度潜ることが出来なかったのでしょう。(だから200メートルも離れている)
海底で一人見失ったのなら、全員を浮上させ、それから探すべきですよね。
よくトラブルがあったとき、お客さんを怒鳴るガイドがいますが、これは間違っています。自分の思ったとおりに動いてくれなかった事に怒っているのでしょうが、動いてくれるように説明していない自分がいけないのです。海の状況を見て、どういうトラブルが考えられ、どういうように対応して欲しいか説明しなくてはいけない。自分の責任をお客さんに押し付けているんですね。しかし経験の浅いとんでもないガイドですね。
ところで、私は一分ルールなんて知りませんでした。

あやじゅん さん (ayajun@air.linkclub.or.jp) 2001年 12月 08日 02時 56分 09秒

初めてメールさせていただきます。経験5年120本の40,代男性です。
 先月フィリピンの某所でダイビングをした時の事です。それはわたしにとっての初日で、午後1時頃から日本人ガイドと2人で、あるポイントに潜り全く問題なく終了し、次の3時頃からの2本目でした。午前中に潜っていたOWをとったばかりと、経験30本の2人の若い日本人男性と1本目に潜ったガイドと私の計4人がグループで潜ることになりました。私はガイドとバディを組みましたが、写真を取るので自由にとっていていいですと言われていました。他に韓国人のグループが3人のOWの講習をしていてイントラとDM2名の計6名が一緒でした。ポイントはボートで15分ぐらいの小島の近くで小さな洞窟をひとまわりした後緩やかな流れにそってドリフトするというものでした。しかし思ったより流れが強く、こんなところで講習なんて大丈夫かなーと思いましたが、素早く潜行してくださいとの指示でエントリーしました。5Mの海底で集合後洞窟に少し入りましたが、向こうへの流れが強く途中で引き返しました。戻ると今度は流れが逆になり、まあこのままドリフトすれば予定通りなのかなと思っているといつの間にかガイドが消えていたのです。あとでわかったのですが、このときOW取り立ての男性が逆の流れに乗って少し先まで行ってしまったのでした。ところがガイドははぐれたと思い浮上してボートに戻り水上から探していたのです。韓国人グループも次々に浮上してボ?トに収容されたようです。
 岩に捕まりつつ流れていくとガイドを除く3人がまとまり、7-8Mの海底で強い流れの中なんとか岩に捕まりながらガイドが戻ってくるのを待ちました。アイコントクトでガイドどうしたんだろうか?と他の2人に聞いてもわからない様子でした。3人一緒にいたので自分達がはぐれたと言う意識は全くなく、なぜガイドはこないのだろうと思って10分程待っていました。これは待っていても来ないと判断し、私が3人で浮上しようと合図を出し、手をつないで浮上しました。洞窟方向は流れが逆だったので反対側に流された人の方にボートが行ってたらまずいな−、とか、フロートを置いて来たことを悔やみつつの浮上でした。エントリーポイントから300M程のところに浮上しましたが、200M位のところにボ−トが見えたので手を振って合図をしたらすぐ発見してくれたのでほっとしました。他の2人はあまり重大事と思っていなかったようで逆にパニックにならず良かったのかも知れません。ところがガイドの言い分は1分経って合流できなければ直ちに浮上するのがル−ルでそれをしなかった(とくにOW取り立ての)方が悪いと言う開き直りでした。
 1)いわゆる1分ルールというのは厳格に守らなければいけないものでしょうか?
 2)ガイドは浮上してお客がいなければ再潜行し探すべきだったのでは?
 3)初のポイントやガイドの時安全のため必要最低限のチェック項目はなんでしょう?
 いままで自分より経験の豊富な人がいる環境でばかり潜って来て、自分一人ならなんとかコントロ−ルできると思っていたのですが、自分より経験のない人たちとの出来事だったので判断に悩んだ出来事でした。御意見お聞かせください。

管理人 さん 2001年 12月 05日 09時 49分 34秒

 11月30日に、福岡で行われた第36回日本高気圧環境医学会総会に行ってきました。
 今回は私も発表者の一人でした。はたしてそれが意味があったのかどうかはわかり
ませんが。なお私の発表の数時間後の発表の後に、研究のデータそのものではなく、
その医学的データの収集手法について白熱した論議が起きたものがあり、その意味で
はここ3年の中で特に印象深いものでした。
 私は当然ながら自費での参加でしたので、宿泊するホテル代を節約するために総会
後の懇親会も参加せず夕方には帰りました。

管理人 さん 2001年 11月 26日 12時 55分 54秒

ナツ さんこんにちは。

書き込みありがとうございます。

>今、お世話になっているショップは本当に真剣に楽しさと、身を守るための
>安全対策について教えてくれます。
>して、リタイヤする勇気を教えてくれました。

それはすばらしいショップですね。オーナーの方の意識の高さを感じます。
このようなショップが発展できる環境があるといいですね。

>それもこれもいいショップ、いいインストラクターさんと巡り会えたからです。

これがダイバーにとってもっとも大切な出会いですね。
このようなショップさんを大切にしてくださいね。

>ところで、潜水病の検査はどこの病院でもやってくれるのでしょうか?

しっかりできるところはあまりないと思うので、それを調べてから病院に行った
方がいいと思います。(DAN JAPANの会員になれば病院一覧がわかりま
すし、雑誌にも書かれているときがあります。お近くの病院を探してみたらいか
がでしょうか)

ナツ さん (blue.pink48@h9.dion.ne.jp) 2001年 11月 25日 21時 51分 33秒
URL:http://www.h3.dion.ne.jp/~bluepink/index.html

はじめまして。
偶然に、このHPへとたどり着きました。
私の場合講習を受けたショップと現在付き合いはありません。
今、お世話になっているショップは本当に真剣に楽しさと、身を守るための
安全対策について教えてくれます。
そして、リタイヤする勇気を教えてくれました。
私は、4年程前、沖縄でパニックを起こしたことがあり
暫らく潜ることをやめていました。
まだタンク数20本弱の私にとって沖縄のボートはとても不安だったのですが
他のチームの人に迷惑もかけられないしと思い、参加していました。
結局は、エントリーしたとたん高波にマスクとレギュレターが取れてしまい
パニックでリタイヤしたのですが・・・
情けない思い出です。
今は、自分のレベルに合わせ、無理せず楽しんでいます。
それもこれもいいショップ、いいインストラクターさんと巡り会えたからです。
みんなが、安全に楽しめるダイビングであるように
こういう情報も必要だと感じています。

ところで、潜水病の検査はどこの病院でもやってくれるのでしょうか?

管理人 さん 2001年 11月 19日 13時 37分 29秒

タートル さんこんにちは。
書き込みありがとうございます。
レクリエーションダイビングにおいて深く潜るということはリス
クが高いばかりでなく、事故がおきたときにはいやがおうにでも
回り(国家機関やボランティアのダイビング業者の方々や漁協の
方々など)が捜索にあたらなければならなくなるという、社会的
損害が発生する確率が高くなるため、ぜひ細心の注意をなされる
ことを願っています。それが結果的にご自分のためにもなること
だと思います。
「フロリダ地下大水脈に挑む」はいい番組でしたね。私はこの番
組のダイバーたちが行った大深度ダイビングそのものではなく、そ
のための彼らの日々の鍛錬と何十ものリスク対応策の考案とその
実行をしていることに素晴らしさを感じました。話はそれますが
映画の「ザゥ瀬ぅ弌次廚任癲オ鎧セス紊ヌ饌罎任靴燭氈「修譴任
ダイビングを甘く見ないことを語っていることが素晴らしい内容
ではないかと感じました。(今年実際に米軍の軍事ダイバーが日
本で任務中に行方不明になっていますし)

アナゴ さんこんにちは。
大変でしたね。私は弁護士などではありませんので、あくまでも
個人的な感想ですが、これはショップ側の債務不履行になるので
はないでしょうか?
どちらにしても、しっかり交渉するなら弁護士に相談して、そこ
まですぐには行かないのなら国民生活センターに苦情を申し立て
てみたらいかがでしょうか?
これらは日本に帰国してからになると思いますが。
現地で再修理した場合は、どこがどうなっていてどのように修理
していくら費用がかかったかの明細をもらっておくことが必要で
すね。それとフリーフローになっている状態の写真もあるといい
です。
でも重大な事故にならなかったことは良かったですね。

藤井タカシ さん
書き込みありがとうございます。こういう大変談は役に立ちます
ので、また何かありましたら書き込みをお願いします。

みき さん
困ったショップですね。自分たち(若くて経験がある人)の基準
ではなくて、あくまでも肉体的、また経験の度合いの人の基準に
はプロ側はあわせなければならないのに。
こういうことはやってもらっては困るというユーザー(消費者=
ダイバー)側の意見がダイビングの世界ではなかなか表面に出ない
ことも残念なことですね。だからかえっていい業者が目立たないと
いう状況になっているのではと思うのですが。

みき さん 2001年 11月 15日 14時 29分 33秒

はじめまして。2年前にカード取得してから潜ってないブランク人です。
先日私の母がCカードを伊豆で取ったらしいのですが、波酔いを起こしてしまい
海の中でももどしてしまい、陸に上がってからも大変だったようで、本人はかなりへこんでおりました。
でも、話をよく聞いてみると、信じられないほど波が高く、透明度も3メートル離れたら見えなくなってしまうほどだったようです。
私がCカードを取ったショップは10本潜らないとカードをくれなかったし、コンディションの悪い日は絶対に潜りませんでしたし、かなりいろいろなことをして、危険を回避することを教えてもらいました。
そんなでしたので、今回の母の話を聞いてびっくりしました。楽しみにしていたダイビングを、ただの怖くて辛い物にしてしまったショップ。ひどすぎますよね

藤井タカシ さん (taatan@dd.catv.ne.jp) 2001年 11月 15日 12時 01分 40秒

アナゴさんへ
私も先月同じ様な経験をしました。私の場合は空気の流量が減少しており事前にチェクしておけば気がついたのでしょうが、オーバーホールに出したばかりなので安心しきっていました。神子元でのことでエントリーして下で待っているときどうもすいずらくオクトにしてもややでが悪くしかたがないので水面へあがりました。エントリーが最初のほうだったし、流れもなかったのでことなきをえましたが、、、。すこしあわてました。オーバーホール後といえども気を付けなくてはと考えさせられました。そのごは調節しなをして調子がよいです。

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