◇29/Aug/99 第4プラン◇
メルトンさん宅に泊まった時、ピナクルズのツアー会社 (Red Back Safari)を紹介された。 そして、私達は”ピナクルズ アドベンチャー ツアー”に参加する事になった。 通常だと、1人A$85だが、メルトンさんのお知り合いだったので、A$75にしてもらえた。 |
本日は、朝から大雨が降っていて、7時にマンション前に迎えが来てくれたが、気分は憂鬱で先が思いやられた。
あーあー、きっと目的地は雨でどうしようもないんだろうなー。そんな事を考えていた。
本日のツアーの参加者は約10名で、その内私達意外3人が日本人の女のコだった。
まず、片道4時間くらい掛かったが、その内2時間半以上は爆睡してた。
ということで、外の景色は殆ど覚えていない。
殆どが寝ていた状態だったが、何箇所か記憶に残っている。
2時間くらい走ったところで、急に舗装されていない道路になり、ガタガタと半分壊れかけている車が揺れた。
始めは、”これじゃあ眠れないよ”などと、心の中でつぶやいていたが、気が付いたらそんな事関係なく寝ていた。
寝ている話しばかり書いてもしかたない。
たまに起きていると、野生のエミューや、カンガルーを見ることができた。
野生のエミューは、風に向かって悠然と立っている姿を地平線上に見ると、とても感動した。
そして、ピナクルズに着いた。
運良くこの一角だけ雨が降っていなかった。(とってもラッキー)
広大な緑色の平原の中、ある一角のみ黄色い砂漠があり、そこにぽつぽつと石がサボテンのように立っていた。
音の無い世界・・・。
とても不思議なところである。
まるで、宇宙にでも来たような、何とも言えない神秘的なところであった。
経験とは、とても素晴らしい事だと改めて感じた。
しばしの休憩を、うろうろと歩いたり、その石に登ってみたり、写真をとったりした。
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始めは、好奇心で観察していたが、単調な景色がつづくので段々飽きてきた。
”もうお腹一杯”と思うくらい眺めた頃、移動する時間になった。
それにしても、ここは本当に変な場所である。
砂漠があったと思ったら、海が直ぐ近くにある。
私達を乗せた車は、マリンブルーの海を横に真っ白い砂浜を走った。
今が夏だったら本当に泳ぎたい気分だった。
1時間程走ったころ、大きな建物に着いた。
ここで昼食を摂るらしい。
昼食は、バイキングだったが、とても美味しかった。
昼食も終わって、私達は再び砂漠に向う為出発した。
1時間ほどして、またもや緑の平原の中に突然砂漠が現れた。
先ほどの砂漠は、黄色く、地面も平らだったが、今度の砂漠は真っ白な山だった。
そして、待ちに待ったサンドサーフィンの時間が来た。
運が良い事に、ここでも雨にあたらずに済んだ。
サンドサーフィンは、海のサーフィンというよりも、スノーボードに似ていた。
しかし、スノーボードよりも難しいのではないかと思う。
何度かチャレンジしたが、立ってすべる事は結局無理だった。
でも、とても満足だった。
5・6回滑った頃、当然だが、リフトが無い為山に登る事に疲れてしまった。
因みに、一緒に参加している若いお姉さん方は、何回も挑戦していて、若さに感動してしまった。
私(naoko)も20代前半に戻りたい・・・。
そして、最後の工程も終わり、パースに戻った。