自由学園明日館 

 昔の女学校 

池袋と目白の間に残る、
ライトの日本最後の作品、
大正時代の女学校です。
存続の危機に貧していたけど、
1997年5月にめでたく
重要文化財の指定を受け、
今はその工事に入っていて、
2002年に完成するらしいです。
その工事に関われる人が
すご〜く羨ましいですっ!
(画像は工事前の時のもの。)

この学校、当時としては
画期的な方針で、「生徒の個性
を尊重し、生かす教育を目指し、
既成の型にとらわれない学校」
これが羽仁夫妻の考え。
その考えにライトは共鳴して
設計を引き受けました。
「その名の自由学園にふさわしい
自由な心こそ、この小さな校舎の
意匠の基調である」(ライト)

この学校に、私も行きたかったぁ。
素晴らしい環境でありますね。

私が建築を意識しだしたのは、
ライトの「落水壮」でした。
初めて「建築」で感動した。
「建築」は人に感動までをも
与える事が出来るものだと知った。
だからやっぱりライトは好き。
そして、最初にライトの建築に
触れたのはここでした。
ライトの建築の中には、
忘れちゃいけない基本があります。

- 自由学園明日館 -
" FRANK LIOYD WRIGHT "
竣工:1922年(大正15年)


「FRANK LIOYD WRIGHT」
他作品


クーンテレイ邸(1908年)
山邑太左衛門邸(葦屋1918年)
帝国ホテル(日比谷1922年)
(現在は明治村に移築)
カウフマン邸‐落水荘(1936年)
ジョンソンワックス会社(1939年)
ユニタリアン教会邸(1951年)
グッケンハイム美術館(1959年)



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