ただとの為になる話し・・その一。

2001年




◇ 米百俵こめひゃっぴょうの精神 ◇

明治初期、戦争に敗れた長岡藩は、極度の財政難におちいり、
貧困の為、藩士たちは3度のおかゆすら食べれない状況でした。

長岡藩の窮状を知った分家の三根山藩は、
食べ物に困っている長岡藩の幼い子供たちや年老いた人たちにご飯を食べて貰おうと、
三根山藩も苦しい中、なんとかやりくりし見舞いの米百俵を贈りました。

しかし、長岡藩の小林虎三郎は、食うや食わずの藩士や、やせ衰えたその家族に
一粒の米も分配せず、三根山藩からの緊急救援食料である米百俵を、
全部、金に変えてしまったというお話し・・・・・。



【変えた金の行方】 虎三郎が1年前に開設した事業の、運転資金に流用したという。

【教訓】 貰ってしまえば自分のもの。どう使おうと自分の勝手。


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