
「狭心症」について96/08/01
5*才。男性。 40才くらいより高血圧。(下が高い)高圧剤服用なし。今年2月に息切れなどの症状がる。心電図により即、狭心症と診断される。その後負荷心電図などの検査でも症状顕著。冠動脈造影検査により、99パーセントと、75パーセントと、60パーセーント の狭窄箇所有りとのこと。薬7〜8種類を服用はじめる。4月に99パーセントの狭窄箇所をバルーン形成術により矯正。その後体調快調、坂などでは息切れ。 3カ月後(*/**)に治療箇所を造影検査。… …完璧に再狭窄。見事に元に戻っているとのこと。その都度ビデオで見せてもらっていますが、前より狭窄箇所が長くなったような・!?
明日(*/**)再バルーン形成術を受けます。前よりも太い管(3.2mm程度)を使って時間を長く止めておくそうです。(管の中を血液が流れるようになっているのだとか)平行して再狭窄を防ぐ抗アレルギー剤を使う(服用)そうです。まだあまり使用してない薬だそうですが、少ない症例で50パーセントの成功例ということです。
結果はわかりませんが、私の素人考えですが、最初のバルーン治療(せいいっぱい広げたということでした)で完璧に再狭窄したことなどを思うと、治療直後はよくても再狭窄は時間の問題のような気がします。
もし、そうなった場合のことをご相談したいのです。担当の先生の云われるのは再々狭窄の場合、筒状の金具を固定するか、バイパス手術ということです。(近くの**の**病院、循環器科の先生はお**人、専門のバイパス手術をなさる先生は*****、外科の先生が担当なさるらしい)
バイパス手術は前橋に(わが家は**県**市)さいせいかい病院とかいう専門の良い病院があるということを友人から聞いているので、心が動きます。
金具?はどうなのでしょうか?血管を傷つけるとかいう話を聞いたような気もしますし。
最初から診ていただいている先生にできればずっと診ていただきたいとも思うし。
まとまりがなく何を言ってるのか自分でもわからなくなりましたが、足立先生の症状から診る病状や治療法などについての率直なご意見をお聞かせ願えればと、メールしました。お忙しいのにすみません。(*飲んでいる薬の種類、名前などは全部わかっています)

96/08/01
お久しぶりです。次回再狭窄した場合ですが、ひどい糖尿病やいろいろな合併症の無くて、全身状態が良い場合には私はバイパス手術をお勧めしています。「金具」は「ステント」と呼びますが、どうしても体の組織とは別のもの(異物)ですので一生血の固まりを防ぐ薬を欠かすことができなかったりと面倒なことが増えます。これに引き替え,バイパスは自分のからだの一部ですし、術後とてもお元気になられる方が多いです。
臓器が心臓ですのでやはり少しでも経験が豊富で技術レベルの高い先生にお願いしたいというのが正直なところでしょう。心臓外科を専門にされてきた先生が良いでしょう。但し病院での科名が「外科(一般外科)」となっていても実は心臓の手術のとても優秀な先生がローテート(医師が各病院を一定期間勤務して回ること)されていることもあり「外科の先生が」と言っても一概には評価出来ません。
「バイパス手術ですが,先生の今までのご経験では術後経過は皆さんどんな様子だったでしょうか?」と思い切ってお尋ねになってはいかがですか?自信のある先生でしたら「よくぞ尋ねてくれた」と「今までに何百何十例ほどの経験がありますが,手術成績は・・・」と自慢話を始めてくれるでしょう。この「何百何十例」には友達がやっているのを側で見ていたのも数に含めたり「さばを読む」先生もいらっしゃいますがそれは大目に見て上げて下さい。尋ねられて口ごもったり、「何を失礼な」という顔をされたら「やりはじめたばっかりで現在練習中」と思われても仕方が無いのではないでしょうか。そのような先生に自分の心臓をおまかせするわけにはいきませんね。一般に,心臓や脳という命に直接関わる臓器の病気のときにはいろいろと検査をしてもらう始めの時点から自分の納得できる良い先生につくことですね。
頂きましたメールの文面を拝見する限り、今掛かっておられる先生のお話は医学的にも十分に納得できる内容で、信頼のおける先生のように感じましたがいかがでしょうか。