質問・回答(0069)

「目の隈」の原因

目の下の隈がとれません。色は赤みを帯びていて内側(鼻側)にでています。年齢は27ですが,3〜4年までから気になり始めました。疲れやすい体質で,特に疲れた日には足に浮腫が出て靴下のゴムの跡がつきます。また肩こりも多く,背中がこるような感じもします。

大学院の学生でパソコンも使いますが,それほど忙しくはありません。健康診断の結果では特に異常は無いとのことですが,気になります。原因は何なのか教えてください。よろしくお願いします。(96/10/23 13:11 東京都 Hさん)

(96/10/23)
単なる「そばかす」,医学的には「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼びますがそういう感じではないのですね。

それからお送り頂きましたメールのお名前からすると男性のようでもありますのもしご本人でしたら可能性は低いのですが文面の様子は「肝斑」にも似ています。

「肝斑(かんぱん)」は目の下,頬の上などの顔面に左右対称に不規則な形で地図上にでてくる褐色の色素斑です。

殆どが30歳以上の女性に出るものです。痒みや赤く腫れたりすることもありません。日光に当たると悪くなる傾向があります。女性ホルモンの作用が原因ともいわれています。

「経口避妊薬」や「ヒダントイン」という痙攣の薬を飲んでいて出る人や、肝臓の病気があって出る人もいらっしゃいます。

サンスクリーン剤で日光を遮断したり過労を避けると広がるのを防げ,場合によっては自然に治ってしまうこともあります。

病院ではビタミンC,グルタチオン,アゼライン酸,コージ酸,ハイドロキノン,ビタミンA,ステロイド、トラネキサム酸など種々の薬が用いられます。場合によっては奏功しますが特効薬はありません。

始めに述べた「雀卵斑」の場合にもサンスクリーン剤が役立ちます。美容外科ではレーザや液体窒素で処置してくれるところもあります。アメリカではビタミンA酸を該当部に塗ったりもします。

この他に「アジソン病」という副腎からのホルモンの分泌が低下する病気でも皮膚の一部が黒くなります。「疲れ」が大きな症状の病気で疲れやすい体質でしたらそういう方面からのチェックも必要です。ホルモン検査をしない普通の健康診断では「異常なし」と言われてしまう場合もあります。

初めの受診科は皮膚科が良いでしょう。
もし可能ならカラー写真をお送り下さい。お答えの参考にさせて頂きます。