
胸郭出口症候群」について教えて下さい私のごく親しい友人のことで恐縮ですが、先週位から首〜右手首に激痛があり、まともな食事も睡眠も出来なくなってしまいました。
近所の総合病院の診断では、胸郭出口症候群と診断されました。そこで、病院の治療は勿論ですが、何か家庭内で気をつけることとか治療に役立つ情報がありましたら教えて頂けないでしょうか?。宜しくお願いいたします。
(96/11/19 19:55 東京都 Sさん)
メールありがとうございました。ホームページ上でお答えできればと思います。念のためお友達の許可を得ておいて下さい。いつごろからか、おおよそのご年令、性別なども加えて頂ければ読まれる皆様にさらにお役にたつのではと思っています。
(96/11/20 15:44 )
こんにちは、0000@胸郭出口症候群です。
早速のご返事ありがとうございます。
当事者に連絡をとった所、ホームページへの掲載に関して了解を得ました。
また、
>いつごろからか、おおよそのご年令、性別なども加えて頂ければ読まれる皆様に
の件ですが、1年程前から肩こりがひどくなり、少し揉んだ位ではなかなか直りませんでした。この状態で、なんとか仕事(事務職)を続けていたのですが、11月13日(水)に肩から腕にかけて痛むようになり、11月15日(金)の昼休みに近所の接骨院で針治療を行いました。接骨院の先生の話では、頸継碗症候群(漢字に自信がないのですが)であると診断された様子です。
治療後、一時的に痛みが引いたので、その日は仕事を続けて帰宅したのですが、11月16日(土)に、前日にも増して肩から肘にかけて激痛があり、総合病院で検査してもらったところ、胸郭出口症候群であると診断されました。治療としては、炎症を押さえる薬と胃腸薬を飲むように指示がありました。
症状としては、16日から病院でだされた薬を服用しているのですが、一向に痛みの引く気配がなく、18日(月)には箸もまともに使えない状態(症状が右側に出ているため)で、眠気はあるのですが、ちょっとした動作に激痛があるために、1日に1〜2時間しか睡眠が取れませんでした。19日(火)に総合病院の先生に相談した所、座薬を頂いたので少しは落ち着いた様子です。
年齢:31歳
性別:女性
以上、宜しくお願いいたします。

(96/11/22)
「胸郭出口症候群」は腕に行く神経や血管が集まっている腕の付け根(鎖骨という骨の下)
が周りの筋肉やすじによって圧迫されたために「頭痛(後頭部から目の奥)」,「首」,「背中」、「背中」、「腕」の痛みやしびれがきたり、力が入らなかったりする病気です。
手が冷たくなったりする人もいます。これらの症状は体の位置や姿勢を変えることによって変化します。
3:1くらいでどちらかというと女性に多い病気です。働き盛りの 美容師,学校の先生,コンピュータを使う人,内装業,機械整備工,長距離トラック運転手などに多いことが知られています。
神経・血管を圧迫する姿勢を長時間あるいは反復してとることがきっかけになることが多いです。交通事故やどこからか落ちたりすることがきっかけになったり、筋肉が異常に発達しているのが原因となる人もあります。なで肩,まる肩,筋肉質の人に多く頸肋という首の骨の異常が原因になることもあります。
診断は診察中にいろいろな誘発試験というのを行うことで下します。レントゲン写真はその参考にします。時には筋電図なども調べることがあります。
糖尿病による手足のしびれや痛みと間違わないように注意が必要です。
次に治療、注意点ですが最も大事なのは症状が出るような姿勢や動作をさけることです。
特に仕事の時には症状が出てこないような姿勢・動作をとるように日頃から注意しましょう。もしも症状が現われ始めたら,その姿勢や動作をすぐに止めて症状が軽くなるような姿勢をとったり体を動かしたりします。夜間、寝ている間に痛みやしびれが出て困る人は肩甲骨の下に枕を当てると良いこともあります。
楽になるような運動については整形外科やリハビリ科で教わっておくと良いでしょう。マッサージも試す価値があります。
どうしてもという場合にはブロック療法、手術ということになりますが出来るだけ上記の治療法を工夫するようにします。