
何度も「自然気胸」を起こすのですが?はじめまして。24歳の男ですが。昨年の8月ぐらいから肺の調子が悪く(背中が痛む)右自然気胸になりました。1週間入院して自宅療養をしていたのですが、また再発してしまい手術をしました。
手術後から、今度左の背中が痛くなり病院に行ったのですが、様子を見てくれとのこと。12月に今度は左側が自然気胸になってしまい、また手術をしました。で、今はまた右の背中が痛みます。また、なりそうで心配です。何を注意すれば良いのですか??何故なるのですか??
教えてください。
(97/ 1/11 19:46 千葉県Mさん)

(97/1/11)
メールありがとうございました。「自然気胸」といってもかなり再発をされておられるので一般外科での治療ではなく胸部外科の専門病院で診てもらうのが良いと思います。
普通手術後の再発率は3−4%程度であなたのように何度も再発をしている場合には相当しっかりと原因などを調べてもらう必要があります。
東京都内では玉川病院など「自然気胸」の専門治療をしているところもありますが、千葉県内では千葉大学附属病院などなら大丈夫でしょう。
よろしければもう少し詳しくホームページ上でお答えできればとも思っていますが体格(身長、体重)、今までにかかった主な病気や日常生活、トランペットなど楽器を吹くかどうかいつごろからどんな風に痛かったのか、CTや断層撮影・胸腔鏡の検査をされたかどうか、されていればその結果、地理的にどのあたりの病院なら受診、入院できるかなどホームページ上でお答えして差し支えの無い程度にお送り頂けますでしょうか。拝見した上でお答えできるかどうかなど検討してみます。
(97/ 1/11 22:43 )
どうも、有り難うございました。 気胸に気づいたのが8月5日に、お祭りが有りそこで太鼓をたたきました2日後に、肩から背中が痛み出しました。初めは筋肉痛かと思いほおっておいたのですが1週間経っても治らず病院に行きました。レントゲンの結果「右自然気胸」と言われて即入院しました。
そこでは、治療は無かったのですが1週間入院してその後すぐに退院しました。自宅療養を1週間して仕事復帰できると言われ療養中の最後に日に突然再発しました。
それで、また入院して OOOOの「OOO病院」と言うところに入院していましたが
そこでは、手術が出来ずやはりOOのOOOと言う所にある「OOO病院」という病院に移されました。CT、レントゲン等撮り「気胸」の部分を移していました。手術は、内視鏡で行う手術でした。脇の下に、3ヶ所の穴を開けて手術をする方法みたいです。
手術後3日位経ってから、左の背中が痛み出しました。医者に言ったのですが特に何でもない・・・・との事。
退院をしてからも左背中が痛くやはり病院に言ったのですが問題無い・・・との事。痛いので整体に言ったりしていました。
術後3ヶ月位経ち今度は、左側が気胸になってしまいました。その時は、寝ていて起きたら突然痛み出しました。左側は一回目ですが、またなるといけないので手術をしました。
左側がなって2日位経ったら今度は右の背中が痛み出しました。レントゲンでは、問題無いとの事です。 でも、左側がなったときと症状が一緒なのでまた、なるかもしれないと言う不安があります。
手術をしたら、3日ぐらいで退院できますがやはり手術というものはいやです。
違う病院で見てもらった方が良いのでしょうか??「OOO病院」では、呼吸器外科に行っていました。
身長は、165cm 体重は47Kgです。胸膜鏡は、レントゲンですか??CTは撮りました、あとレントゲンも。。
地理的には、千葉県内が良いです。
この病気は、原因は無いのでしょうか??あと、煙草は絶対吸わない方が良いですか??病院の方に、入院中は吸わないでね。っと言われました。「原因は、煙草ですか?」と尋ねると「まっ、そう言う運命なんだよ。体の欠陥品だと思って・・・」と言われました。
すみませんが、宜しくお願いします。
再度の詳しいメールありがとうございました。ホームページへのアップができればと検討させてもらいます。(97/ 1/11)
(ホームページ追加)
肺は風船のような構造ですがこの風船は「胸郭」という密閉された入れ物に閉じこめられるために広がるようになっています。「自然気胸」はこの風船にあたる肺の弱いところが破れて、肺と胸郭の間に空気が漏れて出てそのため肺は縮んでしまう状態です。殆どが20歳代の痩せて背の高い男性にみられます。原因も分かっていませんしなぜこういう体格の男性に多いかもはっきりとしたことは分かっていません。
左か右かの突然の胸の痛みで気が付くことが多く、息苦しさ、から咳、動悸、不安感を伴うこともあります。若い人の気胸は普通は質の悪い病気ではなく命にかかわることは殆どありません。
肺と胸郭の間に漏れて出た空気をいろいろな方法で吸ったり、肺の破れやすいところを治したりして治療します。
御質問者の書かれている「脇の下に穴を開けて内視鏡でやる」方法は呼吸器外科のかなり専門の先生が行う方法ですので、ある程度以上のレベルの先生方がいらっしゃる病院と考えられます。
私が最初のメールで推薦した日産玉川病院の副院長でいらっしゃる武野良仁先生はこの「胸腔鏡下ろう孔閉鎖法」を1973年に開発された先生ですが最近までに1340例以上この方法で「気胸」の治療に当たって来られた「気胸」についての大家の先生です。一般の患者さん向けに「自然気胸(45の質問)」という大変良い本を鳳鳴堂(03-3811-5272)という出版社から出されています。「気胸」について大変詳しくしかも一般の人たちにも分かりやすいように書かれておりとても良い本です。皆さんも是非一度読まれることをお勧めします。
「体の欠陥品」とは良くない表現で慎むべきですが肺の構造に一部弱点があることは理解されてたばこもこの機会に止めるか出来るだけ少なくされてはいかがでしょうか。
詳しいメールを拝見しますと現在かかられている病院は技術的にはレベルの高い病院ではないかと考えますが、今後のことについて又「セカンドオピニオン」としてレントゲンやCTをお借りして一度武野先生のご意見を伺って確かめておくのも良いかもしれません。日産玉川病院の電話番号は03-3700-1151です。