質問・回答(0150)


睫毛内反症について教えて下さい

小3の子供が学校の検診で睫毛内膜症と言われました。どんな病気か治療法おしえてください

こういうホームページとてもうれしい
(97/ 5/ 1 21:16 静岡県 Hさん)

(97/5/1) 「睫毛内反(しょうもうないはん, entropium ciliarum)」というのはいわゆる「逆さまつげ」の一つです。

日本人では乳幼児期に膨らんだ皮膚のためのことが多いのですが、睫毛(まつげ)が角膜に触れてしまう状態のことです。普通、下の瞼(まぶた)の鼻寄りの場合が多いです。

特に泣いたときなどに睫(まつげ)が角膜にあたり、「目やに」や「充血」の原因になることがあります。ほとんどの場合、3−4歳ころまでに赤ちゃんのときの頬の膨らみが少なくなるにつれて治ってしまいますので心配要りません。 エコリシンやフラビタンなどという点眼薬が「目やに」や「充血」といった症状に効果があります。

しかし、このために視力障害がきたり、小学校に入った後でも「眼をよくこする」、「涙っぽい目つきをする」、 「まぶしそうにする」などの症状があるときには手術を考える必要があります。睫が目につきささるように生えている場合は眼科で細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)という検査器械で角膜の傷の付き具合を見てもらい手術が必要かどうか検討してもらうのが良いでしょう。手術には皮膚切開をする方法と糸をかけるだけの方法があります。

なお、「逆さまつげ」というものにはこの他に「眼瞼内反症」と言って瞼そのものが捻じれ込んでしまうものもあります。この場合は二重瞼(ふたえまぶた)をこしらえる手術を行います。