質問・回答(0179)


医学部学士入学について

こんな、親切に質問に答えてくれるようなホーム・ページを探していました。見つけることができて、とても喜んでいます。  私は現在、某国立大学の3年生で(3月現在)、臨床心理学を学んでおります。 昨年新聞などで、新しく国立大学医学部の学士入学制度が実施されるという話を聞き、卒業後ぜひチャレンジしたいと思っているのですが、大学へ問い合わせても11年度の入試についてはまだ決まっていないといわれ、情報がなく、何をどう準備すればいいのか、困っています。 偏差値を重視しない面接や小論文中心の形態をとるようですが、どのような準備が必要なのでしょうか。現在、臨床の現場を肌で感じたいということから、精神科のクリニックでアルバイトをしておりますが、受付及び事務の仕事なので、細かい仕事に忙殺されているのが現状です。  

私は心理学を学ぶうちに、人間を理解するためには、やはり心理的な側面からだけではなく、物理的、肉体的側面からの知識も必要だと考え、精神医学を志しております。また、心療内科、内科などにも興味があります。 高校時には、医学部を受けたこともあったのですが、数学や物理が苦手で、科学も得意とは言えず、興味があり何とかなっていたのは生物くらいで、結局合格できませんでした。英語、国語などは得意だったのですが、実際必要とされるのはどのような能力なのでしょうか。英語ならば、どの程度の力を、どんな風に学習していったらよいのでしょうか。  

また、私の父親は、地方都市で開業医をしているのですが、勤務医と開業医とでは、具体的にどういったこと(求められる能力、生活など)が違ってくるのでしょう。仮に医院を継ぐということになった場合、医師となってからどのくらいの修業(?)年月が必要でしょうか。

またその際、私が女性であるということが、何らかのハンデになることはあるでしょうか。  なんだか質問したいことがたくさんで、申し訳ないのですが、情報が少なく、他に同志がいればいいのでしょうが、今のところ見つけられず、どうも不安なのです。医学部へいくということは、イコール何年か後には医師国家試験にチャレンジし、医師への道を進む、というように、将来が決まってしまう選択だと聞きますので、自分に素質があるかどうかも含めて、慎重にならざるを得ません。 

まだ入学の可否も、入学への道のりも分からず、捕らぬ狸の皮算用のところもあるとお思いでしょうが、どうかよきアドバイスをお願いします。 了解しました。受験した際は、ご報告します。 ( 98/ 3/19 01:51 神奈川県 Yさん)

(98/3/19)
年代は少し違いますが前回掲載と同様の質問でしたので掲載させてもらいました。 今回の学士入学制度は皆さんの関心度が高く論文などの形式であることなどよりかなりの倍率になるのではとそちらの方が気になります。 もちろん数学や物理が少しくらい出来なくても良い医師になれないということはありません。そういう意味で新しい形式の入学試験を検討しているのではないかと思います。

しかし、ある程度オールラウンドなかなりの学力は必要ですしそれだけではなく人間的にも立派でないと歪な医師が出来上がってしまいます。某大学副学長が医師でありながら患者さんの命をないがしろにして、その取り巻きの医師連中も何も防止できなかったし、しようともしなかったのです。患者のための医学ではなく医学のための医学というこういう体質を残している学会が未だあることも事実ですがこれからはこういう人たちが医師になられては困ります。関係者の努力を注意深く見守りたいと思っています。

開業医と勤務医の生活はその形態にもよりますが基本的には時間が決まっている勤務医が気が楽ではないでしょうか。但し医学部卒業のあとの研修医時代は特に内科、外科などでは奴隷のように24時間働きづくめですので極めて大変です。皮膚科や精神科はそれほどではないでしょう。

女性であることはほとんどハンデイになりません。現に女子医学生の割合がどんどん増えています。 心療内科などこれからはますます必要性が高まっていくでしょう。私も大昔学生のころ、九州大学の心療内科に池見酉次郎という先生について1ヶ月ほど勉強をしたことがあります。