質問・回答(0186)


「絨毛癌」を治す方法は無いのでしょうか

***在住の***と申します。yahooで検索し見つけました。説明文の内容は了解しました。 早速ですが、****の***でお願いします。ご回答はメールで至急頂けないでしょうか。 ご相談の程宜しくお願い致します。中学3年(14才)の私の娘が、卵巣癌の一種の絨毛癌を患っています。
本来絨毛癌は産後に発生するものだそうですが、娘の場合は妊娠の経験も無ければ、SEXの経験もありません。
医者のいうには絨毛が何らかの形で入り込む(迷入というそうですが)事があるそうです。 一番始めに症状が現れたのは昨年(98年)の6月26日でした。お腹が痛いというので病院に行ったところ悪性の腫瘍らしいと診断されました。その時は貧血もひどく倒れる程でした。早速近くの大きい病院(*****病院)を紹介して頂き、準備が整いしだい手術という事になりました。
摘出された癌細胞を見ましたがモコモコとしていてぶどうの巨砲に何かゴムの袋でもかぶせたかのようになっていました。大きさは*の先生でしたが鷲掴みにするほどで、リンゴ位の大きさがありました。
また、それを切断して見せて頂きましたが、表層部に血のにじむ様などす黒い筋が幾つも有りあり内部で出血しており、それが貧血の原因だろうとのとでした。尚、手術前のHCGは2万数千ありましたが、抗癌剤で点滴をしてからは4〜5千位で推移していました。 その後も抗癌剤の点滴で治療を続けてまいりましたが、昨年の暮れ(98年12月)に原因不明の高熱(ほぼ40度近く)が一週間以上続き色々な手を尽くしましたが原因は腫瘍しか考えられ無いという事で再度2回目の手術をしました。手術後は高熱もおさまりました。摘出したものを見たところ今度は肉だんごみたいな固まりが小さいものも含め数個有りました。1回めの手術で摘出された物の、袋をとりのぞいたようなものなのかと思いました(恐らく抗癌剤が表面に作用して袋がなくなったのでは無いかと思いました)。 手術後1カ月位だったと思うのですが、CTで確認したところ、もう既に前と同じか少し大きい位の癌細胞が増殖していました。更に、悪いことに肝臓へ転移していました。手術後ですぐに抗癌剤を点滴出来なかったため癌細胞が増殖してしまったのだそうです。それだけ増殖力が強いとのことです。 その後も継続して抗癌剤の点滴で(やり方は替えて)治療していますが、1回めの抗癌剤を点滴しても、次に点滴を開始する迄に癌細胞が増殖してまうそうです。逆にいうと、次の抗癌剤が投与できる様になるまでには白血球があるところまで上がらなければいけないそうですが、白血球がなかなか上がらず抗癌剤が点滴出来ないそうです。しかし、抗癌剤の点滴は効いてきているのかHCGは千前後で推移してます。 抗癌剤の組み合わせも数種類あるそうでうですが、全ての組み合わせを試したそうで(間隔も替えたりしていました)、現時点(99年6月末)ではもう治療方法はないといわれました。
最後の治療方法を試したのですが、1回目の抗癌剤の点滴では良い効果が出ているのですが、2回目、3日めと繰り返して行くと、やはり白血球がなかなか上がらなくなってきて、次の抗癌剤を打てなくなってしまい、その結果癌細胞が増殖してまうという状態になっています。
この治療方ではHCGは一時は100〜200位まで下がっており、肝臓の癌細胞もすこではありますが小さくなっていました。下腹部の癌細胞の大きさはあまり変化はないようです(5cm位の大きさ)。 今後は、飲み薬も併用し、今までやってきたやり方で比較的効果のあったものを選択し治療を続けるしかないとのことです。色々な文献も調査したがもう定型的なやり方ないといわれました。
また、一時**大学で良い治療法があると担当の先生から聞きましたが、その後先生が詳しく確認されたところでは今回の症状にはあまり効果が無いとのことで、その話はなくなりました(その治療法とは事前に白血球の高い時の血液を採取しておき、その後大量の抗癌剤を投与し白血球の下がった時に輸血をするというもだそうですが、血液自体に癌細胞が含まれているので駄目だということになりました)。 ちょうどこの時期に担当の先生が別の病院へ移る事もあり、またこの病院で治療法がないといわれたこともあり、この際(他にもっと良いところがあるのではないかと考え)病院を替えようと思い担当医師に相談しましたが、どこがいいかは分からないといわれました。癌に対しては良いといわれている病院や、いくら有名な先生がいたとしても、その病院は先生が絨毛癌に対してどれだけ詳しいは分からないといわれました。私にはどこの病院のどの先生がいいのかは全く分からず途方にくれています。 そこでご相談したい事は、今後どのような対応をしたらいいかということです。 具体的には以下のことではないかと思います。 1.本当に、他に治療方法は無いのでしょうか。娘を助ける可能性はないのでしょうか。 2.この病院で治療方法がないのなら、病院を替えるしかないと思っていますが、その判断は正しいで  しょうか。 3.絨毛癌に詳しい、良い病院、先生はいないでしょうか(場所は出来れば首都圏を希望して下ります)。 4.広くみて、今後どのような対応を考えるべきでしょうか。 以上ですが、乱筆乱文で誠に申し訳ありあませんでした。ご回答の程至急お願い致します。

14歳というお若いお嬢ちゃんの、しかも大変なご病気でご家族のお気持ちいかばかりかとお気持ちお察し申し上げるとともに心が痛みます。 現在のところ「非妊娠性絨毛癌(non-gestational choriocarcinoma)」との診断でしょうか? 単なる絨毛癌も稀な疾患ですが、その中でも非妊娠性となるとさらに稀なものですし、残念ながら化学療法にも抵抗性で一般的には極めて予後不良とされています。 以下、ご質問項目に添ってお答えします。 1.一般の絨毛癌と同じく手術療法、術後化学療法が原則です。  今のところこれ以外の特殊な方法は私の知る限りありません。 2.残念ながらはじめに申し上げましたような状態ですので  病院を変えたからより良い結果が出るものではありませんので  「変えた方が良い」との判断が正しいと断言はできません。     但し、私ならあきらめきれませんので  より専門的な病院を徹底的にさがすのではないかと思います。 3.九州大学の産婦人科が絨毛癌に力を入れているということを  聞いたことはありますが 
 都内でしたら築地の国立癌センター(03−3542−2511)の婦人科  はいかがでしょうか。    なかなかベッドが空いていなかったりして受け入れてはもらえないかもしれませんが「非妊娠性の絨毛癌ですべての化学療法があまり効き目がなかった」ということを話せば「そういうことなら」と意欲を持って受け入れてくれる可能性があるかもしれません。 CTやMRIなどの写真を借りられて今の先生の紹介状とともに保険証を持ってお父様だけでもご相談の受診をされてはどうでしょうか?
もちろん前もってお電話で相談されてからが良いでしょう。 ほぼ最高の治療処置をしてもらえると考えられますので、そう言う意味では納得できるかもしれません。 4.残念ながら最高の治療機関でも良い結果の可能性は少ないと考えられます。
お嬢ちゃんとの毎日の接触、気持ちのやり取りをどのようにするかご家族で考えられることでしょうか。 専門の先生とのお話し合いの中で緩和ケア病棟でターミナルケアを受けられることも視野に入れて考えられてはと思います。 良いお知らせができず何とも申し訳ありません。
ご家族の皆様ともども毎日、毎日をお大切になさって下さい。