質問・回答(0199)


「ツベルクリンが陽性」で心配しています

Date: Thu, 8 Jun 2000 10:27:00 +0900  
上の子が小1の時のツベルクリンで、硬結、二重発赤、28mmの強陽性と診断され、レントゲンと血液検査を受けました。それで5歳の下の子にもツベルクリンをお願いしたところ、二重発赤、31mm、硬結なしでした。二人とも、赤ちゃんの時に1度BCGをうけています。

家族、親戚などに結核患者はなく、みな元気なのに、なぜこのようなことになったのか納得がいきません。

唯一、気になるのは、私が24歳位の時から、首のリンパ節がじゅず状に腫れだして、結核性の慢性リンパ節炎じゃないかと疑い、病院に行きましたが、血液検査だけで異常なしとして、まったく相手にされず15年がたっています。

痛みはなく、さわるとコロコロよく動きます。少しアゴを上げるだけで、両側の腫れが目立ち、脈を打っているのが見えます。直したくても病院で相手にされず困っ ています。このことが、子どもたちのことに関係しているんでしょうか。

上の子は当初から痰だけが続いており、いつもノドがいがらっぽく、エヘンエヘンしています。1年たって別の機会でレントゲンをとりましたが、異常なしで耳鼻科系もアレルギーもありません。

今後、結核が発症するのではと、いつも不安です。病院の先生はまったく問題なしと言って、薬もありませんでしたが、本当に大丈夫なんでしょうか。今現在、元気で食欲もありますが、痰だけが気になってしかたありません。定期的にレントゲンを受けなければならないんでしょうか。  病院では他の患者さんとはカーテン1枚で、全部聞こえてしまう状態なので、なかなかきけません。宜しくお願いします。

Date: Fri, 09 Jun 2000 14:42:00 +0900
ご質問拝読しました。
お二人の子供さんはBCGを受けておられるのでツベルクリンが陽性であっても結核の感染があったとは言い切れません。

BCGを受けておられる場合には通常はツベルクリンの発赤が40mm以上の場合に初めて結核の化学予防(結核の診断が下されなくても疑いがあるとして副作用の少ない薬を服用すること)を検討します。 40mm未満の場合はむしろ保留とされます。

お二人のお子さんがツベルクリンが陽性と出た原因ですが最も考えられるのは BCGによるものです。 しかし、頻度は少ないですが自然に感染して発病はしていないという可能性もあります。

現在結核患者は徐々に増えつつありますし必ずしも排菌患者さん(結核菌を痰などから外界へ出している患者さん)の全員がちゃんとした治療を受けているとは限りません。

学校の先生でもご自分が結核だと知らずに、「最近咳が良く出るな」と思いつつ授業をされている方もいらっしゃいましたし、医師も例外ではありません。 結核と診断されても保健所の保健婦さんなどができるだけ説得して病院に行くよう説得はしますが強制的に捕まえて治療をしてもらうようなシステムにはなっていません。(ニューヨークなどではDOTSと言って排菌している結核患者さんが目の前で薬を飲むとお金などを渡すという方法を取ってある程度の効果をあげています。) 日本では駅のプラットフォームの上に平気で痰を吐く人も多く感染の可能性もある程度あるわけです。 このように考えれば結核の恐怖はぬぐいきれません。

しかし、元気で食欲もあり、レントゲンでも異常がなければ結核にかかっている可能性はかなり低くなります。 「痰だけが気になってしかたがありません」とのことですがそれでしたら2−3回「喀痰の結核菌塗沫培養(とまつばいよう)」という検査をしてもらわれては如何でしょうか。痰がちゃんと出ておりさえすれば苦痛もなくとても簡単に検査ができます。レントゲンのようにそのたびに放射線を浴びるなどの障害の心配もありません。

お母さまの頚部リンパ節の病気は確かに結核であったことも考えられます。 しかし、現在発熱や咳、痰などの症状がなければ、たとえ結核性頚部リンパ節炎であったとしてもほぼ完治しているものと考えられます。子供さんへの感染などの可能性は極めて低いでしょう。

ところでお母さまは最近、レントゲンなどの検査は受けておられますでしょうか? 発熱、咳、痰、などの症状の有無、程度に応じて年に1度くらいのレントゲン検査を受けておかれると安心です。 もしも未だでしたら今回のことをきっかけに一度調べておかれては如何でしょうか?


Date: Fri, 9 Jun 2000 16:54:28 +0900
 ご回答ありがとうございました。 子供のことは安心しました。 BCGの影響だったと信じることにします。

自分のことはちょっと疑問がのこりますが。 結核性慢性リンパ節炎だったとしたら、どうして病院は相手にしてくれなかったのかと。
ちなみに私は、19歳からずっと年1回の結核検診をうけています。

また、なにかあったら相談にのって下さい。 どうもありがとうございました。