質問・回答(0240)


「肝臓の良性腫瘍と言われてとても心配です」

Date: Wed, 5 Sep 2001 16:02:26 +0900

私の妻の件ですが本年6月の健康診断のエコー検査で肝臓に異常が認められCT検査を受けるように言われました.。
 ある国立病院へ検査の申請に行ったところ大丈夫との事で再びエコーの検査を受けました. その結果は同じで肝臓に腫瘍のようなものが見られ8月28日にMRIによる検査を受けました。. それによると肝臓に 6mmから10mm位の大きさの腫瘍が認められました。.そして4ヶ月間経過観察と成りました.。次回は本年12月にエコーの検査を受ける予定です.。

質問事項として

1. この時点で良性か悪性かの判定をしなくて良いのでしょうか
2. 腫瘍ができるということはガンの可能性が大きいのでしょうか
3. 今後日常どのような事に気をつければよいのでしょうか
4. 腫瘍を大きくさせないために健康食品の摂取を考えています。
健康食品の種類が多いので何を選択すればよいか迷っています。 知っているだけで アガリクス メシマコブ AHCC サメ軟骨があります。 このうちどれが効果的でしょうか
5. 12月の再検査で腫瘍が大きくなっていればガンでしょうか
  また即刻手術の必要がありますか
6. 早期のガンであれば切らずに治せる方法はありますか

毎日とても心配です。
ご回答宜しくお願い申し上げます。

Date: Sat, 08 Sep 2001 22:44:01 +0900
Subject: 「病気個別ご相談」お答えします。

メール拝見しました。
奥様思いで大変ご心配なご様子、ひしひしと伝わってきました。悪い病気である可能性は非常に低いのでまずはどうぞご安心下さい。

ご質問事項に沿いお答えします。

1.エコー、CT,MRIの3つの検査によりこの時点で良性と判断されたものと考えます。
肝臓の良性腫瘍には「肝嚢胞」、「肝血管腫」、「肝細胞腺腫」、「限局性結節性過形成」、「炎症性偽膿瘍」、「血管筋脂肪腫」などがあります。
どの可能性を最も考えておられるのか尋ねておかれると安心できて良いかもしれません。

2.腫瘍というのは悪性と良性があり、悪性腫瘍には「癌」と「肉腫」があります。ですから言葉の上では良性腫瘍は癌とは別のものとなります。
また、現実問題として良性腫瘍と診断された場合に実際には癌だったという可能性は大きくはありません。

問題は良性腫瘍と思っていたら癌だったという場合です。たまにこういうことがあるので「経過観察」と言って何ヶ月かごとに検査を繰り返して確認するわけです。
それから「肝細胞腺腫」などは悪性化して「癌」になる場合があります。「肝細胞腺腫」は経口避妊薬を使っていた人に多いと言われています。

3.大きい良性腫瘍の場合は破裂その他に対する注意が必要ですが6−10mmの大きさなら日常生活上特に気をつけないといけないことはありません。
有意義で健康的な生活を思う存分送られることです。

4.医学的に効果が広く認知されているものはありませんがご本人自身が強くご希望になり積極的に摂取されるのであれば「アガリスク」は如何でしょうか。
但し、ご本人が嫌がられるのに無理をしてまで摂取すべきものとは考えられません。

5.大きくなっているからといって癌と決め付けるわけにはいきませんが癌の可能性がかなり高くなりますので検査をさらに繰り返したり「生検」と言って細胞を取ってきてさらに詳しく調べるなどして処置をすぐにするかどうか慎重に検討することになります。
大きくなっておれば即刻手術というわけではありません。

6.早期の癌であればエタノール注入法、ラジオ波を使った方法など手術以外の良い方法が進んできています。特にこれくらいの大きさの場合手術以外の簡単な方法が取られることがむしろ多いです。

以上お答えとさせて頂きます。
あまり気にしないですばらしい生活を続けられるよう希望します。


Date: Mon, 10 Sep 2001 16:37:22 +0900

足立先生

9月8日付ご丁重な回答有難う御座いました。
今後ともアドバイスを宜しくお願いします