
Date: Tue, 19 Nov 2002 20:04:40 +0900
70歳の夫ですが急性精巣上体炎で10月末から左睾丸が腫れ疼痛と発熱で10日間入院点滴で熱が下がったので現在は家で患部を冷やして寝ています。痛いので歩く腰掛ける等不自由です。よい治療法はありませんか。
前立腺肥大についても教えてください。
数年前から大きいみかん位あり排尿障害のため入退院を繰りかへしていますが現在は自分で時々尿管を入れています。
14年3月前立腺針生検を行いましたが癌はありませんでした。その他そけいヘルニアと糖尿病があり手術も難しいのか今後の方針とかまったくわかりません。
10月始め左脇腹、背骨からおへそまで帯状疱疹になり皮膚科の薬で尿が出なくなるなどあったが今はほとんど治った。
現在泌尿器科でハルナール、エビプロスタット2T内科でベイスン1Tアマリールを飲んでいます。この前立腺の処置について教えてください。
本人は何もしたくないようですが放置したらどうなりますか。
よろしくお願いします。
Date: Sun, 24 Nov 2002 19:03:51 +0900
Subject: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
数年前からの前立腺肥大で、しかも大きいみかんほどの大きさにもなり自己導尿でご苦労されていらっしゃるところへ急性上体炎を発症されてご家族の方々も随分とご心配のことと思います。
前立腺肥大の大きさと排尿障害の症状が必ずしも正比例するわけではありませんが、それでもおおよそ70gから80g以上の大きさになれば普通は経尿道的前立腺切除や前立腺皮膜下摘除などの手術をするのかどうかの検討をしてくださることが多いです。最近は電気やレーザー、冷却など特殊な方法がいろいろと工夫されていますが誰もがすべて良くなるというほど成績が一定しているものでもありませんし、こういった特殊な設備がある病院は数が限られています。
手術をするかどうかは患者さんの全身状態、ご年齢、糖尿病や心臓疾患の程度などと病院の設備状況などから手術の危険性などとともに総合的に主治医から情報提供がなされて最終的にはご本人やご家族のご希望により決定されます。
手術をされていないのでしたらその主治医の先生に何かご理由があるのかもしれません。その場合は上記の予備知識を持った上で主治医の先生にお伺いするとご説明頂けるでしょう。
帯状疱疹が出られたということですので免疫状態が低いと判断されたのかもしれませんが体の一部にだけ出来る帯状疱疹はお年寄りには普通にでも見られることが多く、それだけで免疫状態が特別低下しているとまで考えなくても良いでしょう。
次に、急性上体炎は前立腺肥大症と関連して発症してしまった可能性があります。
しかも糖尿病があるということですので起こしやすく、また、糖尿病があると慢性化すると長引くこともしばしばです。
昔、結核を経験したことのある老人の場合、普通の精巣上体炎と思っていたら結核性のものであったということもありますので注意が必要です。もしも結核性のものであれば普通の治療法では治らず大概の場合は手術が必要になってきます。
普通の精巣上体炎であれば、ほとんどの場合、手術など特別な処置を必要としません。万が一慢性化して経過が長くなってもどんどん悪くなって行くという病気ではありませんので、あせることなく、じっくりと病気と向き合って生活していくことが重要です。
以上、今回のお答えとさせて頂きます。
どうぞ、お大事になさって下さい。
Subject: Re: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
Date: Sun, 24 Nov 2002 21:19:15 +0900
早速のご回答ありがとうございました。
とりあえず着信確認のお知らせまで申し上げます。