
「末期の悪性黒色腫を治す方法」Subject: 病気相談お願い致します。
Date: Thu, 9 Jan 2003 01:20:27 +0900
ご相談したいのは私の父のことです。病名は悪性黒色腫です。まず今に至るまでの経緯を説明します。
最初に父の体に異変が起きたのは平成11年の冬でした。鼻の内側におできのようなものができ、鼻血がよく出るので、隣の市にある**病院の耳鼻科を受診したところ黒色腫瘍と診断されました。
今治療をしておかないといずれは悪性黒色腫という命に関わるような恐ろしい病気になると医師から言われました。
後になって分かったことですが、当時の病状は悪性黒色腫の初期の段階であり治癒することが可能でした。
父はすぐに入院し鼻の腫瘍を手術で切除し、患部に放射線治療をすることになりました。しかし父は元々が病院嫌いだったため入院生活に耐えられず、自宅から通院しながら放射線治療を受けることにしました。
最初のうちは真面目に通院していましたが、放射線治療の副作用に耐え切れなくなり、鼻の腫瘍を切除したことで安心したこともあって、治療半ばで通院 を止めてしまいました。結局父はそれ以後病院での治療は一切受けませんでした。
その後、父に再び異変が起きたのは平成14年の春でした。最初は米粒大のできものが腕や脇の下にでき、夏には直径5センチ程 になってこぶのように盛り上がり、黒く変色し、数も増え、全身へと広がっていきました。
父が病状を家族に打ち明けたのはこのと きになってからでした。すぐに市内の総合病院の外科に行くと、医師から悪性黒色腫と診断され、父は鼻の時と同様に腫瘍の切除を 希望し何箇所かは手術で切除しましたが、切除が不可能なものや新たにできてくるものは切除しきれませんでした。
そして**病院への転院を勧められましたが、父は病気への恐怖から行く決心がつかず、結局**病院の皮膚科を受診したのは秋になってからでした。
医師から放射線治療と抗がん剤治療は有効とは言えないこと、治療による副作用が命を縮める危険性があることを説明されました。
その他に副作用の少ないワクチン療法があることを教えてもらいました。私たちは治療による副作用へ抵抗があったため、ワクチン療法を受けることを希望し、**大学***学研究所付属病院を紹介してもらいました。
**大で検査した結果、内臓や脳へは転移していないことが分かり、父が悪性黒色腫に対するペプチドを用いたワクチン療法の臨床 試験に参加できる条件を満たしていたため、外科の医師から臨床試験に対する説明が行われました。
あくまでも臨床試験であり効果は必ずしも期待できないと言われましたが、すがるような思いで参加することを決心しました。
入院し2週間に1回、4回で1クールのワクチン療法をやり終え、検査の結果残念ながら効果が表れなかったことを医師から告げられました。
内臓や脳への転移は相変 わらず見られないものの進行は止められず、もう1クールすることは進行の速度から考えると難しいと言われました。
**病院に戻 り抗がん剤治療を受けることを勧められ、12月中旬父は退院しました。退院後**病院へ行き、顔にできた腫瘍の切除をしてもらうため形成外科に入院することになりましたが、抗がん剤治療に関してはすぐには踏み切れず、抗がん剤以外に治療法が無いのかという思いから全国で最も悪性黒色腫の患者を扱っているという**がんセンターの紹介状を医師から書いてもらいました。
**がんセンターの皮膚科の医師は、多くの悪性黒色腫の患者を診てきた経験から父に施す有効な治療法はないと言いました。
抗がん剤治療は効果が出たとしても現状維持することが精一杯で、もしやるなら近くの病院のほうがいいと言われ、**病院への紹介状を書いてもらいました。
新たな腫瘍もできていたため抗がん剤治療で進行を止められるのならと思い、再び**の皮膚科に行きました。検査の結果、脳や内臓への転移は認められませんでした。抗がん剤治療がすぐに行われると思っていましたが、医師は効果が得られないのを分かっていて強い副作用を伴う抗がん剤治療は出来ないと言いました。
今後は入院せず、定期的に血液検査や尿検査を受けていき、必要 があれば腫瘍の切除をしたり、痛みに対する処置をすることになりました。
以上が今に至るまでの経緯です。
質問したいのは以下の点です。
1、父の進行程度から治癒に向かった治療法は無いのでしょうか?実際に効果が得られた人が少ない治療法でも良いです。
2、治癒が不可能な場合、延命が期待できる治療法は無いのでしょうか?実際に効果が得られた人が少ない治療法でも良いです。
3、このまま進行した場合、病状はどのようになっていくのでしょうか?
4、温熱療法や温泉療法(ラジウム温泉)の効果はどのくらい期待できるのでしょうか?
5、悪性黒色腫は遺伝性の病気なのでしょうか?をつけることがありましたら教えてください。
父も含めて私たち家族はまだ希望を捨ててはいません。少しでも多くの情報を必要としていますので宜しくお願い致します。
Date: Tue, 14 Jan 2003 15:36:47 +0900
国内では最高の診療レベルのいくつかの病院からこれ以上の治療法が無いとの判断を下された上で「それでも何かできないか」と思われるお気持ちが痛いほど伝わって参りました。
確かに既に遠隔転移を来たしているのでしたら5年生存率は10%以下です。しかしその数%の可能性であっても何とかできないかというお気持ちは十分に分かります。
数多くの代替(だいたい)療法があります。但し代替療法ですので必ず効果があると言える物はありません。もしもそういう宣伝で高価なものを売りつけられるようでしたらほとんどが眉唾物と考えて良いでしょう。
しかしそういった中でも丸山ワクチン、アガリクス茸、インターロイキン2の注射、プロポリス、レイシ、などでは日本国内には正式に学会報告や論文としての報告はほとんどありませんが、実際に癌が縮小することがあるのを医師も稀に経験することがあり、比較的期待を持って試すのも悪くはないと思います。
野菜ジュースを中心に摂取するゲルソン療法も医師の管理下に試してみる価値はあるのではないでしょうか。厳密な医学論文ではありませんのでどこまで正確な記述かは確認していませんが
余命数ヶ月と言われていた悪性黒色腫の患者さんがゲルソン療法で1年半ほどかかって治ったとする経験談の「My
Triumph over Cancer: The Therapy of the Future Beata. Bishop (著)」という本も出ているようですので参考にされては如何でしょうか。
いずれにしても最後まで希望は失わないことです。
なお、温泉療法が悪性黒色腫に効果があったとするお話は私は聴いたことがありません余り効果がありそうにも思えません。
それから特殊な黒色腫で遺伝性のものがありますが、一般の悪性黒色腫は遺伝疾患ではありません。
以上、今回のお答えとさせて頂きます。
どうぞ、お大事になさって下さい。
Subject: 回答ありがとうございました。
Date: Thu, 16 Jan 2003 22:52:32 +0900
回答ありがとうございました。貴重なご意見を頂き、とても感謝しております。
少しでも望みがある限り諦めずに、父と共に頑張っていこうと思っております。
またご意見を伺うことがあるかもしれませんが、その際は宜しくお願い致します。