質問・回答(0301)


「病名がぴったりで驚きました」

date: 04 Jun 2003 23:40:53

はじめまして。どうかご相談に乗っていただきたく藁にもすがる思いでメールいたします。
本文は長くなりますので別途メールにてお送りします。
お忙しいところ、申し訳ございませんが、急を要しております。何卒、よろしくお願いいたします。

Subject: **相談の内容です。
Date: Thu, 5 Jun 2003 00:51:05 +0900

お世話になります。
6/4、23:41に**相談申し込みのメールをお送りさせていただき、内容を別送するとのことでお送りさせていただきます。

*****と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
早速内容に入らせていただきます。

今、主人が5/27より**大学病院の眼科に入院しています。
主治医は**先生とおっしゃる方でまだ若い先生です。
たまに**教授とおっしゃる方に2度ほど診てもらったそうです。

5/25に1週間くらい前より右目が見えにくくなったという理由で近くの眼科に見てもらったところ、視神経が腫れているので大学病院で見てもらって下さいといわれ、検査してもらったところ、視神経乳頭炎と言われ、早く治療したほうがいいということで27日に入院いたしました。

当初は1週間くらいで退院できるでしょう、という話で、点滴を受けるだけで、生活に何の制限もしなくて良い。ということでした。
ですので、特に何もしていませんでした。(タバコも吸っていました。吸ってもいいということだったので。)
それから治療が始まりました。

主人はもともと目が悪く、めがねをかけて、0.6〜0.8くらいの視力です。
5/27より、プレドニンの点滴治療が始まりました。
5/27、朝、100mg。飲み薬としてメチコバール1錠(朝)。
5/28、朝、100mg。メチコバール3錠(朝昼夜)内科検査、およびOCTで水がたまっていることがわかった。
5/29、朝、100mg。メチコバール3錠(朝昼夜)。
5/30、改善が見られないため(主治医曰く)プレドニンを80mgにする。
    メチコバール3錠(朝昼夜)。
    本人曰く、夜、消灯前に(8時半ころ)右目下半分が少し見えにくい気がした。
5/31、プレドニン80mg。右目下半分が見えなくなった。
    動脈2本が詰まっているとのこと。今日よりパルス療法を行うとのこと。
    その後、腫れが原因で血管を圧迫したのであろうということでメルメトロール1000mg点滴。
    メチコバール3錠(朝昼夜)は服用する。
6/1、ヘパロック ソルメドロール 1000mg。メチコバール1錠(朝)、メチコバール、キャベジン、カルナクリン錠25(血液の循環を良くする薬とのこと)各1錠(夜)。見え方、腫れは変わらず。
6/2、ヘパロック ソルメドロール 1000mg。メチコバール、キャベジン、カルナクリン錠25各1錠(夜)。
  見え方、腫れは変わらず。 視力右、0.6、左、1.2
  MRIで調べる。(血管がどうなっているのか。)結果は後日。
6/3、プレドニン80mg。ヘパロック パルクス5mgも点滴。(血液をさらさらにするとのこと)
   造影剤を入れて写真を撮る。
   MRIの結果、異常ないとのこと。(腫れが原因で血管が詰まっているのではない)

そして、6/4本日、主治医に今の状況の説明を求め、聞きました。
当初、視神経乳頭炎という疑いで(紹介状にもそうなっているが)治療をしたが、まったく反応がない。
何が原因なのかわからない。

最初、診察するまでにかなり時間がたっている。(本人曰くそれでも1・2週間くらいだが・・とのこと。近所の眼科医の紹介状には2〜3週間前と書いてあります。)
また、血管が詰まってしまったため、腫れが原因でと思い、腫れを引かせるため、ステロイド1000mgを点滴したが腫れもあまり引かない。血管も詰まったまま。

血管が詰まった原因が何なのかわからないので手の出しようがない。手術も出来ない。
見えにくいと感じた5/30の消灯前から、次の日、調べるまでもかなり時間がたっている。
MRIの結果も異常がなく、何が原因なのかわからないので今調べている最中である。

また、過去に症例がない珍しいことで、教授など上の人に聞いても首をかしげている状態である。
ただ、血管が詰まっているのでその先に血液が届いていない。視力が戻ると考えないほうが良い。と、言われました。
そして、明日でヘパロック パルクス5mgの点滴は終わりになります。

血管炎、膠原病とも考えられるの(過去にそういう症例があったのを見つけたそうです)でその検査を今していて、結果が出るのは週末以降だそうです。
私は、どうして、血管が急に詰まってしまったのか、しかも、入院して治療が始まってから詰まったのか
それが不思議でなりません。

血管が詰まったのが原因で入院したのならわかりますが・・・。
これだけ、検査に時間を要し、そして、視力は戻らないと考えたほうが良い、また、右目上半分は今のところ見えてはいるのですが上半分見えているからよかったくらいに考えたほうがいいといわれどうしたらいいのか途方にくれています。

私は、血管が詰まったのは治療方法に原因があるのではないか、と思っています。
先生は薬で血管が詰まることはないとおっしゃっていましたが。
また、当初視神経乳頭炎と診断していましたが、主治医の話によると、そう思って治療していたが・・・・血管が詰まってしまったので・・ということを言っています。

今の状態は、腫れは少し引いて、水がたまっていたのも少なくなってはいるそうですが。
本当は視神経乳頭炎とすぐに診断して治療始めたのは正しくはなかったのではないかと思っています。
そのこと(視神経乳頭炎ではなかったということですか?)と主治医に聞いたところ、でも、視神経乳頭は腫れていたので・・というだけです。
ただ、血管はつまったままで本人はもちろん、右目下半分みえていません。

わからない、わからないの繰り返しで、検査をしても数日かかる。。。。私は血管が詰まっている状況自体が恐ろしいことで最初は血管が詰まっていなかったのだから、通るように、入院前の状態に、何とでもしてもらいたいと思っています。
そうでないと、何のために入院したのか、それなら入院しなければ良かったのではないかと考えるのが普通だと思います。
まだ、主人は31歳です。これから先長い人生どうしていけばいいのでしょうか?

まだ、いつまで入院するかわかりませんし、検査結果もどうなるのか、(今まで受けた全ての眼科、内科の検査には異常が認められませんでした。見た目も本人も元気です)わかりません。
主治医は、原因がわからないことも多いので・・とよくいいます。
しかし、患者にとってはわからないとお医者さんに言われてしまうと余計に不安になり(家族も同様です)
さらに、わからないからこれをやってみるという治療は怖いです。(実際に入院するときも、やってみないとわからないがやる価値はあるということ、と主治医に言われ大変不安だったのですが、結局こんなことになってしまい、私自身後悔の念がございます。)

以上のような経緯があり、今もまだ血管は詰まったままです。
血管さえ元に戻れば問題はなくなると思うのです。

足立先生、目の血管が詰まるということは本当にまれなことなのですか?
そして、詰まってしまった場合の治療方法はどうするのでしょうか?
手術で詰まりを取り除いたりは出来ないのでしょうか?

また、以上の治療方法に不審な点はございませんか?

私は、どうしてもどうしても、入院してから余計に悪くなった・・・血管が詰まり、みえなくなってしまった・・というのが納得できないのです。
そして、それがわからないということに対しても。

検査結果がわからないからということで、日にちばかりが過ぎて治療が遅れているとも考えられますし、他の病院に移ったほうがいいのではないかと思うのです。
ただ、移ったところで主人の右目は良くなるのかわからないのですが、今のところにいるとそのまま検査をして、原因がわからなかったということになりそうな気がするのです。それが一番怖いですし、私も、もちろん、本人も、なんとしてでも見えるようにしていただきたいのです。

(そういう場合どうするのですか?と聞いたらそうしたらそのときに上のものに相談するといっていましたが・・・・。)

足立先生、どうか、どうか、お願いいたします。
つい1週間前まで普通だった主人が、今、見えないという状況に立たされて、どうしてなのか、どうしてなのかと考えるだけで私に出来ることも余りありません。
治るのであればどんなことでもする覚悟です。

ただ、今までに大きい病気もしたことがなく、ごく普通に生活してきたのに突然こんなことになり、主人自身も毎日悩んでいます。

お忙しいところ、本当に申し訳ございませんが、出来るだけ早くお返事いただけるとありがたいです。

どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。

Date: Thu, 05 Jun 2003 16:35:48 +0900
Subject: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。

ご主人は未だお若いですのに、突然に片方の目が一部見えなくなられてさぞかし、ご心配のこととお察し致します。

正確な病名はお伺いになられましたでしょうか?
症状の推移や先生方のご説明の内容を拝読していますと「網膜動脈分枝閉塞症(もうまくどうみゃくぶんしへいそくしょう)」の時の状態に最も似ているように思います。
網膜に行っている動脈の一部が詰まってしまう病気で詰まった結果網膜の血液循環が無くなった場所に応じて物が見えなくなってしまう病気です。もしもこの病気であれば残念ながら一度見えなくなった範囲の視力が再度出てくるということはほとんど有り得ません。

「網膜動脈分枝閉塞症」は突然に視野の一部が見えなくなる病気で、眼底検査で眼底を覗いて見ますと、視野狭窄に相当する部分の閉塞動脈から血液が流れて行っているところの網膜部分が血液が流れなくなるために白っぽくなって見えることなどから診断されます。
眼底動脈血行に沿って網膜の浮腫がみられることもあります。

もしもこの病気であったとしますと残念ながら見えなくなった範囲のところがもとどおり見えるようになることはほとんどありません。病気になってから数時間以内に血の塊を溶かすような種類の薬剤を点滴をしたり、高気圧酸素療法を勧める人もいますがそれらをやったとしても視野欠損を免れる人はわずかの困った病気なのです。

また、この病気は時折他の網膜の病気に合併してくることも知られており、ですから、今回も当初は別の病気であった可能性もあります。

残念ながら現状ではこのまま注意深く様子を見ていくよりほか良い方法はなさそうで、他の病院に移ったとしても高気圧酸素療法くらいしか特別な治療法は無くこれも期待薄です。

以上、今回のお答えとさせて頂きます。
どうぞ、お大事になさって下さい。

Subject: Re: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
Date: Fri, 6 Jun 2003 01:04:26 +0900

お世話になります。

早速のご回答、どうもありがとうございました。
本日、主治医より診断書を取り付ける事があり、受け取ったところ足立先生がおっしゃっている病名がかかれてありました。驚きました。

主人の右目半分の視力が戻ることはないのですね・・・・・。当初の診断が間違っていたのでしょうか。だからこんなことになってしまったのでしょうか。。

明日、主人を別の病院に連れて行く予定でした。その前に知ってしまいました。
外出許可を得る際も主治医は何も言わなかったそうです。もうあきらめているからですね。
それでも私は治療が始まってからこのようなことになったという事がどうしても納得できません。
当初の診断に疑問を抱きます。

ご**は****にて**させていただきます。
ご回答いただき、ありがとうございました。


Date: Fri, 06 Jun 2003 09:08:24 +0900
Subject: ご丁寧なご連絡をありがとうございました。

下記ご丁寧なご連絡をありがとうございました。
早速確認をしておきます。

これからもどうかよろしくお願いします。

この病気は男性に多いのですが、普通はもっと高年齢の男性に多く、ご主人の年齢では珍しいです。

目が見えなくなって数時間くらいでしたら、眼球マッサージや前房穿刺という方法が効果があると普通の眼科の教科書には書いてあります。

しかし、本当は、もっと効果のあるのがニコチン酸の注射と言われています。これは「江口眼科病院」という専門の病院の秘伝だそうです。

商品名「ナイクリン注射液(20mg)山之内製薬」を生理的食塩水またはブドウ糖液20ccに溶かして血圧に気をつけながら静脈注射をすると眼球マッサージや前房穿刺に比べてはるかに著明な効果があるそうです。