質問・回答(0303)


「バイバス手術がいいか、バルーン治療がいいか」

Date: Mon, 9 Jun 2003 22:45:33 +0900 (JST)

72歳男性です。
昨年9月頃から多少の息苦しさがあり、カテーテルの検査により3本の冠動脈のうち、2本が、90%、75パーセントつまっていることが判りました。
担当の心臓内科の先生は、バイバス手術がいいか、バルーン治療がいいか、
はっきりしたことは言いません。家族だけでは、判断がつきかねています。
良いアドバイスをよろしくお願いいたします

Date: Wed, 11 Jun 2003 17:58:21 +0900
Subject: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。

生きて行く上で最も大切な心臓という臓器に対する処置ですので、大変気になることと推察致します。

90%の狭窄の枝がありますので将来、急性心筋梗塞になる可能性があり、命にかかわりますので何もしないで放置しておくのは避けた方が良いでしょう。

どちらの方法にするかは施設により、また、医師の考え方によりまちまちというのが現状です。

まず処置の危険性についてですが、一般にバルーンなどによるカテーテル処置の方がバイパス手術より10倍ほど安全です。
バイパス手術中の死亡率は1%から2%とされます。ですから、カテーテルによるバルーン治療の処置中の死亡率は0.1%から0.2%くらいになります。

しかし、処置が無事終わってからカテーテル処置の方が急性心筋梗塞が発生したり、折角広げた血管が3ヶ月もするとまた狭くなってしまってきたりしますので実際、急性心筋梗塞で命にかかわる可能性も高く、バイパス手術の方が安全に済ましてしまいさえすれば良いと言えます。

手術中の死亡率の低い病院で、腕の良い先生にバイパス手術を無事にやってもらうのが一番です。

病院の手術件数、手術中の死亡例の数などをお聞きすることが出来ると良いのですがそこまで言ってくれないところも多いです。

以上、今回のお答えとさせて頂きます。
どうぞ、お大事になさって下さい。

Subject: Re: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
Date: Sun, 15 Jun 2003 10:40:20 +0900

ありがとうございました。
メール受け取りました。
手術の方向で進んでいきそうです