
(since2006/11/24)
「線維筋痛症でしょうか」Date: Thu, 27 Jul 2006 17:46:30 +0900 (JST)
初めまして、**県在住の3*歳男性の相談です。
尚、筆記しているは本人及びご家族ではなく代理の者となります。(PCの知識が無い為)
(この相談テキストに書かれている全ての情報及び相談内容につきましてご家族様の承認を頂いております)
去年の3月頃から体に違和感を感じ、それから様々な体の不具合が生じ、悩まされております。
幾つかの病院(整形外科、神経内科、心療内科)に足を運びましたが今も尚病状が改善されず、
如何したら良いのか、日々不安がつのるばかりです。
時節、消えぬ痛みと焦燥感、病院でのはっきりとした症状をお聞きする事が出来ず,本人の言動や行動に荒れが見える事もあり、これに携わるものの(ご家族ご両親)疲労も感じとれます。
今現在の医療機関に置いて、お医者様に原因不明、問題はない、と診断された後の相談先というものが
なかなか私どもには見つける事が出来ず、現状を改善していくには何をし、何処へ行けば良いのか、と同じような状態でおられる方も私どもに限らず居られる事と存じます。
他病状が少し似たようなご相談内容がある事も確認させて頂きました。
様々な相談内容から今後の医療進化への足がかりになればという思いも込めまして、ご投稿させて頂きます。
ー 発症から現在に至るまでの症状と経過 ー
(ご本人の奥様のメモの原文そのままを抜粋)
平成16年 *月1*日
右手薬指をケガして手術(腱・血管の縫合手)
(関係がないかもしれませんが、一応記しておきます)
*1ヶ月ほど入院(・**県***市立**町病院)
平成17年 3月末
仕事中重たい物を持った時に腰に違和感を感じる。
*症状 腰の痛み、走れない
平成17年 4月頃
これまでにも毎年ぎっくり腰のようなものは、年に数回なっていましたが整体などに行ったりして2〜3日や1週間程度で仕事復帰していたので、今回も最初は接骨院や整体などに通っていました。
*どこへ行っても「筋肉がこっている」ともみほぐされていた。
*色々な所(整体、接骨院、カイロプラクティック)に行っても良くならない。
腰の痛みというより、骨盤辺りの違和感が気になる。
平成17年 5月中旬
・**県***立**病院整形外科へ(以前入院していたこともあり)
寝ている時、太もも辺りがしびれる。腰の痛みがずっと続いてる
腰のレントゲンMRI(エムアールアイ)を撮影。
*腰の骨4番5番辺りに少しヘルニアが見られるとのこと。
*あまり無理はせず、少しずつリハビリが必要とのこと。
*痛み止めの薬(ロキソニン)を処方される。
*その痛み止めがきつかったのか、この頃は胃や腸にも違和感を感じるようになる。
・医療法人******病院(整形外科)
リハビリに何度か通う(痛み止めの点滴)
*息苦しさ
*座っていてもおしりの筋肉がなくなったのか、痛くてフローリングなどには座れない。
勿論腰も痛いので、椅子にも長くは座ってられない
平成17年 5月後半
・*******病院(内科)
胃の調子が悪い
胃カメラの検査
*特に異常はないとの結果
血液検査
*異常なし
*手のしびれがこの頃から出始める
・******病院(内科)
腰が痛み手が痺れ、息苦しく腸がグルグル音が鳴る(仕事もできず長期休暇〜8月末まで)
便をとって腸の検査
尿の検査
心電図
血液検査
*全て異常なしとの診察
5月〜6月にかけて、体重が一気に8kg程減る
(しかしこれは徐々に戻り、平成18年 7月には調子が悪くなる前の頃の体重とかわらない)
平成17年 6月
・*********(整形外科)
関節を曲げたり、足をのばしたりする時にすごく大きい音がしてゴキッとずれてるような感じがする。
*レントゲンをとったり、以前****病院でとってもらったMRIを見て頂いたりしても、 やはりヘルニア自体は酷くない。ヘルニアからそんなに痺れや体重が減ったりという ことは考えにくいという診断をされる
平成17年 7月
・**********(神経内科)
筋肉が減っている。力が入らない。
病院に行っていても座って待ってられない。腰も痛いし、体もしんどい。
手の痺れがあるということで、首のMRI(エムアールアイ)撮影
*少しヘルニアはあるものの、きれいなもの。このヘルニアが原因で手が痺れるのも 考えにくいとのこと。
筋肉の検査(筋電図まではする必要がないだろうということで、それより軽い検査
をする
*異常は見つからない(血液検査でも異常なし)
*ずっと腰の違和感、手の痺れは残っている。
*横になったりして、当たる膝が痛い。とにかく力が入らない。
*肩が痛くて寝られない。
平成17年 8月中旬
・***********(神経内科)
一気にこれだけの症状が出るのは1つの病気からでは説明がつきにくい。あれこれ心配しすぎではないか?と言われる。
そして*****より
・********クリニック
という心療内科の医院を紹介される。
平成17年 8月末
・*******クリニック
ドグマチール、ワイパックスを処方される。
*この頃は腰の痛みは残るものの息苦しさや胃腸の違和感、肩の痛みなどもなく、
一時は(9月〜)仕事復帰できる程症状はましになる。
**********クリニックの先生も、これだけ調べて筋肉についての異常がないなら 100%筋肉の病気ではない。うちの方(診療内科的な)病気だと言った。
平成17年 9月
仕事復帰するものの、まだ腰は本調子ではない。痺れも残る。
*椅子に長く座っていられない。
*手が思うように動かしにくい。(以前できていた簡単な手作業ができない)
(もの凄く時間がかかる)
平成17年 10月
・*********病院
神経伝達の検査
*異常無し
平成17年 11月
・************(神経内科)
病院へ行ってもどんな検査をしても異常や病名があらわれないので辛くてもどかしくてイライラ。
やはりあまり筋肉のことが気になるので筋電図の検査
*異常無し
筋肉の病気に関係するような血液検査もする
*異常無し
*「痛みは辛いだろうけど、様子を見ていくしかないと言われる。」
「以前と比べては筋肉は落ちているだろうが、一般にみるとある方だし、これだけ仕事を休んでいるのだったら、なくなって当然です。」と言われる。
*骨盤、お尻の辺りに筋肉がない(ふにゃふにゃ)
*痛くて寝られない。
平成17年 12月
どこへ行っても同じことばかり言われるのでどうしていいかも分からず、家にいるだけで何の行動もおこせない。
*少しましな時は外にも出るが、それ以外は殆ど家で横になる毎日。
平成18年 1月2*日
足の付け根、骨盤辺りの違和感。
・医療法人***********病院
2月1日 脳(頭)のMRI(エムアールアイ)を撮影
*異常無し
平成18年 2月1*日
腰の下辺りの筋肉をもみほぐすと楽な気がする。
・***********(神経内科)
やはり気になるのでH17月以来再び受診する。
*ここでも再度、******クリニックを紹介される。
以前と同じ薬を処方されるが、良くならない。
平成18年 3月〜6月
少し症状はましになり、仕事復帰。
*腕の違和感、だるい。
*足が上りにくい。
*寝ていると、肩、腕の筋肉が痙攣する時がある。
・************クリニック
3月*日
3月20日
4月4日
4月2*日
5月25日
6月1*0日
ドグマチール、ワイパックス、漢方の痛み止め
*薬を飲み続けるものの痛みは一向に引かない。
・************クリニック
4月5日
4月17日
皮膚がかぶれる(おしり、首の後ろ)
頻尿
*薬を貰う。
H18 5月
○**********整形外科医院
5月22日
6月6日
首のレントゲン撮影
*きれいなものなので心配ないとの事。
*軽いストレッチをすすめられる。
*左腕の肘が曲げると痛い、だるい。
*左腕全体へ
*右腕も痛くなる
平成18年6月
24時間痛くてだるい。腰辺り、肩、腕、足の脱力感。
シャンプーをするにも腕がだるい。
腕立ても以前は150回程できたのが、今は10回も出来ない。
足、腕、背筋など全ての筋肉がなくなってきている。(力を入れても硬くならない)息苦しい。
あごがだるい。
手が動きにくい。
食欲は全体を通してなくなってはない。
・***********病院(神経内科)
6月2*日
6月2*日
7月*日
血液検査
*異常無し
*関節炎、リウマチ、ウィルス性の病気などを問うも違うだろうという診断。
・************(整形外科)
肩、腰、骨盤のレントゲン撮影
*異常無し
あまりに痛いので(テルネリン)という筋肉をほぐす薬を処方される。
*飲んでも効果がない
平成18年7月
7月*日
7月*日
・整体へ
1年程前にも通っていた所の先生にも驚くほど筋肉がなくなっていると言われる。
設備の仕事を10年間以上していたので、男性の中でも筋肉は人一倍あった方なのだが、今では女性のようにすべての肉が
やわらかくなってしまった。
*6月からの1ヶ月で急激に筋肉がなくなっている。
*に腕がだるくて、痛い。
*痛くて寝てもいられない。
***********(ALSの心配をしていたので)
筋電図の検査をするも、肩と肘の辺りに少しの異常はみられるが、ALSではまずないだろうとの事。
「線維筋痛症」ではないかということで、それを専門的にみている病院へ行ってくださいとのこと。
7月1*日
・**市 ******整形外科医院
「確かに「線維筋痛症」の所見(18箇所の指圧点のうち16箇所も痛い)はあるが、これは殆どが痛みだけの病気だから。筋力の衰えやだるさがそれだけ見られるのだったら、他にも何か原因があるのかもしれない。「線維筋痛症」という決定付けは出来ない。もう一度神経内科で詳しくみてもらった方が良いのではないか」との事。
ここでも血液検査をしてもらいましたが、筋肉の炎症反応は出ませんでした。
平成18年 7月27日 現在に至ります
この発症から現在に至るまでの期間に置いて、発熱を訴えるなどは有りませんでした。
ご質問内容:
・今後の対応策として、適切だと思われる医療科の選択先、その際のお医者様に見てもらうべき項目
・疾患が線維筋痛症であるかどうかの足立様による見解及び他疾患の可能性の有り無し
・精神状態から来る病状の悪化が本文より確認できるかどうか、又はそれがあるかどうか、あるならどのような症状か
・うつ等が確認された場合の対処法、家族や筆者の立ち回り方、気の持ち方などお分かりになられましたら
・今後の改善策となりうるご返答が難しい場合、どのような医療機関及び相談所が残されているのか
以上5点となります

Date: Sun, 06 Aug 2006 19:54:33 +0900
Subject: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
大変詳しく書いて頂けましたのでご相談者の様子がかなり詳しく分かったように思います。
では、ご質問項目に従い、お答え致します。
1.
> > ・今後の対応策として、適切だと思われる医療科の選択先、その際のお医者様に見てもらうべき項目
「医療科」とのことですが、
整形外科とか内科とか神経内科とか心療内科とかという、「科」のことをお尋ねかと思います。
本来はこういった症状は神経内科で解決すべきことなのですがご質問者の場合難しいようですね。
関係すると思われる「科」はほぼ充分に掛かっておられるように感じます。
強いて言えば「ペインクリニック」を打ち出している「麻酔科」の良いお医者さんに掛かると、もっと痛みに対しては良く対応してくれることがあります。
「科」というよりも良く相談に乗ってくれる医師に当たるかどうかで随分と違って来ますが最も関係している科は「神経内科」でしょう。
2.
> > ・疾患が線維筋痛症であるかどうかの足立様による見解及び他疾患の可能性の有り無し
線維筋痛症 (fibromyalgia) は有るとは思いますが筋肉が軟らかく、痩せ細って来ていますので、やはりALSなり筋炎なり筋肉や神経の病気も合併している可能性がどうしても残ります。
神経内科的な諸検査で全く異常がみつからないのに全身の筋肉が数年ほどかかって徐々に痩せて行く「本態性筋萎縮症」とでもいうべき患者さんにときおりお目にかかります。
こういった病気が合併しているのかもしれません。
それから、「線維筋痛症」があるにしても「筋筋膜痛症候群 (myofascial painsyndrome)」 の合併があるかどうかが問題となります。
「筋筋膜痛症候群」では亜急性または慢性に圧痛と関連痛を訴える病気で 痛み以外の症状としては、しびれ感、感覚鈍麻、筋力低下、運動制限などがあります。
回復期に入ると、筋筋膜痛症候群の発痛点の自発痛はなくなりますが、数年間潜在性トリガーポイントとして残っていて、トリガーポイントを圧迫すると関連痛が現れるのが特徴です。
急に筋肉を動かしたり、寒さにあったり、情動不安定に陥ったりすると痛みがでます。
3.
> > ・精神状態から来る病状の悪化が本文より確認できるかどうか、又はそれがあるかどうか、あるならどのような症状か精神状態から食欲が落ちたりして筋肉が柔らかくなってしまっていたりしたのならそれで説明が付きますがそうではなさそうですね。
精神的に落ち込んでいるのは筋肉が痩せたり、病気がはっきりしないからその結果ではないでしょうか。
精神状態から筋肉が痩せたり、力が弱くなって来ているのとは逆のように感じています。
4.
> > ・うつ等が確認された場合の対処法、家族や筆者の立ち回り方、気の持ち方などお分かりになられましたら
精神的に落ち込んでいる人に接するときに最も重要なことは決して「励まさない」ということです。
静かに本人の話を聞いてあげる雰囲気が大切です。
患者さん本人は落ち込んでいるので余り話をされないでしょうが、本人を追及するのではなく、たまに話された場合に、話をされた内容や感情に共感を持って聞いてあげることが重要です。
周りの人が本人のつらさを共に感じることが重要なのです。
「そんなの気にし過ぎよ」とか心無い応答は本人の気持ちに傷を付ける危険性が高いです。
また、「気分転換にどこかへ出かけましょう」などと言って旅行や観劇に誘ってしかも周りがはしゃぎまわるようなことも禁物です。
5.
> > ・今後の改善策となりうるご返答が難しい場合、どのような医療機関及び相談所が残されているのか
2.でも少し書きましたが筋肉が軟らかくなってしまっている原因を神経内科的に何とか解明する必要があります。筋電図などでALSの診断をする場合、同じ神経内科専門医であってもなかなか特徴的な筋電図の波を見つけるのが上手でない医師もいます。
筋電図でALSに特徴的な波が出やすいのは前脛骨筋という筋肉であるなどそういう詳しいことを知らない神経内科の医師も居るようです。
**地方でしたら**県の****病院(「*******びょういん」と読みます。TEL 0**-**2-***5)の神経内科の****先生がALSの専門家
として
広く知られていますので筋肉が軟らかく、痩せて来ている原因を調べてもらうのもこういう信頼できる先生にお願いするのが良いと思います。
以上、今回のお答えとさせて頂きます。
どうぞ、お大事になさって下さい。
Subject: RE: 「インターネット病気個別ご相談」お答えします。
Date: Mon, 7 Aug 2006 09:13:57 +0900
無事ご返答メールの方届きました。
お忙しい中、有難う御座いました。
これらご返答をまずご家族にお見せしまして、参考にし、病名の究明及びメンタ
ルケアの方頑張ってみます。
その後の進行状況次第で再度追加質問など出てきましたら、又お願いさせて頂く
ことになるかもしれません。
下記の通り10日以内に********させて頂きます。