鬼流殺生祭 鬼流殺生祭 鬼流殺生祭
 読書体験の原点に立ち返り、正面から本格というジャンルに挑戦してみました。原型は十五歳のときに初めて書いた長編なので、ほとんど進歩していないとも言える(笑)。わざと器のミステリーに徹した造りにしていますので、そういう傾向の作品が好きな人にはアピールするでしょう。シリーズ化を予定しています。
 なお、ノベルス版の推薦文は山口雅也、京極夏彦の両氏。

初出=書き下ろし
1998年8月 講談社ノベルス刊 本体価格 840円
2001年5月 講談社文庫刊 本体価格 695円