殺人症候群殺人症候群 殺人症候群 殺人症候群
 『症候群』シリーズ第三弾にして完結編。今回の追う相手は職業殺人者、つまり必殺VSハングマンという趣向なのです。ところが当初のそんな軽い目論見をよそに、「大切な人を殺した相手に復讐をするのは悪か?」「この世の正義とはいったい何か?」という大きなテーマに行き合ってしまい、結果的に充実した物語になりました。

初出=小説推理1999年1月号〜2001年7月号
2002年1月 双葉社刊 本体価格 2200円
2005年6月 双葉文庫刊 本体価格 952円
2014年12月 双葉文庫刊(新装版) 本体価格 954円