追憶のかけら追憶のかけら追憶のかけら追憶のかけら 追憶のかけら
 内容説明が難しい物語です。刑法上の犯罪は起きないし、サスペンスの要素も希薄。かといって普通小説に近づいているわけではなく、紛れもなくミステリーです。駄目男の再生物語とも、中年男の青春小説とも読めるかもしれません。

初出=ジェイ・ノベル2002年8月号〜2004年3月号
2004年7月 実業之日本社刊 本体価格 1800円
2006年12月 実業之日本社ジョイ・ノベルス刊 本体価格 952円
2008年7月 文春文庫刊 本体価格 819円
2022年8月 実業之日本社文庫刊 本体価格 1150円