女が死んでいる | |
どんでん返しがある中短編だけを集め、短編集を作ってみました。テーマやキャラクターが統一されていない短編集は初めてです。自分は長編型の小説家だと思うからあまり短編に思い入れがなかったのですが、今回読み返してみたらそれほど悪い出来とは感じませんでした。自己評価が変わったというより、「若い人ががんばってるなぁ」という年寄り視点になったせいでしょう(笑)。今では思いつかないアイディアがたくさん盛り込まれていて、一冊の本として恥ずかしくないものになっていると思いました。
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2018年8月 角川文庫刊 本体価格 720円 |