我が心の底の光 我が心の底の光 我が心の底の光
 今回は、三人称一視点描写にもかかわらず、主人公の感情をいっさい書かないという文学的実験に挑戦しました。主人公の心情がまるでわからない、異様な描写を味わってください。
 また、単なる実験だけではエンターテインメントにならないので、そういう描写が最も効果を生み出すストーリーにしました。この描写法が導く衝撃も、併せてお楽しみください。

初出=小説推理2014年1月号〜2014年9月号

2015年1月 双葉社刊 本体価格 1500円
2018年4月 双葉文庫刊 本体価格 648円