注意事項  半固定は 回路図は VR*** ですが、シルクは RV*** となっています。 実装に付いて  電源部   パイロットLEDの、    スタンバイ時の明るさは R610、 オペレーション時の明るさは R609、   で調整して下さい。  アンプ部   DCオフセットは少ないので、DCサーボ無しでも全く問題ありません。      DCサーボを(永久に)使わない場合、    → DCサーボ回路部品は付けないで下さい。    → R209、R409 に 4.7k を付けて下さい。    → C111、C112、C113、C114 は不用です。    DCサーボを使いたい場合(やオンオフで音質変化を確認したい場合)は、    → DCサーボ回路部品を付けて下さい。    → R209、R409 に 4.7k は付けないで下さい。    → C111、C112、C113、C114 を付けて下さい。   C107、C108 は不要です。   C308、C309、C508、C509 は不要です。   VR303、VR503 は予備なので不要です。  (サンケンMN15をパワーTRに使う場合にでも活用して下さい)   半固定 VR302、VR502 は左一杯にして最大値として下さい。    (忘れるとパワーTRやヒューズが飛びます)   半固定 VR301、VR501 は中央付近に回して置いて下さい。   チョークコイル L301、L501 は (ドライバの軸等)8φ程度の軸に、     0.65φ 程度のエナメル線をコイル長 10mm、13ターン 往復で 25ターン 巻き、    ボンド等で固めれば作れます。(適当でOKです)  レベルメータ部(殆ど必要ないです)   U702、U703、C705、C706 はレベルメータの電源を    パワーアンプ部の安定化12Vから取れば不要です。   VR701、VR702 はフィルタゲインは1でOKなので不要です。    →ショートジャンパを飛ばしてゲイン1としてください。 調整に付いて  パワーアンプ部   アイドル電流調整    セメント抵抗の     R325とR326 の折り曲げたリード同士、 R525とR526 の折り曲げたリード同士、    の電圧が 24mV〜40mV(60mA〜100mA)程度になる様に    (合わせ難いですが)VR302、VR502 を放熱板と相談して調節して下さい。        DCオフセット調整    DCサーボ回路を搭載した場合、DCサーボを無効にして、    スピーカ出力端子の電圧が 数mV 程度以内になる様に、    (一寸合わせ難いですが)VR301、VR501 を調節して下さい。    DCサーボ回路を搭載した場合、DCサーボを有効にして、    スピーカ出力端子の電圧が ほぼ0Vになる様に、    VR201、VR401 を調節して下さい。  レベルメータ部   ログアンプオフセット調整          1kHz程度の信号を入れて出力電圧が最小になる様に、 VR703、VR704 を調節して下さい。     或いは、(リップルが見える様に)     50Hz程度の低い周波数の信号を入れて出力波形が綺麗な山形の連続になる様に      VR703、VR704 を調節して下さい。   ゲイン/オフセット調整(大変調整し難いです)    1kHz程度のディジタル最大振幅信号と     その1/10のレベルの信号を適宜切り替え、その時、     レベルメータが20dB分変化する様に     VR705、VR706、VR707、VR708 を調節して下さい。    尚、対数リニアレンジは40dB程度なので、−40dB以下の目盛りは合いません。     レンジを拡大したい場合は、ログアンプのダイオードアレーを 2段 → 3段、     温度保障ダイオードを2個→3個に増やし、R721、R722 を 110k にして下さい。    電流計の仕様によっては調整範囲を外れるので、R721、R722 等、要検討です。 又、ラジケータ系のアナログメータは感度ばらつきが大きいので要注意です。