注意事項  P板シルクのR608とR607が逆です。   実体図の方を見てください。   http://www.hi-ho.ne.jp/odaka/quad/data/amp-P-2.0-map.pdf  半固定は 回路図は VR*** ですが、シルクは RV*** となっています。  OPアンプ系電源電圧±15が±12となっている所があります。   (尚、OPアンプ系電源電圧は±12Vでも問題ありません) 実装に付いて   P板の表面汚れは(溶剤や石鹸は使わず)水道水で洗い流して下さい。    洗った後は直ぐに半田作業して下さい。   コンデンサはサイズに注意して下さい。   セラミックはK(±10%)以上の事。   パイロットLEDのスタンバイ時の明るさは R610 にて調整して下さい。 パイロットLEDのオペレーション時の明るさは R609 にて調整して下さい。   50W程度のAB級であれば、ダイオードブリッジの放熱板は、    必須ではありませんが、取り付ける場合、絶縁に注意して下さい。   入力カップリングの C101、R101 と C102、R102 は  2.2μ、100k ですが、1μ、100k や 1μ、200k 等、    大体同じ時定数であれば問題ありません。   通常使用では支障はないので、必須ではありませんが、   若干、高周波/大振幅で対称性が悪化する傾向があるので、   それの改善の為、差動回路の位相補正回路の    C301、C501、R306、R506、を取り付けず、    同じ定数の組み合わせで、同差動回路のベース間に    C312、C512、R330、R530 を裏付けして下さい。   V1電圧が3端子レギュレータの耐圧を超える場合は、    R109、R110 に適当な抵抗を入れてドロップして下さい。   耐圧を超えない場合は、R109、R110 をジャンパでショートして下さい。   尚、ここのグラウンドピンは芋半田に成り易いのでご留意の事。   D104、D105 を裏づけして下さい。   C107、C108、C308、C309、C508、C509 は不要です。   半固定 VR302、VR502 は左一杯にしておいて下さい。    (忘れるとパワーTRやヒューズが飛びます)   半固定 VR301、VR501 は中央付近に回して置いて下さい。   チョークコイル L301、L501 はドライバの軸等の8φ程度の軸に、    0.65φ 程度のエナメル線をコイル長 10mm、往復で 25ターン 巻き、    ボンド等で固めれば大体希望のインダクタンス(3μ〜4μ)になります。   セメント抵抗 R325、R326、R525、R526 は 0.2Ω ですが,    0.22Ω でもOKです。又、入れば 3W でなく 5W でもOKです。   出力パワーTRは 2SC2837P/2SA1186Pですが、入手困難であれば、    2SC5100P/2SA1908P、2SC5198-O/2SA1941-O、    2SC3519AP/2SA1386AP、等の同等ランク品で代替してください。 調整に付いて   アイドル電流調整    セメント抵抗(0.2Ω+0.2Ω=0.4Ω)の、     R325とR326 のTP1とTP2間(折り曲げたリード同士)、 R525とR526 のTP1とTP2間(折り曲げたリード同士)、    の電圧が 24mV〜40mV(60mA〜100mA)程度になる様に    (合わせ難いですが)VR302、VR502 を放熱板と相談して調節して下さい。    尚、セメント抵抗が 0.22Ω の場合は 27mV〜45mV にして下さい。   DCオフセット調整    スピーカ出力端子の電圧が 数mV 程度以内になる様に、    (合わせ難いですが)VR301、VR501 を調節して下さい。   尚、暫くして熱平衡したらアイドル電流、DCオフセットを再調整して下さい。