LM1875 4chパワーアンプ V1.2 の関連資料です。 注意事項  半固定は 回路図は VR*** ですが、シルクは RV*** となっています。  OPアンプ系電源電圧±15Vですが±12Vでも問題ありません。 実装に付いて   P板の表面汚れは(溶剤や石鹸はなるべく使わず)水道水で洗い流して下さい。    洗った後は直ぐに半田作業して下さい。   電源P板のシルクのリファレンスは 6** ですが 9** と読み替えて下さい。   コンデンサはサイズに注意して下さい。   セラミックはK(±10%)以上の事。   可能な限り、リード線はフォーミングして下さい。   パワーアンプICの LM1875 は直付けできますが、引き出しての配線の場合、    余り延ばすと発振する事がありますので注意。   +V1、-V1は30VまでOKですが、その時、LM1875が可也発熱した為、    それ相当の放熱板は必要となりましたのでご注意下さい。     現在、30x140x70程度の大きさの放熱板としていますが、筐体への熱結合、     素子の圧着、等に於いても十分な考慮が必要でした。     更に真夏の猛暑を考慮すると、電源は±20V〜±25程度が現実的でしょうか。     更に小型の20x20の放熱板であれば、±15Vが現実的の様に思います。     LM1875は2通りの取り付け方があり、、      20x20の放熱板を使う場合はエッジから遠い所に半田付けし、、      大きな放熱板を使う場合はエッジに近い所に半田付けして下さい。      (この時、半田ジャンパをショートして下さい)       大振幅で高周波信号を入れると、R311、R411、R611、R711、    が発煙(可也発熱)しますので、測定時はご注意を。   パイロットLEDのスタンバイ時の明るさは R110 にて調整して下さい。 パイロットLEDのオペレーション時の明るさは R109 にて調整して下さい。      C310、C311、C410、C411、C610、C611、C710、C711、   C303、R304、C403、R404、C603、R604、C703、R704、    は特に必要ありません。   DCゲインを0としない場合は C304、C404、C604、C704 は不要で、    その半田ジャンパをショートして下さい。   今回は無いと思いますが、V1電圧が3端子レギュレータの耐圧を超える場合は、    R104、R105、R107、R108 に適当な抵抗を入れてドロップして下さい。   耐圧を超えない場合は、R104、R105 は半田ジャンパをショートして下さい。    この時、C103、C104 は不要です。   3端子レギュレータのリード線は芋半田に成り易いのでご留意の事。    又、殆ど発熱しないので3端子レギュレータの放熱板は特に必須ではありません。   C308、C309、C508、C509、C313、C513、C314、C514    は不要です。   電源部の平滑電解の C909、C913、C914、C916、は必須ではありません。   チョークコイル L301、L501 はドライバの軸等、4〜6φ程度の軸に、    0.65φ 程度のエナメル線をコイル長 10mm、往復で 25ターン 巻き、    マジックハンダ等で固めればインダクタンスは大体1.5μ〜3μになります。   オンボードの音量調節を使わない場合は、その半田ジャンパをショートして下さい。 調整に付いて   DCオフセット調整    スピーカ出力端子の電圧が 数mV 程度以内に収まる様に、    VR301、VR401、VR601、VR701 を調節して下さい。   尚、暫くして熱平衡したら DCオフセットを再調整して下さい。