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![]() 映画・芝居・展覧会 人が集まると すごいですなー |
北海道立近代美術館
コレクションの精華札幌にある近代美術館(近美)はオープンして20年になるそうで,それを記念しての「コレクションの精華」という展示。エコール・ド・パリ,北海道の美術,ガラス工芸を中心としたコレクションからより抜きを観ることが出来た。
ワタクシが好きなのは近美ご自慢のシャガール「パリの空に花」。購入御披露目展示から何度も観るけど,いつみても染みます。それに北海道の作家,国松登(札幌駅西コンコースのステンドグラスの人)と砂澤ビッキ。ガラスではルネ・ラリックの作品が素晴らしく綺麗で,特に「タイス」という作品には惚れ惚れ。
と,自分の好みを書いてもこの展示は終わってしまったので近美にまつわるお薦めを。
近美のお薦めは2階。
常設展示は大人でも250円と安くて,展示を見て行くと2階に出口がある。そこからロビーを眺めるとこれが意外に広い。休憩席では下の写真みたいに外をのんびり眺めることができます。風が吹くとこのオブジェはくるくる回るのでそれを見つめてぼやーとしているのが好き。
ワタクシは大体お腹を空かせてから近美に行きます。というのも観終わったら,近美から歩いて10分もかからないところにある「15丁目」というスパゲティ屋さんに行くため。
その「15丁目」があるのは北4西15。ほんのすこし値段は高めだけど,特に海のものが美味しい。これについてはまた別の機会に書くつもり。
さて,この展示は終わってしまったけど図録がお薦め。近美のコレクションをざっと網羅していて,いい図録。でも3500円。