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シュパツィレンサッポロモノ・ゴトみる・みないのひみつゲイ術の森通信

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エゾリス捕囚

檻の場所札幌駅の北に位置する北海道大学は有名なポプラ並木を擁す観光地。180万都市の真ん中に原生林や広いキャンパスが広がっていて,大都市であることがうそみたい。他にもBoys, be ambitous,少年よ大志を抱けのクラーク像もあって,観光客がたくさん集まる。でも実はクラーク氏,本国アメリカでは誰も知らないらしい。

さて,そんな北海道大学の総長氏は「リスのいるキャンパス」を合言葉にエゾリスをキャンパスに放つということを計画。ところが猫に追い回されるエゾリスが目撃されており,どうやら猫への施しになってしまったらしい。

そんなこともあってか,いまだ放されずに飼われ続けているエゾリスがいる。上の写真のようにキャンパスのひっそりとしたところに檻は設置されている。


エゾリスさん昼間に見に行くと,世話をしている人がいて「朝しか動かないよ」とのこと。そこで朝見に行ってみた。

大きな檻に1匹,小さな檻に1匹ほどエゾリスがいた。エゾリスは所狭しとくるくるくるくる走りまわっていた。狭い檻にいるとよほど運動不足になるのだろう,ほんと狂ったように同じ場所を走りまわっていた。

なにも「リスのいるキャンパス」と言わなくても北大にはキタキツネやキツツキをはじめたくさんの動物が住んでいる。話によるとエゾリスは国立公園から捕まえられて来たらしい。何もそこまでしなくても,と学生はみんな思っているけど,さすがは卒業式の式辞で「宇宙船地球号の乗組員として...」と堂々と言ってのける総長氏だ。

どうせならエゾシカやヒグマを連れてきて,学内にサケを遡上させてそれをヒグマがパシャパシャやるキャンパスを作ってしまえばいいのに,と言っているのはワタクシだけ。

 


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