第11回


時には観光名所もね

パリその2


ヨーロッパ旅行をして来たのに食べ物の話とかばかり。時には観光名所や景勝地の話もしなければいけないなと思いつつ今回のお話です。ここはセーヌ川の河岸の舗道,そして橋の下,先にノートルダム寺院を望んでいます。

パリには3泊しました。ロンドン滞在中,図らずも私の方向音痴がわかってしまったわけですが,それはロンドンに限らずパリでもそうでした。パリでもやはり迷子になってしまうことがありました。これは道にも慣れた2泊目の朝,宿(リュクサンブールの近所)を出てセーヌ川に向かいそのまま河岸を歩きノートルダムを見て,,,というコースを辿った散歩の途中に撮りました。向かいから老夫婦が歩いて来たのでなんかいい感じだなと思いつつ撮ったものです。

朝早くからパン屋さんが開いているので,幾つかパンを買い朝ごはんにしました。セーヌ川ではカヌーというかレガッタの競争みたいなものが行われていて,それを見ながらの朝ごはん。しばらく歩いてみるとここにもやはり犬の糞尿が,,,それでも綺麗だなーと思わせるパリとはなんなのでしょう。

前日には夕日に照らされるノートルダムを見ていたんですが,この日は朝日のノートルダム。宿に帰る道すがら,ノートルダムの鐘が鳴り響いていました。

わたしは矢野顕子さんが好きで,中でもSuper Folk Songは大好きなアルバムです。そのアルバムに入っている「おおパリ」,それをパリで歌うのが夢でした。朝のひんやりした心地好い空気の中,「おおパリ」を歌いました。さすがに変人と思われてもいけないので小さい声で口ずさむ程度にしておきました。あと,熱はなかったのでセーヌの流れに頭をつっこみもしませんでした。

しつこいですが,金は円ではなくフランで払いました。



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