第6回


ソーホーを夜歩き,でもあまり恐くない

ロンドンその3


私,ロンドンへは大韓航空で千歳→キンポ→ヒースローと飛びました。朝に出発して10数時間かかるので当然9時間前の世界であるロンドンに着くときには時間に矛盾が生まれてしまいます。私は時差ぼけしないようにと(実はぜんぜん荷作りができていなかったので)出発前夜は徹夜しました。まあ,実際は時差ぼけに苦しむようなことはなかったです。

さて,ヒースローに降りて入国審査を受け地下鉄に乗ってホテルのあるピカデリーサーカスまで行きました。地下鉄はもう本当にどうしようもないくらい色んな人がいて,私は圧倒されるばかりでした。地下鉄の改札を抜け,階段を上がりそこに飛び込んできたピカデリーサーカスの光景は感動的でした。その夜はソーホーに行きベトナム料理で晩御飯,その後は上の写真のお店でジャズを聴きました。

お店の入り口はなんか危険そうだけど妙に礼儀正しいでっかいおっちゃんが立っていて,まるで何かの映画のよう。店の中は薄暗く,早速英国のビールを飲みつつジャズの演奏を聴きました。しばらくすると本日の演奏はおしまいになってしまったので2階に登りました。2階というのがタンゴディスコ?になっていて,もうラテンラテンラテンな格好をしたくねくねにーさんとねーちゃんが踊っていました。

とにかく,初日から圧倒され,眠らずの夜でした。ソーホー周辺では宇宙人体型のモデルを見たり,カウンタックが走っているのを見たりと大変でした。あまりすごいのでよそ見していると190センチはあろうかというブラザー風の人にぶつかってしまい,「やばー」と思ったら「Sorry」と逆に謝られてしまい,「ジェントルマンの国だねー」と勝手に納得しました。



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