AthlonFX、Athlon64が発表されてから、1年半余り、やっと待望のWindowsXP *64 Editionがリリースされました。2005.6月、A8V−E Deluxe NWマシンへインストールを試みました。
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インストールされたWindowsXP *64 Edition |
インストールはWindows2000のパーティションをFormatして行いました。OSそのものは順調に進みましたが、デバイスマネージャーからドライバーの動作状況を見てみますと「VIA SATA RAID Controller」が動作していません。メーカーWEBから*64対応のドライバーをダウンロードし、インストールしましたが、動作状況になりません。RAID機能の使用見込みはありませんので、当面はメーカーサイドのアップデートを見守ることといたしました。
次にアプリションをインストールしましたが、32bitのXPでは、できたものが本OSではインストールまたは動作しないものが大分ありました。特にユーティリテイ関係ソフトに偏っているようです。64bitf版アプリケーションの出現が待たれます。
さすれば、64bitと32bitアプリケーションとの性能差などが顕著になること。また、6月24日にデュアルコア対応のAthlon64が発表されるなどマニアには興味が尽きないものがあります。
2001年2月。パーティションコマンダーV6の購入をきっかけに1台のPC(MSI 815E PRO)にWindows2000、WindowsMe、Windows98SEをインストールして新旧のOSを起動してはパソコンライフを楽しんでいました。Windows95もインストールしようとしましたが、OSインストール後、CDに適合するデバイスドライバがOSになくてハード識別をしてくれませんでした。そのため他のアプリがインストールできなくて諦めたいきさつがあります。
2001年12月。WindowsXPを購入しましたので、4つのOSをインストールしようとチャレンジしてみましたが、Windows2000とXPとの共存かうまくいきません。やむを得ず98SE、Me、XPのインストールに留めておりました。その後、自作したGA−7DXRマシンにも同なじように、3OSをインストールしたことは言うまでもありません。
ある時、パーティションコマンダーV6が160GBを識別しないことに気がついた。そこで大容量HDDにも対応するパーティションコマンダーV8を購入。念願であった4OSをインストールすることができた。写真左のようにWindows2003(XP)、2000、Me、98とが選択し起動できるようになった。
2005年3月に自作したA8V−EはAthlon64のためかWindowsMe、98はインストール不能のため、写真右のようにWindowsXP ProとHE、2000を選択起動できるようにした。
Windowsもマルチブート機能をもつようになったため、下の写真のOSを選択後、さらにマルチブート機能によるOS選択画面が現れる場合がある。この時は「ファイル名を指定して実行(R)」→msconfigコマンド実行→「システム構成ユーティリティ」→「BOOT INI」を編集するとよい。
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GA−7DXRの起動画面 |
A8V−Eの起動画面 |
1999年の師走、購入したパソコン雑誌にRC版のWindows2000が折込んであった。これをインストールし、Microsoft社へユーザ登録しておけば、正規販売時にバージョン・アップ版が廉価に購入できるとのメールが届いていたことを思い出した。2台のマシンにデュアル・ブートが可能になるようにインストールを試みました。
最初のは、5代目のGateway2000(GP6−400)のマシンの方へは、すんなりとインストールできました。然し、驚いたことにインストール・ドライブは、空きが多いドライブの方へ自動的にインストールされてしまいました。暫く動作させているとサウンドが歪んでしまう。ボリュームを絞ったりしても直らない。再起動をすると良くなるが、同じように歪むトラブルに見舞われる。サウンドはMBにオンボードされているAC97対応のEnsoniqである。多分デバイスドライバーがマッチしないのだろう。まだメーカーより供給されていないので当分は暫置するより他に手段はない。またキーボードのテンキー部分が動作しない現象が判明した。RC版のせいと思いこれも放置した。
もう1台のマシン(自作1号機 ABIT BE6 Celeron 466M)にはインストール出来ない。理由は、このマシンは440BXチップであるのにも拘わらず、Ultra ATA/66コントロール機能を持たせたものであり、Windows2000では、この機能を使ったHDDを識別できないようであった。止むを得ず、IDE/33を使ってインストールした結果、このマシンで識別されなかったハードウェアは
・ MELCO製 MODEM
・ MELCO製 LANボード
・ ABIT製 Ultra ATA/66コントローラ
の3点であり、このうちMODEMとLANポードはWEBからデバイスドライバーを更新することが出来たが、ATA/66コントローラはまだメーカーより供給されていない状態であった。このマシンもやはり、テンキー部分が動作しない。
動作するソフトウェァは、両方のマシンにインストール済みのアプリケーションを動作させてみたが、概して、Windows95・98、WindowsNTで動作するソフトはOKのようである。Windows2000のホームページからも各社別に動作するソフトが列挙されてはいたが、いずれも最新Verばかりであった。経済的な面もあり、いつでも最新のVerにアップデートしているとは限らない。少なくとも何代か先のソフトについても動作するか否かの情報だけでもユーザに知らせるべきではないのか。この分野は不法地帯で、メーカーの良心だけに頼っている嫌いがする。
Windows2000の正規版は2000年2月に発売となった。Premiumのアップグレード版をゲット。2台目の方のマシンにインストールし、最初のマシンのRC版は削除しておいた。正規版に変えたあとも、テンキー部分は使用できない。インストール時のキーボード選択の仕方でも悪いのか?今後の調査にまかせたい。
その後、BIOSでNumLockをEnableにしてあっても、Windows2000を立ち上げると、これが外れることが分かった。そこで「NouLock」キーを押下することで本問題は解決。
1台のマシンでWindowsとLinuxを使用したいとの思いから、少々回り道をしましたがPentiumU400MHzマシンをWindows95⇒Windows98にバージョンアップにトライしました。その時のトラブル模様をまとめてみました。
何らかの問題が発生した場合、元へ戻さねばならないことも考慮しWindows95の「システムファイルの保存」を選択しバージョンアップを完了させました。
うまくバージョンアップができたかとテストをしたところ、次に示すトラブルが発生した。
1)PC起動時必ず、IE4.0では背景色及びカラーフォン トが発色しなくて、白色または標準色になってしまう。パソコンを長時間ヒートランし続けると着色するように なる。
2)ドライブスペースのプロパティーでDドライブ容量をみると実際は、5.8GBあるのに2GBの容量しか示さなくなり100%空いている状態である。
3)Dドライブにデフラグをかけてみると10%ぐらい進捗したところでエラーが発生する。
4)FDドライブ(2モード)に正常なFDを挿入し、エクスポーラで中身を眺めようとしても、時には「フォーマットされておりません。フォーマットしますか」のメッセージがでる。こんな時、パソコンを立ち上げ直すとよくなったりする。FDコントローラの標準ドライバーのせいかわからないが、動作が不安定である。
このため、Windows95へ戻したら、すべてOKである。再度Windows98にセットアップしたところ、
1)項は良くなった。他の2)〜4)項のトラブルはそのままであった。2)と3)項に問題があるのはHDDが悪いのではないかと思い、FDISKで全パーティションを削除した後、再度パーティションを作成、フォーマットをかけ、今度はいきなりWindoes98にセットアップを試みた。途中Windows95のCD−ROMに差替えながらなんとかインストールしたが、結果は同じである。
ノートパソコンがWindows95のOSRバージョンであったことから、ここから「ドライブスペース」と「デフラグ」を名前を変えCopyし、テストしたところバッチリ動作するではないか。Windows95と98との違いが分からない。しかし、なにかバクでもありそうな気がする。そこでインターネットでWindows Updateを呼んでみたがデフォルト画面はでるが、「製品の更新」をクリックするとスクリプトエラーになってしまい、情報が引出せない。
後で分かったところであるが、Windows98をオンラインで登録しなければ、インターネットから「製品の更新」ができないようである。
「システムの保存」をしないでセットアップしたのと同じ状態なので、Windows95へ戻すのはもう面倒である。我慢して暫く使ってみるしかない。
GETEWAY社にいろいろと質問したら、
2)項はトラブルでなくWindows98からは2GB容量しか示さなくなったとのこと。
3)項はHDDが悪いとしか考えられないとのことで、HDDが送付されてきたので、交換してみたらOKとなった。
ちなみに、HDDの品種は
交換前HDD IBM DHEA−38451
交換後HDD IBM DTTA−350840
である。
4)項のトラブルについて次の事項について確認するよう宿題をいただいたが、時々エラーになること。および、立ち上げ直すと良くなってしまうため、なかなかと確認ができない。
・フロッピーディクコントローラを再インストール後の動作確認。
・MS−DOSモードでの動作確認。
・FDDケーブルの抜き差し、および反転接続での動作確認。
などなど、いろいろと動作確認をしてみたが、異常は発見されなく、現在に至っている。どうやら落着いたようである。
小生のパソコンのOSはWindowsばかりである。店頭で、他のOS(特にLinux)用のパソコン雑誌がチラホラ見かけられるようになった頃。このOSで遊んでみたいと云う浮気の虫が騒ぎ始めた。でも、OS毎にマシンを分けるのは勿体ないし、そこで1台のマシンで色々なOSがブートできるソフトをと思い、次のソフトで試してみた模様を述べます。この種のローレベルのソフトをインストールする難しさをつくづく味わいました。
● 失敗談
Windows98が発売になってすぐ、PentiumU400MHzのマシンにインストールをと思ったがWindows98以外にLinuxも1台のマシンで使用したいとの欲望にかられ、カタログ等をみてこの目的に合致すると思われた「Partition It」なるソフトをゲットしました。(写真参照)
このソフトはHDD内のファイルを損なうことなくパーティション作成とアプリケーションの移動ができる「Partition It」とパソコンの起動時、複数のOSを選択できる「Select It」の2枚のCD−ROMで構成されていた。
マニュアルを読んでみると、500MBぐらいのHD容量ですとエラーがでるようである。小生のは8.4GBあるから大丈夫であると思い流し読みをした。またウイルス対策ソフトがインストールされていると、面倒な操作が必要のようである。そこで、これらのソフトをアンインストールしてとりあえず、「Partition It」をインストールしてみた。
インストール後、本ソフトを動作させてみたら、HDDそのものは認識しているがパーティション(Cドライブ 2GB ・・FAT16 Dドライブ6GB・・FAT32)が識別できずエラーが発生した。発売元へ問い合わせた結果、次の回答が得られた。
「ご質問のPartitionーItのエラーについて」
こちらはマニュアルの18ページでもご説明しておりますがHDDの情報とCOMS(BIOS)の情報が異なるためのエラーメッセージとなっております。
この場合はWinndows標準のFDISKにおいて数メガバイトの空き領域(領域を全く作っていない容量)を残して領域の切り直し(データーは消えてしまいます)をしていただければ認識できる可能性があります。
お客様の構成を拝見しますと第一ドライブが2パーティションに別れておりますので、出来ましたらDドライブのデーターをバックアップしていただきその領域をFDISKにて論理、拡張領域とも削除していただけましたらPartitionーIt側から見えるようになると思われます。
こちらの方法をご使用いただける環境にありましたらお手数ではありますがお試しいただければ幸いです。
早速、DドライブのバックアップをとりFDISKで空き領域(数メガバイトどころではなく32メガバイトの空き)をつくってみたら認識されるようになりました。また、任意のパーティションもきれるようになり、とりあえず第一段階をクリアーしました。
次のステップとしてアプリケーションのドライブ間の移動を試みましたが、単なるデータ等はテストOKでしたが、レジストリーに関係するソフトは移動できませんでした。
本ソフトが「大容量HDDに対応しているか」「FAT16とFAT32の混在に対応しているか」「100Mクロックで動作確認しているか」などいろいろと発売元とやりとりしましたが、最後は返品することで話がまとまりました。
1台のパソコンで複数のOSを使いたいとの考えは、見事水泡に帰しました。まったく骨折り損のくたびれ儲けとはこのことです。それにしてもソフト購入時点でせめてマニュアルに記載されている留意事項ぐらいは開示して販売すべきではないかと痛感した。
◎ 成功談
「雀百までおどり忘れず」とかの諺どおり、暫くすると何とか複数のOSがインストールできないかとの思いがもちあがってきました。そして、「システムコマンダ」と「パーティションコマンダ」なるソフトを入手しました。
マニュアルどおりインストールしましたが、次のトラブルに遭遇しました。
トラブルの概要:
1)System CommanderメニューからALT+Oを押すと、エラーメッセージがでて、OS
Wizardが起動しない。
2) 「スタート」「プログラム」から「パーティションコマンダー」を起動してもPartition
Commanderの「操作のヒント」が瞬間でた後、エラーメッセージに変わりWindows98の再起動が行われてしまう。DOSモードでPCW.EXEを実行してみても同じである。
本トラブルについて発売元と数回のキャッチボールを繰返した結果、次のことが判明しました。
上記のトラブルは、WindowsのFDISKにてパーティションを作成すると、起こることがわかりました。WindowsのFDISKは終了セクタを参照せずにパーティションを作成するため、パーティションのオーバーラップ状態などとなります。
Windowsは終了セクタを参照しないため起動できますが、この状態では最悪FDISKも起動できなくなります。
DOS/VのFDISKでパーティションを作成したら、OSのインストールおよびパーティションのリサイズ等うまく動作するようになりました。それにしても、Windoews95⇒98になろうとしている時代にDOS/V用のソフトが必要とはお粗末ではないでしょうか?
やっと、念願のWindows98とLinuxを1台のパソコンで使用できるようになりました。
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