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題名 デルス・ウザーラ
お勧めポイント
データ  監督:黒澤明
 制作:モスフィルム
 1975年 カラー 141分
お勧め文
 この映画は黒澤監督がソビエトに呼ばれて作ったもので、同名のノンフィクション小説を映画化したものだそうです。公開当時は日本でも久々の黒澤映画と言うことで結構話題になりました。
 内容は1902〜1907年のロシア未開の地の地理調査隊(軍人)とひょんな事から知り合った猟師が繰り広げる大自然との葛藤を描いたものです。
 簡単に言えば「アルプスの少女ハイジ」のハイジを鉄砲を持った猟師の爺さんへ置き換えて、アンハッピーなストーリーにしたと言ったところでしょうか。

 私がこの映画に引かれたのはストーリーではなく、その題名にあります。
 「デルス・ウザーラ」ってどういう意味? 人名? 地名? その他?
 日本映画なら「山田彦左衛門」なら人名と分かるし「六甲おろし」なら自然現象とすぐ分かるのにロシア語の原作のままの「デルス・ウザーラ」では一体何の事やらイメージが湧きません。
 さあ、一体「デルス・ウザーラ」とは何のことなのでしょう...答えは言いません。これを読んだ人は、きっと気になって夜も眠れなくなり、この映画が見たくなることでしょう。それがねらいです。

 どうしても答えを知りたい人はこのページのどこかにある隠しリンクを見つましょう。

 ちなみに下のイラストは映画のワンシーンですが、あまり重要なシーンではございません。
デルス・ウザーラのワンシーン