1999年 秋 新入スカウト歓迎ハイク 

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T.場所
    静岡県 足柄下群 湯河原町  幕山〜南郷山

U.アクセス
    JR東海道本線 東京駅〜湯河原駅    約 1時間50分

V.ルート難易度  ☆☆   

    Sin 湯河原駅
    1cp 五郎神社
    2cp 幕山
    3cp 南郷山
    Cos 湯河原駅

    Sin→ 1cp → 2cp → 3cp → 1cp → Cos

W.地図

国土地理院発行の地図では版が古いため、ルートになる道が掲載されていない。今回はハイキングガイドブック付属の地図を使用したが、現地で配布しているハイキングマップがかなり詳しくできていて使い勝手がよい。

〔実施報告〕

1.日程

    平成11年10月17日(日)  曇りのち晴れ

2.参加者

《 Leader 》
    伊藤裕通 隊長   中山達紀 副長   衣笠真二郎 副長補
     渡辺泰司 RS隊長   伊藤あさ子 補助者


《 Scout 臨時班》
〈バード班〉  阿部聡一郎 班長   竹居壮人 次長   小塚雅之
         渡辺修(新入)     田中優太郎(新入)

〈タイガー班〉 安達憲一 班長   渡辺泰裕 次長   浅野文亮(新入)
          小池聡智(新入)   八木涼(新入)

3.ハイキングの風景・出来事

天気は曇り。肌寒い。集合は6:45に東京駅丸の内中央口改札前。人気の全くないビル街を通り抜けて集合場所に向かうと、なんと、シャッターが閉まっていて中央口に入れない。シャッター曰く、「この中央口改札は7:30に開札します」。これは計画担当者の失敗(トホホ・・・)。しかたなく、「シャッター前集合」。

H君はどうやら大寝坊で来られないことを確認してから出発。7:20発の東海道本線に乗り込む。長い道中、車内で朝寝。早起きの眠気をぶっ飛そう!・・・新入隊員とA達は朝からテンション高くて大騒ぎ。まどろみかけていた隊長が一喝。

9:10湯河原に着く。朝礼の後、ハイク出発の支度をしていたらビックリ、壇上尚亮RS副長登場。お久しぶりです!檀上さんは湯河原で陶芸教室 “do陶芸館” の先生をしてらっしゃいます。秋シーズンは観光客が多くて大忙し、とのこと。ハイクに参加していただけないのは残念。9:50、檀上さんのお見送りを受けながらスカウトは班ごとに出発。ん?二班あるのに班旗が一本しか見えないぞ。ちゃんと持ってこい!

天気はまだ曇っていて寒く、上着がないと少し困るほど。でも、歩き始めると体も温まってくる。はじめは市街地を歩く。車が多い。気をつけろ!

1cpは五郎神社。ワークとしてスケッチをする。スカウト諸君、君たち神社を描いてるの?それとも近所の家?君らの絵ではわからん。

   
    1cpの五郎神社                     チェッカーの中山副長補

幕山が見えてくる。あの山に登るんだな。ふもとは整備された「幕山公園」。無料のキャンプサイトもある。かまど意外で火を使うことは禁止されているが、一級挑戦キャンプに最適。幕山登山口から入っていくと、左側の岩壁がロック・クライミング・スポット。大勢のクライマーが岩にはり付いている。

登りはそれほどキツクないが、汗をだらだらかきながら幕山山頂に登着。山頂は一面すすきに囲まれている。秋に来て良かった。眺めも良し。

    山頂で一休み! (^o^) 

   阿部班長代理と新入の渡辺。

ここでのワークは俳句の創作。スカウト諸君のお手並み拝見。 (採点は渡辺泰司RS隊長)

ハイキング とても疲れた ハイキング  (安達)      3/10
南郷山 けしきはとても きれいだな   (小塚)         5/10
山登り たいへんだけど たのしいぞ   (新入隊員:八木)  4/10
ハイキング とてもたのしい ハイキング  (阿部)        3/10
ハイキング つかれたけれど がんばった (新入隊員:浅野 ) 5/10

君たち!こんなのじゃ‘お〜い お茶’に入選できないよ!!

幕山から南郷山への道のりはかなりラク。途中、自鑑水(じがんすい)という名勝の池があったかが涸れていた。800年前にこの池の水を源頼朝が飲んだらしい。彼はすいぶん飲み過ぎた。

南郷山に着く。ここはかなり見晴らし良いがいいが、周りのすすきがかなりノッポで邪魔。午後になると晴れてきて、暖かくなってきた。先行(リーディング)のリーダーが到着し、後追い(バッキング)のリーダーが到着しても、待てど暮らせどスカウトが到着しない。「ははーぁ、道に迷ったな。」 しかしこのルートは道に迷ったら、その道は必ず下り坂。二つめの山、南郷山に上ることはわかっているんだから、「下りはおかしい」って、いつかはわかって引き返してくるはず。しかも道を間違えるほど分岐の数がないし、道標の多いかなり単純なルートである。リーダーはのんびり山頂で待つ。案の定、二班とも予定より二時間も遅れて到着。14:00、ここで遅めの昼食。

    
                     出発前のタイガー班とバード班

 伊藤隊長ご夫妻

南郷山から一気に下る。長い長いずっと下り。ここで遅れを取り戻せ!!

スカウトは後追い(バッキング)に追い立てられるようにして、なかば走りながらやっと湯河原に到着。スカウトは汗をかいて赤い顔。15:56 ハイク 終了。お疲れさま。

16:27 湯河原駅 発。18:09 東京駅 着。18:10 解散。結局計画通りの解散時間になった。


4.スカウトの感想

スカウトひとりひとりが作成した報告書のなかで、期限を守って提出されたものから掲載しました。スカウト諸君!一週間以内に提出しないとHPに載せられないよ!

☆ もっとらくだと思っていたのに、たいへんだったのでびっくりしました。(新入隊員:八木)

☆ なんとなく下りは登りといっしょでつかれるなぁと思いました。(新入隊員:小池)

☆ 何回も道をまちがえたのでかなりとうかった。(安達)

☆ こういうハイキングがあるから新入はたくましくなれるんだなあと思い、また自分ももっと力や知識をつけていきたいです。(小塚)

☆ このハイキングで反省するところは、やはり、一人でつっ走ってしまったところだと思う。班長やってるならば、班をうまくまとめていかなければいけないと思う。だからこの次は、班で一丸となって行動していきたいと思う。(阿部)


******  編集後記  ******

今回、初めてボーイ隊のホームページを開きましたが、皆さんいかがでしょうか??
見るのは楽しいですが、作るのは結構大変でした。でも、参加できなかったスカウトにも、見せてあげることが出きるので やりがいはありますね。皆さんの投稿記事お待ちしております。  (たいさん)


当日スカウト道に迷いすぎじゃないの?そんなにルートは難しくないよ。
スカウト・スキルをよーく磨くように。
ちなみに、今年の新入歓迎ハイクは私が計画し、そして私がこの記事を作成しました。
はぁ〜、疲れた。   (シンジロウ)


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