とうがらし地蔵(とうがらしじぞう)

tgsjz.jpg (82330 バイト) 福聚院(ふくじゅいん)の門を入ってすぐ右側にある。言い伝えによると、明治の中頃、この町に親切なお婆さんが住んでいた。唐辛子の大好きなお婆さんは、持病の喘息でせきに悩んでいて、医者には唐辛子を食べることを禁じられていたが、内緒で食べていて、やがて亡くなってしまった。近所の人達がお婆さんをあわれんで、地蔵尊を造り、好物だった唐辛子を供えて供養した。その後、この地蔵様にせきで苦しんでいる人が祈願すると治るので、お礼に唐辛子を供えるようになったという。