卵せっけん、その2

前回の卵石けんでは、トレース後に卵黄を入れてしまいぶつぶつになってしまい、大失敗。

その後、他のサイトや石けん本などで調べた結果、オイルと卵黄を混ぜておくパターンが一般であることが判明。

確かにこの方がなじみはよさそう…だけどアルカリに負けちゃわないでしょうか?うーん、疑問は残ります。

 

2001.12.2

前回の卵石けんで学校からくすねてきたパール状のNaOHがなくなってしまったので、近所の薬局で購入。

マツキヨ全盛のうちの市にあって、クエン酸やひまし油なども取り扱っている昔ながらの薬局は貴重な存在です。

(どれくらい全盛かと言うと最寄り駅の半径100m以内に3件もマツキヨがあるくらいです)

薬局のおじさんと「石けん作るんですよー」などと言う話をして、いよいよ石けん作り開始。

 

まずはココナツオイルとパームオイルを溶かすところから。お湯を沸かして溶かす間にNaOHaqを作ります。

開けてびっくり。話には聞いていたけどフレーク状なのね…慣れてないせいかちょっぴり扱いづらいです。

小さいかけらとか飛びそうだし。市販ではパール状のものは売ってないのかしら…

オイルと卵黄2個を入れてなじませます。卵黄の薄皮もきちんととって濾して入れます。

残った卵白はこのままヘアパックや料理に、殻の薄皮は化粧水の材料に、殻そのものは植木に入れます。

チャージしている間にココナツやパームは固まってきてしまったので、電気コンロでゆっくりと暖めます。

この時にゆっくり上げていかないと卵黄が固まってしまったりする可能性があるので慎重に、かきまぜながら。

…最近、温度計使っていないなぁ。手で触れてちょっと暖かいかなと感じるくらい(40度くらい)でNaOHaqをチャージ。

 

チャージしたのはいいんですが…なんか小さいぶつぶつが浮いてるんですけど…これって失敗かなぁ…

もっと低い温度で合わせた方がいいみたいです。オイルが融けて全体がなじむくらいで合わせちゃっても大丈夫な気がします。

 

で、2時間近くかき混ぜてるんですが…トレースが出そうで出ない。なんかアングレーズソース(とろみのないカスタードクリームですな)。

もう少ししたら型入れできそうなんだけど…という状態から早1時間。卵黄を入れた分オイル過多になってるのかしらん?

それからさらに30分後。我慢ができなくなって(せっかちだからさぁ)ローズマリーのエッセンシャルオイルを入れて型入れGO!

エッセンシャルオイルを入れたことでトレースがもっと出てるような気がするのも不思議。

今回はなぜローズマリーか?TaoさんのHPでみた石けんがとっても良さげだったからです。髪にも良いっていうしね♪

ローズマリーを入れたことで卵臭さもマスキングできたみたいです。でも物足りなくてラベンダーも入れちゃいました。

型は今回も牛乳パックです。洗わなくていい気軽さと石けんの大きさが一定にできるというところが最近気に入ってる理由です。

タッパーだとどうしても角が丸くなっちゃって、切り分けたときにいまいち見栄えがよくない。

牛乳パックだからって形が良いわけじゃないんですけどね。