ギブソン J−45 ADJ 
Gibson J-45 ADJ


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ブソンの中では廉価なモデルであるのだが、このJ−45は誰でも一度は憧れるのではないだろうか。 マホガニー単版から奏でる音は軽く、歯切れ良く、ストロークするときのコードがなんともバランスよく鳴ってくれる。

 昔、吉田拓郎がこれを使ってJ−45が本当に有名になったね。
『オンステージ ともだち』,『人間なんて』,『元気です』あたりのアルバムを聴いてほしい。 すさまじく良い音を出しているね。 当時安い国産のギターで、拓郎の曲をコピーしても似ても似つかん音しか出ないで、ほとほと自分の腕にガッカリしてしまったのだが、腕だけではなく、ギターそのものにも問題があった訳だ。

 そして、大学時代初めてのギブソン(ブラウンサンバーストの渋いJ−45)を手に入れたのだが、『むむむ、なんか違うぞぉ?』と思ってしまった。 まず形だ。 当時(80年代頃)、ギブソンはビンテージタイプの所謂“肩落ち”スタイルのJ−45を生産していなくて、ドレッドノートタイプのJ−45DELUXというものを作っていた。 このフィーリングに戸惑いを感じて結局、J-200jr.を買うときに下取りに出してしまったのだが、近年、J−45熱が俺の中で再加熱した。
 オールドを買うほど金は持っていなかったが、そんな折、信じられぬ事に新品で、しかもアジャスタブル・ブリッジ(サドルのネジを廻すことによって弦高をエレキギターの様に調節できる(下の写真))付きの60年代後半を彷彿させるJ−45がなんと山野楽器オリジナルとしてギブソンに特注を出し日本で売られていたのである。 ビックリ。
ありゃりゃりゃ。 これはどうしても何とかしなければ…!!  ちゅうことで、エピフォーンとタカミネの2台を手放し、手に入れてしまったわけなのだ。

それにしてもこのギター。 『人間なんて』弾くとおんなじ音するよー。 涙。