= STUDIO2 =

FOXYUN RECORDSのの作り方(執筆中)

STEP6 ファイルの整理
X68に取りこんだ音声は、主にリズムとフレーズとVOICE系の順に並べます。新しく曲を作り始めると、適当なディレクトリを作成し、その中に全ての音声を置いておきます。
 
A:\CD_WORKS\gabba\> dir
kick.m44 snar.m44 clap.m44 hhc.m44 hho.m44 crash.m44 melo1.m44 melo2.m44 voice1.m44 voice2.m44


そして必要なファイルを作成しますが、この場合は直前に完成させた曲のファイルをコピーして名前を変更する場合が多いです。
 

A:\CD_WORKS\gabba\> dir
kick.m44 snar.m44 clap.m44 hhc.m44 hho.m44 crash.m44 melo1.m44 melo2.m44 voice1.m44 voice2.m44
STOP.BAT gabba.BAT gabba.cfg gabba.zms


STOP.BAT はpcm8ppとZMUSIC関連のドライバー常駐を解除するバッチファイルです。
gabba.BAT はpcm8ppとZMUSICを常駐し、演奏を開始するバッチファイルです。
gabba.cfg は音声ファイルをどのノートに割り付けるかを記述しておくファイルです。
gabba.zms はMML形式のファイルで譜面を記述するようなものです。
 

A:\CD_WORKS\gabba\> more stop.bat
[TOF]
zp -s
zmusic -r
pcm8pp -r
[EOF]
A:\CD_WORKS\gabba\> more gabba.bat
[TOF]
pcm8pp -c8 -f7
zmusic -a -p3000
zmusic -d
zp gabba.zms
[EOF]


STEP7 音声ファイルの割り付け
まずはじめにgabba.cfgを編集して音声の割付をします。
 

A:\CD_WORKS\gabba\> more gabba.cfg
[TOF]
/* ADPCM BANK1
.adpcm_bank=1

.o2c = kick.m44
.o2d = snar.m44
.o2f = hhc.m44
.o2f+= hho.m44
.o2a = clap.m44
.o2b = crash.m44

.o3c = melo1.m44
.o3d = melo2.m44

.o4c = voice1.m44
.o4d = voice2.m44
=====略
.adpcm_bank=2
.o2c = kick_r.m44
[EOF]


上の例だとオクターブ2にリズム系、オクターブ3にメロディのフレーズ系、オクターブ4に音声などのファイルを割り付けています。リズムはほとんどこの割り当てで一貫してやっていますね。最初はこのように最小限のファイルでリズムなどを組んでいって、必要な音声ファイルが増えた場合には順次編集して増えていきます。ファイル数が増えていった場合には.adpcm_bank=2などとして付け足して、バンクを切替えると言う概念もあります。

STEP7 作曲開始
いよいよ一般的に打ちこみと言われるような作業の開始です。

A:\CD_WORKS\gabba\> more gabba.zms
[TOF]
[EOF]
 

(C)1999-2000 FOXYUN RECORDS