部長「まだ、ワープロしか出来んけどな」
部下「それで十分ですよ」
部長「そんなもんかね。でも同じような文章が繰り返す資料なんだけど
いちいち邪魔くさいな。」
部下「そんな時は一度入力した文章を使えばいいんですよ」
部長「え？」
部下「入力した文章をコピ−するんですよ」
部長「コピーか・・・」
部長はディスプレイを担ぎ始めた。
部下「何してるんです？」
部長「だってコピー機は経理部にしかないだろ」
部下「違いますよ。左ボタンを押しながらマウスで文章をなぞるんですよ」
部長「それならそうとはっきり言ってくれよ。初心者なんだから」
部長はぶつぶつ言いながらマウスをディスプレイにこすりつけた。
部下「何をやってるんですか」
部長「だってマウスでなぞれって・・」
部下「こうやるんです！」
部下はやって見せた
部長「何だ、ドラッグするのか」
部下「判ってるんじゃないですか！！」
部長「その後どうするんだ？」
部下「コピーが終わったら今度はペーストです」
部長「パンは苦手だな。やっぱり朝はご飯と味噌し」
部下「そりゃトーストでしょ。貼り付けたい場所にマウスを持っていって・・・」
部長はマウスをディスプレイにこすりつけた。
部下「わざとやってるでしょ」
部長「バレた？」
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