<営業部>

部下「部長、知ってました火星が大接近してるんですよ」
部長「そうなの」
部下「今回の接近は6万年に1度の大接近なんです」
部長「へえ。しかし何も真夏に来なくてもな。」
部下「何言ってんです?」
部長「冬に接近してくれれば良いのに。家のストーブ壊れちゃってね。
   火星が来てくれれば暖かくて買わなくても大丈夫だろ」

部下「火星といっても別に火で出来た星じゃないんですよ」
部長「そうなのか。てっきり火のかたまりかと思ってた。」
部下「ちなみに、木星も木で出来てるんじゃないですよ」
部長「そうか・・。木だからシロアリ対策が大変だなあと
   心配してたんだ。
   じゃあ冥王星も『冥王』で出来てるんじゃないんだろうな?」

部下「何ですかその『冥王』って」
部長「で、どれくらい接近するんだ?潮の岬沖40KMくらいか?
   進路によっては上陸も有り得るな。停電になったら困るな。
   今夜の『お茶の間映画劇場』楽しみにしてるんだ。
   あっそうだ!懐中電灯の電池が切れてた」

部下「台風じゃないんですよ。もっともっと遠いですよ」
部長「じゃあ、サントメ・プリンシペ民主共和国あたりか?」
部下「何処なんです!」
部長「ギニア湾上に浮かぶ小島国で面積は960km2人口は 14.8万人
   首都はサントメ、通貨はドブラ、経済概況は同国経済はカカオの輸出
   に依存していたが、現在では生産量は激減。内政混乱による不適切な
   もあり、経済不振が長期化している。対外債務残高は98年にGNPの670%
   に達した(00年は460%)。2000年度には世銀の100%及びIMFの80%の
   債務返済免除措置を受けた。関税自由地帯の創設構想も、現在進展は
   みられない。他方、近年の調査により同国周辺海域で石油鉱床の存在が
   確認され、開発の足枷となっていた周辺国との国境問題も解決し、
   2005年には石油生産が開始される見込みとなっている。
   また、観光業の発展が期」

部下「営業行ってきまあす」



                                                                           
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