<人事部>

部下「部長、うちの会社に入りたいっていう馬鹿な人が来てますけど」
部長「馬鹿は余計だ。お通しして」
来訪者は部屋に入った
部長「履歴書はお持ちですか?」
来訪者「いえ、持ってませんが」
部長「・・・。まあいいです。こちらから聞きます。生年月日はいつですか?」
来訪者「昭和35年1月10日です。」
部長「本籍と現住所は」
来訪者「神戸市須磨区です」
部長「何か資格は?」
来訪者「資格は「システムアナリスト」「中小企業診断士」「司法書士」「行政書士」「税理士」
    「簿記一級」あと、」

部長「わかりました。それ以上は結構です。他に何か特技はありますか?」
来訪者「英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語が話せます。」
部長「今はどこかにお勤めですか?」
来訪者「株式会社「優良企業」の営業本部長をやってます」
部長「あなたのようなエリート企業の本部長までされている優秀な方が何故うちのような
    会社に入りたいのですか?」

来訪者「トイレを借りたいんです」
部長「え?」
来訪者「このビルの前で『トイレを借りたいんで入っていいですか』とそこの女性に尋ねたら     ここに通されたんです」
部長「・・・・・。トイレはこの部屋を出て廊下の突き当りです。」
来訪者「では、拝借いたします」
来訪者は出て行った。
部下「今の人もちろん採用ですよね?」
部長「話を聞いてないのか!・・・帰る」
                                                                             

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