<人事部>

部下「部長、うちの会社に入りたいっていう物好きな人が来てますけど」
部長「物好きは余計だ。お通しして」
来訪者は部屋に入った
部長 「履歴書はお持ちですか?」
来訪者「何ですかそれ?」
部長 「・・・。まあいいです。こちらから聞きます。生年月日はいつですか?」

来訪者「何ですかそれ?」
部長 「・・・。あなたが生まれた日はいつですか?」
来訪者「そういえば、一昨日電車の中で。ハイヒールだったんで痛いの痛くないの」
部長 「何を言ってるんですか?」
来訪者「え、『踏まれた日はいつですか?』って聞くから・・」
部長 「・・・もういいです。じゃあ生まれたところはどこですか?」
来訪者「名古屋と浜松の間くらいです」
部長 「何を言ってるんですか?」
来訪者「いや、母が新幹線の中で産気づいちゃって。」
部長 「違う!その後どうしたって聞いてるんだ!」
来訪者「静岡で途中下車して病院へ運ばれたそうです」
部長 「誰がそんな事を聞いた!私が聞きたいのは」
来訪者「本籍と現住所ですか?」
部長 「わかってるなら先に言え!もういい。ところで何か特技はあるのか?」
来訪者「ラーメンの踊り食いです」
部長 「わけがわからん」
部下は電話をかけはじめた
部下 「あ、クーニャン飯店さんですか。有限害社人事部ですがラーメンひとつ」
部長 「注文しなくていい!」
来訪者「私は採用でしょうか?」
部長 「うるせー!とっとと帰りやがれ!」
部下 「え!もう帰っていいんですか?じゃあお先にしつれいします」
部長 「お前が帰るんじゃない!」
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