<新製品開発部>

部下「部長、マウスを使うときにキーボードから手を離さなくちゃいけないのって
   結構邪魔くさいでしょ」

部長「それって、また音声認識マウスの話か?(※社史参照)」
部下「あれは駄目です。試作品使ってみましたけど、少し長い時間使うと
    酸欠状態で妙にハイになっちゃうんです。」

部長「じゃあ何だ?キーボードの裏にボールを付けるのか?」
部下「いえ違います。そこで考えたのが、『マウス靴』」
部長「どうして『靴』だけ日本語なんだ・・・」
部下「靴の底にボールをつけるんです。で、
    足の親指の所に右ボタン、小指の所に左ボタン、足の中指の所にホイール
    が付いた中敷を入れて、足でマウスを操作するんです。」

部長「・・・」
部下「でも少し問題があるんです」
部長「一応聞いてやる」
部下「ボールと親指と小指のボタンは操作出来るんですけど、
    中指のホイールがうまく操作出来ないんです。足の中指ってうまく動かせないんですね。
    他の指まで一緒に動いちゃって。しまいには足がつっちゃって・・・。」

部長「・・・」
部下「それと不用意に立ち上がると、ボールが転がって股裂き状態になるんですよ。
    光学式でないと駄目ですかね」

部長「いや、ボールのままでいい。両足に履かせて、階段から突き落としてやる」

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