蛍
恋しいと 叫ぶが如く なく蝉に
なかぬ蛍は 我が身を焦がす
我もまた 蛍のごとく 身を焦がし
飛んでゆきたい あなたの元へ
身を焦がし あなたの元へ 飛んだとて
なぜに届かぬ 我が身の思い
okuno