■天津祝詞
高天原
(
たかまのはら
)
に
神鎮
(
かむず
)
まります、(先唱者)
神呂伎
(
かむろぎ
)
神呂美
(
かむろみ
)
の
命
(
みこと
)
もちて、
皇御祖
(
すめみおや
)
神伊佐那岐命
(
かむいざなぎのみこと
)
、
筑紫
(
つくし
)
の
日向
(
ひゅうが
)
の、
橘の
(
たちばな
)
小戸
(
おど
)
の、
阿波岐原
(
あわぎはら
)
に、
御禊
(
みそぎ
)
祓
(
はら
)
いたまう
時
(
とき
)
に、
生
(
あ
)
れませる
祓戸
(
はらいど
)
の
大神
(
おおかみ
)
たち、
諸々
(
もろもろ
)
の
曲事罪穢
(
まがことつみけがれ
)
を、
祓
(
はら
)
いたまい
清
(
きよ
)
めたまえと、
申
(
もう
)
すことの
由
(
よし
)
を、
天津神
(
あまつかみ
)
国津神
(
くにつかみ
)
八百万
(
やほよろづ
)
の
神
(
かみ
)
たち
共
(
とも
)
に、
天
(
あめ
)
のふち
駒
(
こま
)
の、
耳振
(
みみふ
)
り
立
(
た
)
てて
聞
(
き
)
こし
召
(
め
)
せと、
畏み
(
かしこ
)
畏み
(
かしこ
)
も
申
(
もう
)
す。