■祖先賛詞 


代々よよおやは(先唱者)
わが いえかみわが かみと  こころ くして いつまつらな 
こころ くして いつまつらな  とうときみ おやかみたちよ 
子孫うみのこのために いえはしらしずてたまい 
後裔はつこのために 生業なりわいまもたすけたまい 
幽世かくりよえぬ さかいにましませども 
慈しいつくみのみ 心はこころ 現世うつしよにかわらせたまわず 
さき 霊のみたままさきく 幸えさきわたまい 
くし 霊のみたまくしびに めぐみたまいて 
志はこころざし 真木まき柱のはしら うごきなく 
生業なりわいむす綱目つなめのゆるびなく 
真心まごころ きよらに はげつとめしめたまい 
親族うから 家族やから やわらぎ いて 
うら やすたのしましめたまい 
ついに 現世うつしよのことおえて 
かみのみ かどまいらん ときには 
必ずかならしも むかりたまい 
うらしみを うららしめたまわんものと 
かみのみ のりたえなるを 畏みかしこ 忝みかたじけな
おやめぐみのおぼろげならぬを 
うれしみ 喜びよろこもうすことを 
心もこころ すずやかに
こし したまえともうす。

あな くしびのみ おや御霊みたま
あな くしびのみ おや御霊みたま
あな 尊のとうとおやかみま
あな 尊のとうとおやかみま



(略詞)
たま 襷かだすきけて いのらな 代々よよおや 
おやのみ おやかみ幸をちはい