■天地賛仰詞
(終祭から五十日祭まで用いる)
俯仰するに(先唱者)
蒼天
高く
澄み
壤地
厚く
展けたり
天行は
健にして
生生
化育の
恵沢
遍
く万物を
潤す
地文は
之を
享けて
山紫
水明の
相を
呈すと
雖も
落花
枯凋の
風気
時に
万象を
包む
人身の
一代
亦
天地の
間に
在り
天寿の
長幼は
不定にして
人智の
測り
及ばざる
処なれども
正大なる
天地は
生死を
超えて
万人の
住処なり
神愛は
無量にして
我が
生神の
御取次
四時常に
開かれてあり
神慮は
深遠にして
我が
親神の
神比礼
四海
斉しく
隔てあるなし
奇しきかな
今此の
神縁に
浴することを
得たり
只管
身命の
来処を
奉謝し
一心に
積徳の
信行を
恪勤し
以て
天地の
無窮を
賛仰し
奉らん
天地の
無窮を
賛仰し
奉らん。